動作音の静粛さは、使っているとはっきりと実感できる。アイドル時でも動作していることが分かる程度の音で、足元に置いていたら気づかないくらいのレベルだ。ゲームよりも、CINEBENCH R23などのCPUに大きく負荷がかかるベンチマークテストの方が大きくなるようだが、それでもノイズは低く抑えられている。
それでいて冷却性能も優秀だ。室温20度の環境で、PCMark 10実行中のCPU最大温度は73度。最終盤のレンダリングテスト以外は50度前後で推移している。CINEBENCH R23の10分間レンダリングテストでも最高は75度だった。季節を考慮しても非常に優秀といえる。
ベンチマークテストで実証したように、G-Tune XM-Zは、重量級のゲームタイトルやVRコンテンツを快適に楽しめる優れた性能を備えている。ゲームだけでなく、ビジネスやクリエイティブ用途におけるパフォーマンスも高く、インタフェースなどもバランス良く備えているため、さまざまな用途で幅広く活用できる。
タワー型としては比較的コンパクトで扱いやすいボディーや、静音性が優秀な点も強調できるだろう。オンライン化、リモート化が進行し、自宅でPCを使うことが増えている昨今、自宅で長時間利用すること想定すると、扱いやすさや静かに動作することは重要な選択ポイントといえる。
直販価格は、評価機の構成で21万9800円(税、送料別)と、コストパフォーマンスも上々だ。4Kやリアルタイムレイトレーシングなどを活用した、高画質でゲームプレイを楽しみたいヘビーゲーマーの人から、ゲーミングを中心にさまざま活用し、在宅環境を豊かにしたい人まで、幅広いユーザーにお勧めできる製品に仕上がっている。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2021年3月9日