さて、実際にHP Elite Folioをビジネスパーソンが終日利用したら、どんなことができて、どのくらいバッテリーが持つのだろうか? テレワークを実施する1日をイメージしつつ、その使い勝手をチェックしていこう。
午前中は、在宅勤務を行う。9時の業務開始時点におけるバッテリー残量は「100%(満充電)」だ。
この時間は、資料作成がメインとなる。普段腰を据えて作業する書斎は家族が重要なWeb会議をするために使っているので、ダイニングテーブルへ避難した。このテーブルの近くにコンセントはないので、ACアダプターは接続しない。ネットへの接続は、自宅のWi-Fiルーターを介して行う。
先述の通り、Elite FolioはWi-Fi 6に対応している。自宅のWi-Fiルーターが同規格に対応していれば、より快適に通信を行える。
Elite FolioはWindows Helloによる顔認証を利用できるので、ディスプレイを開くだけでWindowsにログインできる。テレワーク環境でもセキュリティと利便性を両立しやすいのはありがたい。自宅に届く宅配便や郵便物への対応やトイレに行くために席を外す際も安心だ。
顔認証に用いるカメラには、物理的にふたができる「プライバシーシャッター」を備えている。「顔認証やWeb会議をする時以外に見つめられるのはちょっと……」という人は、このシャッターを閉じておけばよい。
メールチェックを一通り済ませたら、PowerPointを使って資料の作成に取り掛かる。ある程度整ってきた所で「Microsoft Teams」を起動し、同僚と15分程度のWeb会議で資料に関するを行った。
ここまでの約3時間で、バッテリーの消費量は約15%となった。残りは85%である。
ランチタイムは近所のお店でテイクアウトし、公園で食事をすることにした。在宅勤務では小まめな気分転換も重要だと考えるからだ。食後に不意な業務が発生することに備えて、HP Elite Folioも携行する。
食事が終わった直後、案の定、得意先から急な打ち合わせを打診が来た。スケジュールに余裕もあったので、その場でElite Folioを開いて、30分弱のWeb会議をこなした。
この日は良い天気だったこともあり、屋外だと画面輝度を最大にすると見やすい感じである。ディスプレイはグレア(光沢)なので、反射はどうしてもある。しかし、画面の角度にさえ気をつければ、視認性は全く問題はない。
Elite Folioには、5G/4Gモバイル通信機能を備えている。そのため、スマホやモバイルルーターなしでも外出先でインターネットにつなげられる。公衆Wi-Fiスポットを探す必要もない。ネットを求めて右往左往する日々から解放されるのだ。
5G対応プランを契約していれば、5Gエリアではより高速なデータのやりとりもこなせる。特に都市部は駅や繁華街を中心に5Gで通信できる機会も増えた。もちろん、5Gエリアでなくても4Gを使って通信できるので安心だ。
HP Elite FolioはnanoSIMカードに対応しています。5G通信をする場合は、5Gサービスを契約したnanoSIMカードを用意してください。ただし、全てのキャリアや通信プランでの全てを保証するものではありません。対応する通信規格と周波数帯(Band)は以下の通りです。
外に持ち出すとなると、耐久性を心配する人もいるかもしれないが、Elite Folioは米国防総省の物資調達基準である「MIL-STD-810H(MIL規格)」規格が定める19項目(※3)の耐衝撃/耐環境性能を有している。過酷な環境にも耐えうるボディーを備えているので、屋外に持ち出したり室内の移動時に万が一落としたりぶつけたりしても、壊れにくいのは安心といえる。
(※3)落下、衝撃、振動(3種類)、粉じん、湿度、高度(2項目)、高温(2項目)、低温(2項目)、温度変化、砂じん、超低温、ベンチ・ハンドリング、クラッシュ・ショック、輸送衝撃で計19項目
急なWeb会議が終わった後は、そのまま資料作成の続きを行った。ここまでの累計のバッテリー消費は約29%。まだ約71%残っている。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2021年12月22日