通信機能は1000BASE-T対応の有線LANに、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応の無線LAN、Bluetooth 5.0を標準で装備する。
Wi-Fi 6では従来のWi-Fi 5以前から通信の仕組みを改良し、複数台のデバイス(PC、スマートフォンなど)が同時に通信するような状況でも安定して高速通信が可能だ。テレワークやオンライン学習では回線速度も重要だし、家族がいる場合は特に影響が大きいので、これから導入するならば必須条件だろう。
本体装備のインタフェースも豊富だ。USB Type-C(USB 3.1)とUSB 3.0 Type-Aの他に、光学ドライブやSDメモリーカードスロット、有線LAN端子、外付けディスプレイや家庭用TVに画面出力できるHDMI出力端子も装備する。
テレワークの普及とともに注目を集めるようになったのが、Webカメラとマイクだ。本製品も当然ながら標準で装備している。
ナローベゼルデザインでも、しっかりと画面の上部にWebカメラを配置している。搭載位置が画面の下やキーボード部などについていると、下から見上げるようなアングルになってしまい、顔の下側が膨張して見えてあまり印象が良くないので、この位置はうれしいポイントだ。
アレイマイクも、エコー除去やノイズ抑制機能を備えており、ビデオ会議の際に聞き取りやすい音声を相手に届けることができる。
キーボードやパームレストもゆったりとしたサイズを確保しており、とても扱いやすい。
キーボードのキーピッチは約19mm、キーストロークも約1.8mmとノートPCとしては十分なサイズを確保する。キータッチも重すぎることがなく、快適にタイピングできる。通常キーとテンキー、カーソルキーとの間隔を広めに取ることで、ミスタイプしにくいように配慮が施されている。
タッチパッドは誤操作しにくい2ボタン式を採用する。Microsoftの「高精度タッチパッド」に対応しており、Windows 10標準の便利なジェスチャー機能も利用できる。
CPUはIntelのCore i5-10210U(4コア8スレッド、最大4.2GHz)を搭載する。第10世代Coreプロセッサのミドルレンジモデルで、ビジネスからエンターテイメント、クリエイティブ入門用途まで幅広く対応可能だ。
メモリとストレージはBTOでカスタマイズできる。標準でメモリは8GB(8GB×1)、ストレージはSATA SSDよりも高速なPCI Express(NVMe)対応の256GB SSDを備えている。BTOではSSD+HDDも選択でき、どちらも最大2TBまで選べる。
標準構成でもベーシックなビジネス用途ならば快適に利用できるが、予算が許すならばメモリはデュアルチャンネルになる16GB(8GB×2)以上に、SSDも512GB以上の容量がお勧めだ。このスペックにすれば、カジュアルゲームや写真編集などを含め、ビジネス用途でもより快適に長い期間使え、今後リリースされるWindows 11もスムーズに動作するからだ。
最後に、ベンチマークテストで本製品のポテンシャルをチェックする。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia マーケティング編集部/掲載内容有効期限:2021年9月18日