マウスコンピューターは、2019年5月から浦和レッズの「オフィシャルPCサプライヤー」となり、2020年2月にはオリジナルデザインのノートPC2モデルを世に出した。2021年、その後継となるモデルが大幅にパワーアップして登場している。どこが変わり、何が変わらなかったのか、実機を細かくチェックした。
2020年に発売されて話題となった、マウスコンピューターの浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)オフィシャルノートPCに、2021年度モデルが登場した。
この2021年度モデルでは、オフィシャルパソコンならではの各種特典を継承しつつ、PCとしての性能や機能を大幅に強化した。CPUのパフォーマンスは何と約3.2倍(15.6型モデル、マウスコンピューター調べ)となり、Wi-Fi 6への対応、USB Type-Cでの充電をサポートするなど先進的な仕様も取り入れ、格段に魅力が増している。
ラインアップは、持ち運びに適した薄型軽量の14型モデル(mouse X4-R5-URDS)と、さらに大きな画面となる15.6型モデル(mouse X5-R7-URDS)の2種類だ。今回は、15.6型モデルを通してその魅力をじっくりと見ていこう。
マウスコンピューターといえば「国産パソコン」で名をはせている。ほぼ全てのPCを長野県飯山市の工場で生産することにより、高品質と短納期、BTOによるカスタマイズを両立させている。
同社は近年、SDGs(Sustainable Development Goals=国連で採択された世界規模の持続的開発目標)の取り組みを発表するなど、社会貢献や地域貢献も積極的に進めている。今回のオフィシャルモデルも、同社の創業地である埼玉県春日部市(現在も「春日部ダイレクトショッププラス」がある)と隣接しているさいたま市をホームタウンとする浦和レッズがタッグを組んだものだ。
浦和レッズのオフィシャルパソコンは、浦和レッズのエンブレムをデザインしたオリジナルの化粧箱で届けられる。レプリカユニフォームなど他のレッズグッズと一緒に飾っても違和感のない存在感がある。
ボディー天面部分には、浦和レッズのイメージカラーであるレッドを配色しつつ、「URAWA REDS」のシルバーミラーロゴを配置する。誰が見ても浦和レッズモデルだと分かるデザインであり、持っているだけで“レッズ愛”をアピールできるだろう。
さらに、キーボードの「R」「E」「D」「S」キーをレッズカラーに配色した演出もうれしい。ゲーミングノートPCでは、ゲーム操作でよく使う「W」「A」「S」「D」キーを目立たせている例があるが、一見それと思わせておいての「R」「E」「D」「S」は心憎い演出だ。キーボードと向き合っている間も、レッズとともにいる一体感を得られるだろう。
この浦和レッズオフィシャルパソコンには、オリジナルデザインの壁紙が標準でプリインストールされている他、追加で3種類のオリジナル壁紙が作成されており、同社のWebサイトからダウンロード可能だ。本製品の液晶ディスプレイの解像度と同じ1920×1080ピクセルで作成されており、そのままぴったりサイズで使える。画面でもレッズ愛をアピールできるのはポイントだろう。
浦和レッズオフィシャルパソコンは、PCとしての性能や機能も極めて優秀だ。2020年度モデルも完成度は高かったが、2021年度モデルではさらに磨きがかかっている。
ここで取り上げる15.6型画面モデル(mouse X5-R7-URDS)は、重量が約1.49kg、ボディーの厚さが約17.9mmの薄型軽量ボディーに、大きな画面と高性能なCPU、さらに公称値で約18.5時間と長時間動作するバッテリーも備え、新生活にもぴったりな万能モデルだ。
画面解像度は1920×1080ピクセルに対応し、表面は光沢のないノングレア仕上げになっている。照明や外光などが画面へ映り込みにくいため、場所を選ばずに利用できる。
キーボードの品質も良好だ。キートップに微妙なくぼみがつけられているおかげで指が置きやすく、スイッチの感触も良好でとても打ちやすい。仕事や学習で長文をタイピングするような用途でも快適に使えるだろう。
続いて、インタフェース回りを見ていく。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2021年5月14日