Endeavor NA710Eとの組み合わせにお勧めの周辺機器が、エプソンのモバイルディスプレイ「LD16W61」だ。15.6型の大画面ながら、重量はわずか約630g、スタンド兼用カバー込みでも約1.1kgと軽い。フレームレスに近いレベルのスリムベゼルデザインのため、フットプリントも小さく、携帯性は抜群だ。
USB Type-C(DisplayPort Alternate Mode)とHDMIの2系統入力をサポートしているが、より真価を発揮するのはUSB Type-Cでの接続だ。USB Type-Cケーブル1本で画面出力とディスプレイの電力供給が行え、別途ACアダプターなどを接続せずスマートに、いつでもどこでもデュアルディスプレイの快適な環境を構築できる。
ビジネス用途では、WebページやPDF、写真素材など、資料を参照しながら入力作業をすることが多い。最近ではビデオ会議だけでなく、オンライン研修や社内研修などで動画教材を見ながら作業をするといった場面も多くなっている。そのような場合に、ディスプレイが2画面と1画面ではストレスが段違いだ。生産性向上のためにも、ぜひとセットでの導入を検討してほしい。
ビジネス用途では、在宅ワークだけでなくオフィスにある既存の周辺機器やシステムとの併用を求められる場合も多い。
そういった場合にお勧めなのが、「Endeavor NA521E」だ。約1.11kg(最軽量構成時)の軽量ボディーに最新のIntel第11世代Coreプロセッサを搭載する。アナログRGB出力に対応したディスプレイ出力(D-Sub 15ピン)やギガビット対応の有線LAN端子、SDメモリーカードスロット(SDXC/SDHC対応)を含め、多数の接続端子を標準で備えているのが特徴だ。
従来モデルから、広視野角のWebカメラを採用することでより広く映るようになり、ノイズキャンセル対応のマイクに加え、スピーカーも1.5W×2と音量アップで聞き取りやすく強化され、オンライン会議がより快適になった。
以上のことから、個別にマイクやヘッドセットを準備しなくても即テレワークが可能な上に、セキュリティとスピーディーなログインを両立できる指紋センサーを内蔵するなど、テレワーク向けの機能もしっかりと完備している。
Endeavor NA521EもEndeavor NA710Eと同様に、BTOメニューでスペックの変更に対応しており、業務内容や予算に応じたスペックに最適化できる。CPUは、最新の第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake-U)を採用しており、4コア8スレッドでGPU性能も高いCore i7-1165G7を筆頭に3種類から選べる。メモリは4GBから最大32GBまで、ストレージはM.2 SSDを搭載しており、128GBから最大1TBまで選ぶことが可能だ。
なお、最近のノートPCはスリム化を優先する関係でバッテリーは取り外しができず、メモリもオンボード実装するケースが多い。その点、Endeavor NA521Eは着脱式のバッテリーを採用しているだけでなく、底面のカバーを外すだけでメモリソケットにアクセスできる。ユーザーが好みのタイミングでバッテリーを交換できたり、購入後のメモリ交換や増設が容易にできたりするのも見逃せないところだ。
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