スマートなボディーにRTX 3080の戦闘力! カテゴリーを超える「GS66 Stealth 11U」の魅力に迫る(2/3 ページ)

» 2021年07月09日 10時00分 公開
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こだわりの冷却システムで高性能CPU/GPUの性能を引き出す

―― 新たに採用した第11世代Coreプロセッサの中でもハイエンドなCore H45の性能はどうでしょうか。

新井氏 GS66 Stealth 11Uとして発表した2モデルは、いずれも8コア16スレッド対応のCore i9-11900Hを搭載しています。先代のGS66 Stealth 10U(Core i9-10980HK搭載)に比べても、しっかりと性能向上が確認できています。マイクロアーキテクチャが変更されているので単純には比べられませんが、キャッシュが増えたこと(16MB→24MB)も効果的だと感じています。

GS66 Stealth 11U ノートPC営業部 プロダクト課 課長 新井雅俊氏

―― GPUにはGeForce RTX 3080 Laptop GPUまたはGeForce RTX 3070 Laptop GPUを搭載しています。かなりのハイスペックですね。

新井氏 ゲームにおいては、高解像度/高画質でのプレイ、あるいは超高速なフレームレートでのプレイができます。フルHDモデルはリフレッシュレート300Hzに対応していますので、フレームレートが高ければ高いほど滑らかで残像感のないプレイができます。クリエイティブ面でもGPUレンダリングに対応した3DCGソフトやビデオ編集ソフト、あるいはゲーム開発ツールなどではGPU性能が作業効率に大きく影響するため、需要は高いですね。

―― 薄型ボディーに、これだけのハイスペックなパーツを内蔵するのは放熱設計が大変ではないでしょうか?

新井氏 そこが当社の得意とするところです。GS66 Stealth 11Uには、独自のトリプルファンの放熱システム「CoolerBoost Trinity+」を導入しています。CPUとGPUの冷却ラインをそれぞれ独立させることで、CPUとGPUのどちらの性能もしっかりと引き出すことができます。CPUとGPUでヒートパイプを共有しないため、パイプの本数が増えてコストはかかるのですが、強力かつ効率的な冷却を実現するためにこだわっているポイントです。

GS66 Stealth 11U 独自のトリプルファンの放熱システム「CoolerBoost Trinity+」を採用する。CPUとGPUでヒートパイプを共有せず、それぞれ独立したパイプでファンへと導くのがこだわりのポイントだ

―― GPUの最大グラフィックスパワー設定を教えてください。

新井氏 GS66 Stealth 11Uは95Wです。大柄なハイエンドモデルのGEシリーズでは155Wにしていますが、ボディー設計の範囲内で最適化を図っています。95Wの範囲内で最大限の性能を引き出していますので、GeForce RTX 3080 Laptop GPUならではのアドバンテージはきっちりと出すことができています。

―― ユーザーによっては、性能よりも静音性やパームレストの温度などを気にする方もいると思います。そのあたりの配慮はいかがでしょうか?

新井氏 さまざまなニーズにお応えするために、パフォーマンスモードをユーザーが選択できる機能を「MSI Center」ユーティリティーとして用意しています。ここで「Silent」モードにしていただくと、性能は多少制限されますが、静かで快適に使っていただけます。これ以外にも、性能と静音性のバランスをとった「Balanced」モード、パフォーマンス重視の「Extreme」モード、ファンを常時フル回転させる「CoolerBoost」モードといったものも用意していますので、お好みに合わせて使い分けていただけます。

GS66 Stealth 11U GS66 Stealth 11Uの底面。細かい放熱口から吸気を行い、背面へと排気する

広色域の画面に最新のThunderbolt 4を装備

―― クリエイティブ用途では、ディスプレイの品質や性能も重要な要素と思います。パネルの種類や色域などが公開されていると安心して購入できます。そのあたりについてはいかがでしょうか。

新井氏 ハイエンドPCなので、上位の4Kモデル(GS66-11UH-321JP)は、Adobe RGB相当であることを公開しています。クリエイターの方から支持しただいているのは、ハイスペックで広色域のディスプレイを搭載していることが大きいようです。レビューで評価いただいたYouTuberやブロガーの方からも、自分で買いたいと言っていただくことが多いです。フルHDモデル(GS66-11UG-1026JP)のリフレッシュレート300Hzモデルも、sRGB相当の色域をカバーしています。

GS66 Stealth 11U 左が前世代の4Kモデル(GS66-10UH-001JP)で、右が最新の300Hz対応フルHD液晶ディスプレイモデル(GS66-11UG-1026JP)。最新世代の4Kモデル(GS66-11UH-321JP)も発表済みで、今後国内でも発売予定だという

―― ノートPCでテレワークをされている方もいると思います。セキュリティ機能やビデオ会議で使うWebカメラやサウンド機能などが注目されています。そのあたりはいかがでしょうか?

新井氏 Webカメラはもちろん搭載しております。Windows Helloに対応した顔認証カメラも内蔵しており、セキュリティを確保しながらスピーディーにログインすることができます。デンマークの高級オーディオメーカー「DYNAUDIO」とのコラボレーションで開発したステレオスピーカーを備えていますので、薄型としてはかなり高い音圧で良いサウンドを再生できます。3.5mmのオーディオ端子もハイレゾ対応です。

阿部氏 GPUに採用したGeForce RTX 3080 Laptop GPU(グラフィックスメモリは16GB)は、NVIDIAが配布している配信ソフト「NVIDIA Broadcast」が利用できます。AI処理による高度なノイズキャンセルやバーチャル背景などを利用でき、Zoomなどの配信アプリとも簡単に連携して使えます。

 有線LANは高速な2.5GBASE-T対応で、無線LANはWi-Fi 6対応と通信回線も高速です。Killerのユーティリティーで有線/無線の同時利用や使い分けをしたり、帯域を優先するアプリを指定したりできるので、テレワーク時のビデオ会議、あるいはゲーム配信も快適に行うことができると思います。

―― USB Power Delivery(USB PD)に対応していますか?

新井氏 左側面にあるUSB Type-C端子はThunderbolt 4対応で、USB PDにも対応しています。標準で付属するACアダプターは出力230W仕様であるのに対し、USB PDは最大100Wまでの規格ですので、ゲームなど高負荷がかかる作業では電力が足りません。ただし、65W以上のACアダプターであれば、非使用時の充電やテキスト入力中心のビジネス作業など、ベーシックな動作は可能です。また、Thunderbolt 4はThunderbolt 3の上位互換ですので、プロのクリエイター向けに普及しているThunderbolt 3対応の高速ストレージなどもそのまま本来の性能で利用できます。

―― 65Wであれば何とか使えるというのは便利ですね。キーボードもあまり入力音がしないので、ビデオ会議や配信で音を拾ったりはしなさそうですね。

新井氏 ハイエンドモデルですので、SteelSeries製の高品質キーボードを搭載しています。ユーティリティーの「SteelSeries Engine 3」ではLEDの発光制御もできますが、クリエイティブアプリでよく使うショートカットキーを、マクロとして登録しておける点もクリエイターのみなさまからは好評と聞いております。

GS66 Stealth 11U 40Gbpsの高速データ転送、ディスプレイ出力など、マルチに使える最新のThunderbolt 4端子を搭載する。USB Power Deliveryにも対応している
GS66 Stealth 11U 1キーごとに発光制御できる「SteelSeries Per-Key RGB」を搭載しており、RGB LEDで派手に光らせることも可能だ。タイピング音が静かで感触も良好だった

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提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2021年7月31日

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