ビジネスもゲームもクリエイティブ用途も快適に! 生まれ変わった「Prestige 14 A11」シリーズを試す(2/3 ページ)

» 2021年09月08日 10時00分 公開
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充電端子を兼ねるThunderbolt端子を2基装備

 通信機能は、Wi-Fi 6対応の無線LANとBluetooth 5.2を標準で備える。Wi-Fi 6は通信速度の理論値を高めると同時に、複数のデバイスが同時に通信を行う環境で速度を発揮できる仕組みを導入しているのが強みで、これから購入するPCとしては必須条件といっても過言ではない。

 標準装備のインタフェースは、2基のThunderbolt(USB Type-C)に加え、USB 3.2 Gen 1 Type-A、microSDメモリーカードスロット、ヘッドフォン/マイク兼用端子などをそろえる。Thunderboltは、画面表示だけでなくUSB PDにも対応し、充電端子も兼ねている。

 Thunderboltは、Thunderbolt 3の上位互換の規格で、クリエイティブ向けでは大画面ディスプレイや高速なRAIDストレージ、ビデオキャプチャデバイスなど、Thunderbolt 3対応のプロユースの重要な周辺デバイスを存分に活用できる。

Prestige 14 A11 前面に端子類はなく、中央部分のエッジが少しだけカットされており、指がかかりやすい
Prestige 14 A11 背面はフラットだ
Prestige 14 A11 左側面に2基のThunderbolt(USB Type-C)端子を搭載する。最大40Gbpsのデータ転送やディスプレイ出力、充電端子(USB PD)とマルチに活用可能だ
Prestige 14 A11 右側面にヘッドフォン出力/マイク入力兼用端子とmicroSDメモリーカードスロット(SDXC対応)、USB 3.2 Gen 1 Type-A端子がある

高精細で広色域の4K液晶ディスプレイを搭載

 液晶ディスプレイに、4K対応の「TRUE PIXEL DISPLAY」と呼ばれる広色域タイプを搭載しているのも大きな特徴だ。3840×2160ピクセルの高解像度と、画素密度約315ppiの高精細さ、Adobe RGB相当の広色域、デルタE2以下の色差と、プロユースのクリエイティブ制作にも対応する高い色再現性を誇る。

 カラーサイエンス大手のPortrait Displaysが提供するCalMan認証も取得済みの上に、工場で1台1台キャリブレーションして出荷されているため、安心して利用できる。

 本製品には、表示モードを切り替えられるユーティリティーの「MSI TRUE COLOR」が導入されており、コンテンツ制作時には「sRGB」または「Adobe RGB」、エンターテイメント鑑賞は「DCI-P3」、電子書籍の読書時には「ブルー低減」などと使い分けられる。アプリの起動に合わせて、表示モードの変更を連動させることも可能だ。

Prestige 14 A11 14型で3840×2160ピクセル表示に対応した液晶ディスプレイを搭載する。表面は映り込みの少ないノングレア仕上げで、視野角も広く視認性は良好だ
Prestige 14 A11 画面はほぼ水平位置まで開く
Prestige 14 A11 MSIのTRUE COLORユーティリティーで用途別に適した表示モードを選べる。アプリの起動に連動して切り替えることも可能だ
Prestige 14 A11 エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」による計測結果
Prestige 14 A11 i1 Display Proの計測結果から作成したICCプロファイルを元に、色域を色度図作成ソフトのColor AC(Phonon氏・作)で表示した。黒が本製品、緑がsRGB、赤がAdobe RGBの色域だ。

テレワーク向けのセキュリティとサウンド機能も完備

 キーボードは6列のアイソレーションタイプを採用する。ゆとりのあるキーピッチ(実測で約19mm)を確保しており、細長いキーも最小限だ。ただ、Deleteキーの位置やEnterキーの右側にキーを配置している点は好みが分かれるところだろう。

 キーストロークは約1.5mmと、最近のモバイルノートPCとしては深めだ。スイッチの感触も良好で、長文入力もストレスなく行える。白色LEDのキーボードバックライトを搭載しており、消灯後の機内など暗い場所でもスマートに利用できる。

 キーボードの手前に、クリックボタンを一体化した高精度タッチパッドを搭載し、OS標準のジェスチャー機能を扱える。パッドの左上部分に、Windows Hello対応の指紋センサーを内蔵済みで、一度指紋を登録すれば、ロックされた状態から指で触れるだけでスピーディーにログイン可能だ。

 画面の上には、ビデオ会議に便利なWebカメラとマイク、そしてWindows Hello対応の顔認証カメラも内蔵している。画面に顔を向けるという、PCを使う自然な動作のみでWindowsにログインできるので、指紋認証よりもさらにスピーディーでストレスがない。内蔵のステレオスピーカーは、モバイルノートPCとしてはかなり高い出力があり、1人でゲームや映画を楽しむには十分だ。複数人でビデオ会議に参加するなどの際にも役に立つだろう。

Prestige 14 A11 ボディーの横幅いっぱいに使い、ゆとりのあるキーボードを搭載している
Prestige 14 A11 白色LEDのキーボードバックライトを搭載する。3段階に輝度を調整可能で、最大ではかなり明るい
Prestige 14 A11 クリックボタンと一体化した高精度タッチパッドを備える。パッド内の左上部分に、Windows Hello対応の指紋センサーを備えている
Prestige 14 A11 画面上部のベゼルにWebカメラとマイク、Windows Hello対応の顔認証カメラを内蔵する
Prestige 14 A11 Nahimicのサウンドユーティリティーがプリインストールされており、ゲームや音楽、映画向けのプリセットに加え、音声の明瞭化などビデオ会議/配信向けのプリセットも用意されている。
Prestige 14 A11 マイクについても、チャット向けやカンファレンス向けのプリセットが用意されている
Prestige 14 A11 ゲーム内フィールドで発生した音声をレーダー表示してくれる「サウンドトラッカー」も備える

シナリオが選べる「MSI Center Pro」ユーティリティーを用意

 MSI独自のユーティリティー「MSI Center Pro」がプリインストールされており、性能の最適化、オーディオの最適化、ハードウェア診断、ドライバのライブアップデート、Fnキー設定などの機能が集約されている。

 性能の最適化を行う「Performance Optimizer」では、4つのシナリオが用意されている。MSI推奨の「バランス」、性能を優先したい時には「Performance」、静音性を重視したい時には「サイレント」など、状況に合わせた使い分けが簡単にできる。

 また、WindowsキーやWebカメラ機能を無効にする機能などがまとめて用意されているのも便利だ。

Prestige 14 A11 MSI独自のユーティリティー「MSI Center Pro」がプリインストールされている。ユーザーシナリオは4種類用意されており、デフォルトは「バランス」だ
Prestige 14 A11 Windowsキーの無効、WindowsキーとFnキー位置の入れ換え、Webカメラの無効などの設定が用意されている

 最後に、ベンチマークテストの結果を見ていこう。

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提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2021年9月21日

Prestige 14 A11の製品情報

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