ベンチマークテストで、両モデルの性能を確認しよう。評価機のスペックは別途掲載しているが、IntelモデルはストレージのみBTOメニューで選択できないSSDが搭載されていたので参考として見ていただきたい。また、性能の比較対象として、3年前に発売されたビジネスノートPCのスコアも掲載している。
CINEBENCH R23はCPU性能がダイレクトに反映されるテストだ。CPUスコアではAMDモデルは2.75倍、Intelモデルも2.3倍以上と旧世代PCを圧倒するスコアをマークし、マルチスレッド性能に加え、日常操作など全般に影響があるシングルスレッド性能を示すCPUシングルコアでも旧世代から確実に進歩していることが分かる。
PCMark 10は、実際のアプリケーションを利用して、日常操作(Essentials)、オフィス作業(Productivity)、コンテンツ制作(Digital Content Creation)をシミュレートする。ここではメモリ容量やデュアルチャンネルアクセスの有無も影響したか、AMDモデルの優位がより目立っている。特にクリエイティブアプリを利用してコンテンツ制作を行うDigital Content Creationでは圧倒しており、旧世代PCからは約2倍のスコアだ。
消費電力の低さや静音性にも注目したい。動作音は、ボディーの正面20cmから計測したものなので、液晶ディスプレイの背後に収めてしまえば、どちらもほとんど気にならないようなレベルだ。また、長時間PCを利用する在宅ワークでは電気代もかさんでくるだけに、省電力であるのは歓迎材料だろう。
ドスパラのPCは、神奈川県にある綾瀬事業所に生産とサポートの拠点を集約している。国内に生産拠点を置くことで短納期を実現しており、購入したPCをいち早く使いたい人にとってはうれしいポイントだろう。サポート拠点も同事業所内にあるため、購入後も安心感が高い。電話サポートは24時間365日受け付けている。
PCショップとして長年の実績があるドスパラならではのノウハウを生かした代行サービスも魅力だ。面倒なOSの初期設定を代行してくれる「初期設定代行サービス」、古いPCからデータを移行したり、出張でPCを設置してくれたりと、さまざまなオプションサービスが用意されており、PCに詳しくない人でもPCが使える状態になるまで丁寧にサポートするメニューが選べるのも心強い。
複数の定額プランで、購入後のトラブルやメンテナンスを手厚くフォローする「セーフティーサービス」も注目だ。過失による故障も無償修理の対象となる最長3年間のワイド保証の他、代替機の無償貸し出し、パーツ増設交換無償サポート、買い替え時の中古買い取り価格アップや新品購入時値引きといった特典が受けられるプランも用意されている。
これまで見てきたように、ドスパラのminiシリーズは、省スペースボディーながら高性能、3画面出力や高速で安定した通信機能を備え、そして動作音が静かで省電力でもある。テレワークやテレスクールをはじめ、自宅で日常的に使うPCとしての条件を見事に満たしているといえる。好みのキーボードやマウスを使えたり、大画面TVの脇に置いたり、液晶ディスプレイの背面に取り付けてオールインワン型PCとして使えたりと、自由度が高く公私にわたって活躍してくれることだろう。
容積2L以下で約1.35kgの超小型ボディーは、会社とサテライトオフィス、自宅の間をノートPCのように持ち運んだり、万が一故障しても気軽に店頭に持って行ったりすることもできる。一般的なデスクトップPCとは異なる本モデルならではの特徴だろう。
AMDモデルの直販価格は6万9980円、Intelモデルは5万9500円だ。Webページで気軽に買うもよし、全国各地にあるドスパラ店頭でじっくりと触って買うのもよしだ。ニューノーマル時代の新たな選択肢として、ぜひ注目してほしい。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2021年2月28日