キーボードは、テンキー付きのアイソレーションタイプだ。横長のボディーゆえ、テンキー付きでもキーピッチが約18.2mmと十分な間隔があり、打ち間違いを防げる。極端に細長いキーなどもなく、素直な配列だ。キーストロークは約1.8mmと深めで、スイッチも反発が強すぎることのないよう適度に調整されている。
テレワークやリモートワークでの作業は、長時間におよびがちだ。窮屈なキーボードでの作業は疲労を増す原因になるだけに、キーの間隔が十分にあって打ちやすいキーボードを搭載していることは必須条件といえる。経理や事務などで数値入力を多用するなら、テンキーも必要だろう。
テンキー付きでこれだけゆったりと間隔のある高品質のキーボードを採用しながら、奥行きを短くコンパクトにまとめているのは、本製品ならではのアドバンテージといえる。
通信機能は1000BASE-T対応の有線LANに加え、Wi-Fi 6対応の無線LAN、Bluetooth 5.1を標準で装備する。
本体に標準で備えるインタフェースも充実している。最大40Gbpsのデータ転送が可能なThunderbolt 3(USB Type-C)を筆頭に、USB 3.2 Gen 2対応のType-CとType-A、USB 2.0対応のType-Aと、USB端子は合計で4基装備する。
ディスプレイ出力端子としては、USB Type-C(Thunderbolt 3/DisplayPort Alternate Mode)の他にHDMIも装備しており、テレワークの生産性アップに外部ディスプレイを利用したい場合もスマートに接続できる。
また、液晶ディスプレイの上部に約92万画素のWebカメラ、Windows Hello対応の顔認証カメラ、デュアルマイクを内蔵している。PCをロックした状態から顔認証でスピーディーにログインできるのは、外でも使う可能性があるPCとしては大いに重宝する。TPM 2.0チップも内蔵しているので、BitLockerなどハードウェア暗号鍵を利用した強固な暗号化機能も利用できる。
もちろん、先般リリースされたばかりの新OS「Windows 11」への無償アップグレードも行える(※)
CPU、メモリ、ストレージといった基本スペックは、注文時にBTOで柔軟にカスタム可能だ。CPUは第11世代Coreプロセッサを採用しており、Core i7-1165G7、Core i5-1135G7、Core i3-1115G4まで3種類から選べる。メモリも4GBから最大64GBまで搭載でき、ベーシックなビジネス用途からクリエイティブな作業まで、幅広く対応可能だ。
ストレージは、標準でM.2 PCI Express 4.0対応の超高速SSDを採用している。OSの起動やスリープからの復帰、アプリの起動などが速く、ストレスなく利用できる。容量はBTOで最大1TBまで選択可能で、さらにPCI Express 3.0対応のSSDも別途追加することもできる。
スリープから瞬時に復帰して作業を行えるモダンスタンバイに対応する点も見逃せない。先述の顔認証との組み合わせは非常に強力だ。カバーを閉じたスリープ状態から、カバーを開けてカメラと向き合えば自動的に顔認証が行われログインでき、すぐに使える状態へと復帰する。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2021年11月29日