どんな利用シーンにも対応できるオールラウンドなバッグが欲しいなら、「Dell Proハイブリッド ブリーフケース バックパック15」が狙い目といえる。
このバックパックは、バッグ上部にある持ち手を使えば縦長のバッグ、側面にある持ち手を使えば横長のバッグとしても使える。さらに、付属のショルダーキャリングストラップを取り付ければ、ショルダーバッグとしても使える。
3通りの持ち方を簡単に切り替えられるわけだ。
寸法は約29(幅)×14(奥行き)×45(高さ)cmとスリムで、重量は約1.1kgある。容量は約19Lだ。
内部の収納も充実している。A4用紙を折りたたまずに収納できる大きめの収納ポケットを4つ備え、背中に接する部分に面ファスナーで開閉する薄いポケットがある。このポケットはバックパックスタイルで使う際の肩バンドを収納する際に使うものだ。
PCメーカーが手がけるバックパックだけあり、ノートPCの収納スペースには緩衝材がしっかりと詰まっている。メインスペースの表側には、薄めのポケットも備えている。上部の取手付近と、表面にもやや小さめのポケットが1つずつある。
バックパックとして使う際は、左側面にゴムバンド付きのポケットに折り畳み傘やペットボトルを収納できる。
特筆すべきは、ポケット内部のデザインが工夫されていることだ。
例えば、内ポケットの多くは、収納口を斜めに配置している。バックパックスタイルでも、ブリーフケーススタイルでも、出し入れをしやすくするための工夫である。
また、PCを収納するポケットは、メインスペースの内ポケットからケーブルを引き込める。内ポケットにUSB Power Delivery(USB PD)対応のモバイルバッテリーを入れておけば、移動しながらノートPCの充電が行える。
同バッグの表面は、耐水性保護素材で覆われている。小雨程度の雨水であれば、浸水のリスクもほとんどない。バックパックとして背負う際に背中に当たる部分と、肩ベルトの内側には、メッシュ素材が使用されているため、通気性も良好だ。
キャリーバッグのプルアップバーを通すためのベルトも備わっており、出張や旅行時の活躍も期待できるだろう。
電車通勤で最低限の荷物を携帯するなら、「Dell Premier スリム バックパック 15」にも注目したい。
こちらも寸法は約30(幅)×14(奥行き)×43(高さ)cmとスリムである。しかし、大きな収納スペースはノートPC用のポケットとメインスペースの2つだけで、他には小さめのポケットを表面に2つ備えるだけだ。容量は約15Lとなる。
Pro ハイブリッド比べると、使い勝手的にはミニマムといえる。しかし、肩バンドの厚みなどを考慮に入れると、ブリーフケース的な運用をしないなら、こちらの方が快適に使える。
構造的な特徴としては、メインスペースに設けられた小物用のポケットが挙げられる。ここにマウスやスタイラスペン、筆記具などを収納しておけば、すぐ取り出せる。また、先述のProハイブリッドと同様に、メインスペースの内ポケットからノートPC収納ポケットにケーブルを引き込めるようになっている。もちろん、はっ水加工を施した外装や、キャリーバッグ用のストラップなども備えている。
他のシリーズと比べると、ハイエンドのPremierシリーズはノートPCの収納ポケットに使われる緩衝材のデザインがやや異なる。
ポケットの底面と側面にEVAフォームの緩衝材が配置されているのはProハイブリッドシリーズと同様だが、ポケットの収納口のファスナーに沿うように、追加の緩衝材が入っているのだ。この緩衝材は厚みを確保する上でも役立っており、満員電車内での圧迫対策にもなっている。
ちなみに、ファスナー部分の引き手が樹脂製でなく革製になっているなど、ディティール面でも“プレミア”感が演出されている。
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