HUIONの4K液タブをプロ絵師がチェック! HUION「Kamvas」シリーズの魅力(1/3 ページ)

プロイラストレーターのrefeia先生が、HUIONの最新液晶ペンタブレット「Kamvas」シリーズをチェック! 4Kモデルならではの魅力とは?

» 2021年11月22日 10時00分 公開
[refeiaPR/ITmedia]
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 こんにちは! イラストレーターのrefeiaです。

 今回は、HUIONの液晶ペンタブレット「Kamvas」シリーズの2機種「Kamvas Pro 24(4K)」と「Kamvas Pro 16(4K)」をご紹介します。

はじめに

 近年、スマートフォンやタブレットだけでなく、TVやノートPC、パソコン画面でも4K(3840×2160ピクセル)などの高解像度ディスプレイの採用が広がっていて、見る機会が増えているだけでなく、手が届きやすい価格帯の製品が一般的になりました。

 一方で、液晶ペンタブレットとしては4Kはまだ一般的ではなく、大型で4Kの機種を求めようとすると、30万円に迫る予算がないと手に入りませんでした。フルHD(1920×1080ピクセル)などの解像度だと、画面サイズが大きい機種ではドットが目立ってしまいますが、それを見て見ぬふりをして使うような妥協を求められる時代が長かったと思います。

 そのような状況に、Kamvas Pro 24(4K)とKamvas Pro 16(4K)がそれぞれ、約16万円と約10万円という税込み実売価格で現れました。

 HUIONは古くから国内にペンタブレットなどを供給している、海外の液晶ペンタブレットメーカーの中ではトップブランドの1つです。彼らが満を持して投入した4K機種を見ていきましょう。

HUION 中国深センに本拠地を構えるHUION(HUIONアニメーション・テクノロジー)

各機種のポイントをチェック

HUION 上位機種の「Kamvas Pro 24(4K)」です。正確にいうと、画面サイズは23.8型となります

 まずはKamvas Pro 24(4K)から見ていきます。主な訴求点は23.8型の4Kディスプレイ、sRGB比140%の広色域、フルラミネーションによる小さな視差、アンチグレア処理されたガラス製のフロントパネル、そして最新世代のペンです。

HUION こちらは「Kamvas Pro 16(4K)」で、画面サイズは15.6型となります

 Kamvas Pro 16(4K)は、15.6型の4Kディスプレイ、上記と同じ最新世代のペン、sRGB比120%の広色域です。どちらもハイエンドと言える基本スペックを備えています。果たして、リーズナブルな価格なのに、このようなハイエンド仕様が妥協なく収まるのでしょうか。ここからは外観や性能、実用インプレッションでチェックしていこうと思います。

 なお、以降は主にKamvas Pro 24(4K)をチェックしていきますが、Kamvas Pro 16(4K)は同じシリーズのサイズ違いの選択肢として見てもらえればと思います。

外観と接続をチェック

 まずは外観を見ていきましょう。

 Kamvas Pro 24(4K)の表面は上記の写真のように極めてミニマルでソリッド、かつ視覚的ノイズが少なくて制作に集中しやすいデザインです。底面にはVESAマウントと内蔵スタンドがあります。

HUION 底面にある内蔵スタンドは横開き式です。中央部分にVESAマウント(100×100mm)用のネジ穴があります

 内蔵スタンドで約20度まで傾けられますが、雑誌などを積んでそれ以上に傾けることもできるでしょうし、多くの人はこれで用が足りると思います。それ以上にこだわりたい人は、別売のスタンド類を導入することもできます。

HUION インタフェースは天面部分にまとまっています。ACアダプターは専用端子で、一般的なノートPCなどと同じような形をしています

 上面にはHDMIとDisplayPort、USB Type-C、電源の各ポートがあります。Type-Cポートは映像入力対応なので、イマドキのノートPCを持っている人ならば映像信号とタブレット信号を1本で送ることができます。

HUION 右側面に2基のUSB Type-Aポートとヘッドフォンジャックが並んでいます

 右側面には、USB Type-Aポートとヘッドフォンジャックがあります。キーボードをつなげて常用しても良いですし、USBメモリの接続にも便利でしょう。大型の液晶タブレットを使うとPC本体との距離が遠くなりがちなので、こういう配慮はうれしいですね。

HUION 付属のデジタルペン(PW517)は一般的な形状で、サイドボタンが2個ついたタイプです。バッテリーも不要です
HUION 無線/有線接続に対応したミニキーダイヤル(KD100)も付属しています。一見するとテンキーですが、ダイヤルや各キーにショートカットを割り当てることも可能です

 また、無線の左手デバイスも付属していて、18ボタン/1ダイヤルに操作を割り当てて使うことができます。個人的にはキーボード操作派なんですが、大型機では使いやすい位置にキーボードが置きづらいこともあります。これくらいボタンの数が多いデバイスがあると、常用もしやすくて安心だと思います。

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提供:HUIONアニメーション・テクノロジー株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2021年12月2日

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