自宅のネットを速くしたいならこれ! 1.4万円台で買えるTP-Linkの良コスパWi-Fi 6ルーター「Archer AX73」の魅力に迫る(2/3 ページ)

» 2021年04月30日 10時00分 公開
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より高速な「Wi-Fi 6ルーター」を手に入れよう!

 たくさんの水を流せる水道管を手に入れても、肝心の蛇口が細ければ水道管を太くした意味はない。高速かつ快適なインターネットを実現するには、Wi-Fiルーターの性能も合わせてチェックしたい。

 Wi-Fi(無線LAN)はルーター(アクセスポイント)と、ルーターにつながるクライアント(スマホ、タブレット、PCなど)の双方が対応する規格によって最高通信速度が左右される。

 現時点で一番高速に通信できるのは、最新の「Wi-Fi 6(ワイファイシックス)」と呼ばれる規格である。Wi-Fi 6の正式な名前は「IEEE 802.11ax」で、単に「ax」と呼ばれることもある。理論上の最大通信速度を向上しただけではなく、Wi-Fi機器がたくさんある状況や電波が混み合う状況における実効通信速度を向上していることがポイントだ。

Wi-Fi 6のイメージ図 Wi-Fi 6は、多くの機器が存在したり電波が混み合ったりする状況における通信品質を向上させている

 Wi-Fi 6に対応する機器は意外と多い。スマホなら「iPhone 11」以降のiPhoneは全て対応しているし、Androidスマホでも「Galaxy S21シリーズ」を始めとする現行のハイエンド機種ならほぼ例外なく利用できる。ノートPCでも、最廉価モデルなどごく一部を除いてWi-Fi 6に対応している。ゲーム機なら「PlayStation 5」で利用可能だ。

 繰り返しだが、Wi-Fiはルーターとクライアントの双方が最新規格に対応することで、その真価を発揮できる。もしも手持ちのスマホやPCなどにWi-Fi 6対応機器があるなら、ルーターもWi-Fi 6とすることで高速かつ快適な通信を手に入れられる。

 “詰まりづらい水道管”と“太い蛇口”をそろえることで、オンライン授業やテレワークはもちろん、4K/8K動画のストリーミング再生、ゲーム機でのゲームやコンテンツのダウンロードも快適になる。

 「おうち時間」を豊かにするためにも、「高速なインターネット回線」と「Wi-Fi 6ルーター」は、基本として頭に入れておきたい。

接続性 左の「arrows 5G F-51A」(NTTドコモ)と右の「iPhone 12 mini」(Apple)は共にWi-Fi 6に対応している。Wi-Fi 6ルーターに接続すると、Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)ルーターよりも高速かつ安定した通信を期待できる

Archer AX73のWi-Fi 6は“高コスパ”仕様

 Archer AX73は、「5GHz帯」「2.4GHz帯」両方のWi-Fi 6に対応しており、理論上の最高通信速度は5GHz帯で4804Mbps(毎秒約600MB)、2.4GHz帯で574Mbps(毎秒約72MB)となっている。Archer AX73の税込み実売価格は1万4960円で、4804MbpsのWi-Fi 6に対応するルーターとしては手頃だ。

 簡単にいえば、通信の高速化の恩恵を得やすい5GHz帯の強化に注力することで、「Wi-Fi 6のメリットの最大化」と「コストパフォーマンス」を両立したことがAX73の特徴である。

4804Mbps対応 Archer AX73は5GHz帯と2.4GHz帯で合計5378Mbpsの通信に対応する。5GHz帯の高速化に注力することで、Wi-Fi 6の高速通信とコストパフォーマンスの良さを両立している

 先述の通り、Wi-Fi 6は機器がたくさんあったり電波が混み合ったりするシーンにおける実効通信速度を向上している。Archer AX73では、通信のコントロールに1.5GHz駆動の3コアCPUを使うことで、接続機器の多い状況下でのパフォーマンスを向上している。結果として、Archer AX73では最大80台のWi-Fi機器を同時接続できるようになった。

 Wi-FiにつないだノートPCでWeb会議に参加していたら、最初は快適だったのに、突然コマ落ちや画質の低下が起こった。調べてみたら、別の家族が動画のストリーミング視聴を始めたり、オンライン授業を開始したりしたタイミングで遅くなっていた。「インターネット回線の通信速度が遅いのかな?」と思って後で速度テストをしてみたら、これらを同時に行っても問題のない速度が出る――最近よくあるシチュエーションだ。

 インターネット回線の通信速度が十分であることが前提だが、Archer AX73とWi-Fi 6対応デバイスを組み合わせれば、このような状況から“卒業”できるだろう。

変調方式 Wi-Fi 5から変調方式(デジタルデータと電波の変換方法)を変更することで、Wi-Fi 6では接続デバイスが多いことに起因する通信速度の低下が起こりづらくなった

電波の届く範囲の広さも魅力

 Wi-Fiルーターでは、家の隅々まで電波が届くかどうかという点も問題になりやすい。例えば、Wi-Fiルーターを1階のリビングに設置したとする。このリビングでは当然快適な通信を期待できるが、2階や3階では電波が届かず、Wi-Fi自体の利用が困難――よくある話だろう。

 Wi-Fi 6では電波が弱い状況における通信品質の向上も行われている。従来のWi-Fi規格では「圏外」だった場所でも、Wi-Fi 6であれば「圏内」となる可能性がある。端末のある方向に強く電波を放出する「ビームフォーミング」と組み合わせれば、圏内となる場所はより広がるだろう(※2)。

 Archer AX73は、これらの特徴を備えつつ、6本の外付けアンテナで電波のカバー範囲を広げやすくしている。電波が届きにくそうな場所に向かってアンテナを向ければ、圏内の場所をさらに広げられるはずだ。

 ただし、それでも電波が届かない場所が生じることもある。TP-Linkではそのような状況に対するソリューションも用意しているが、詳しくは後述する。

(※2)ビームフォーミングを利用する場合は、クライアント機器にも対応が必要です

アンテナ Archer AX73の外観的な特徴の1つである6本のアンテナ。電波の届きづらい方向に向ければ、エリアカバーを広げられる

ネットワークポートは1Gbps対応

 Archer AX73のネットワーク(有線LAN)ポートはLAN(家庭内回線)側、WAN(インターネット回線)側共に1000BASE-T(1Gbps)に対応している。家庭向けの固定インターネット回線の多くは、最高通信速度が1Gbpsとなっている。その現状を踏まえて「必要十分」なポートを備えた格好だ。

 また、Archer AX73はUSB 3.0 Type-Aポートも備えている。ここにUSBメモリやUSB HDD/SSDを接続すれば、家庭内で写真、動画や音楽を共有できる。設定にはある程度の知識が要求されるため「万人向け」とはいえないが、腕に覚えのある人なら間違いなく便利に使えるだろう。

背面 背面のネットワークポートは、全て1000BASE-Tに対応している。有線LANにのみ対応するTVやゲーム機の接続にも使える
USBポート USB 3.0 Type-Aポートは右側面にある

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提供:ティーピーリンクジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2021年5月6日

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