Deco X90は単体のWi-Fi 6ルーターとしても非常に高性能である。ただ、それだけに値段は少々高い。
「Wi-Fi 6のメリットにはあずかりたいけれど、もう少し価格は抑えたい」という人には「Deco X20」と「Deco X60」という選択肢もある。両モデル共にDeco X90よりもコンパクトなので、置き場所に困らないことも魅力だ。
2台セットの想定販売価格は、Deco X20が2万2880円、Deco X60が3万3880円となっている。
両者共にデュアルバンドモデルだが、最大通信速度に以下の通り違いがある(いずれもWi-Fi 6通信時)。
5GHz帯での通信速度を重視する場合はX60をお勧めする。いずれのモデルも、LAN/WANポートを2基備えるが、どちらも1000BASE-Tとなる。AIメッシュにも対応しない。
ただし、同時接続台数は両モデル共に150台で、1台当たりのカバー面積はX20が最大165平方メートル(2台で370平方メートル、112坪)、X60が最大230平方メートル(2台で460平方メートル、139坪)と日本の家庭環境をカバーするには十分なスペックを備えている。
なお、X20/X60はX90の子機としても利用できる。設置場所において高速な通信が必要ない場合は、X90を親機、X20またはX60を子機として設置すれば導入コストを抑制できる。
DecoシリーズのメッシュWi-Fiルーターは、有線LANを使ってメッシュWi-Fiネットワークを構築する「イーサネットバックホール」という機能に対応している。
有線LANケーブルを張り巡らせられる住宅環境であれば、イーサネットバックホールを使えばWi-Fiの帯域をフルに生かせるようになる。詳しくはFAQサイトを参照してほしい。
Decoシリーズにはルーターベースのセキュリティ機能を備えている。Deco X20/X60ではペアレンタルコントロール(保護者による接続制限)機能やアンチウイルス、QoS(優先通信機能)に対応する「HomeCare」を、Deco X90では、その上位版でさらに高度な機能を利用できる「HomeShield」が用意されている(一部有償)。
ただし、ネットワーク構成によってはセキュリティ機能を利用できない場合もある。サービスの詳細はサービスサイトを確認してほしい。
簡単にまとめると、以下のいずれかに当てはまる環境では、ケチらずに素直にDeco X90を購入することをお勧めする。
一方で、通信速度をある程度妥協できるなら、Deco X20/X60を購入すればWi-Fi 6のメリットを生かしつつ、導入コストを抑えてメッシュWi-Fiを導入できる。先述の通り「親機はX90、子機はX20/X60」という組み合わせも“アリ”だ。
過去に発売されたDecoシリーズは、全てX20/X60/X90の子機として運用できる。親機をWi-Fi 6対応にアップグレードして、今までの親機を子機にしてコストを抑制することも選択肢の1つとなりうる。
自宅やオフィスのWi-Fiエリア化に困っているなら、使う場所や必要なスペックに応じて複数の選択肢から選べるTP-LinkのメッシュWi-Fiルーター「Decoシリーズ」をぜひ検討してみてほしい。
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