ベンチマークテストで、本製品の性能を確認しよう。
CINEBENCH R23のCPUスコアは9121だ。8コア16スレッドならではの優秀なスコアであり、CPUのパフォーマンスをしっかり引き出せていることが分かる。
PCMark 10でも、Essentials(日常操作)、Productivity(オフィスアプリ中心の作業)、Digital Content Creation(コンテンツ制作作業)、いずれのスコアも旧世代のゲーミングノートPCを大きく上回るスコアだ。
3D描画性能も優秀だ。3DMarkでは、FireStrike(DirectX 11)、TimeSpy(DirectX 12)、Port Royal(DirectX Raytracing)、いずれのスコアもGeForce RTX 3060 Laptop GPU搭載ゲーミングノートPCの中でも、最上位クラスといえるスコアをマークしている。
実ゲームのベンチマークは、ディスクリートモードで実行した。JeSU公認PCの検証タイトルにも含まれる「ストリートファイターV チャンピオンエディション」では、WQHDの最高画質設定で上限の60fpsだった。また、「レインボーシックス シージ」では最小フレームレートで250fpsを超えた。165Hzの高速リフレッシュレートでも、楽々とコマ落ちなしの上限張り付きプレイが可能なスコアが出ている。
放熱性能も十分な印象で、ベンチマークテストで高負荷をかけても手がよく触れるパームレストまで熱くなるようなことはなかった。高負荷時にはファンの風切り音が大きくなるが、ゲーミングノートPCとしては特別大きいわけでもなく、耳障りという印象はない。
G-Tune E5-165は、ベンチマークテストで極めて優秀なゲーミング性能を実証した。描画負荷が高い重量級タイトルをWQHD解像度の高画質で快適にプレイでき、フレームレートが重要な競技性のタイトルでは、高フレームレート/高リフレッシュレート環境で楽しむことができる実力を備える。ゲーミングノートPCとしては文句のない仕上がりだ。
リフレッシュレート165Hzの液晶ディスプレイは、高輝度/広視野角で広色域、発色にも優れる。ゲームはもちろん、ビジネスにもクリエイティブ用途でも有用だ。豊富なディスプレイ出力やWebカメラ、ノイズキャンセル対応のマイクなど、テレワークで必須の機能も網羅している。
スリムでコンパクトなボディーはいい意味でゲーミングノートPCらしくない面があり、ビジネスやクリエイティブシーンで活用する場面でも浮いて見えることはなさそうだ。持ち運びもしやすく、場所を選ばずに活躍してくれるだろう。
直販サイトの価格は、税込みで19万7780円からと内容を考えるとリーズナブルだ。ゲームのためだけと考えると抵抗がある人でも、省スペースで持ち運びができ、在宅ワーク、オンライン授業も快適にできるなれば、グッと魅力的に見えてくるのではないだろうか。
このように、G-Tune E5-165はライト層からヘビーゲーマーまで幅広い層に訴求できる魅力を備えており、ゲーミングPCの導入を考えている人はもちろん、パワフルなノートPCを探しているならば、本製品を検討対象に加えることをお勧めしたい。
文中でも触れたが、G-Tune E5-165には、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)が公認したモデル「G-Tune E5-165J」(税込み21万9780円)も用意されている。標準構成でメモリが32GB、ストレージは1TB SSDに強化済み(BTOで変更可能)なだけでなく、ゲームプレイヤーと大会運営の2つの視点で設定された独自のレギュレーションで検証済みなのもポイントだ。
今後、JeSUが主催するゲーム大会でも利用されるモデルであり、公認PCは最大5年間の延長保証にも加入できる。長期間にわたって使う際も安心だ。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2021年6月20日