Windows 11登場! 働き方の多様化に多彩なラインアップと情報発信で応えるレノボ・ジャパン(1/3 ページ)

新OSとなる「 Windows 11 」が登場した。働き方が流動的になっていく中で、PC選びの基準も必然的に変化が見られる。その最新事情をレノボ・ジャパンに聞いた。

» 2022年01月18日 10時00分 公開
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 緊急事態宣言の解除を境にして、働き方のトレンドが在宅ワークからハイブリッドワークへとシフトしつつある。在宅とオフィス、カフェやサテライトオフィス、取引先企業など、タスクによって働く場所が日々変わるスタイルだ。それに伴い、どのような場所でも高い生産性を維持しつつ、情報漏えいを防ぐ高いセキュリティの必要性が浮上する。

 Microsoftからリリースされた新OS「Windows 11」は、まさにそのニーズに応えるものだ。

 ハイブリッドワークが中心となるビジネスシーンでPCに求められる要素とは――? レノボ・ジャパン(レノボ)のワークスタイルエバンジェリストである元嶋亮太氏にお話を伺った。

レノボ・ジャパン ハイブリッドワーク レノボ・ジャパン合同会社の元嶋亮太氏(コマーシャル事業部 企画本部 製品企画部 モダンプラットフォームグループ マネージャー兼ワークスタイルエバンジェリスト)

過去20年近くなかった変化が今起きている

―― 2020年以降、PCに求められる要素が大きく変化し、日々刻々と変わりつつあります。そのような流れを受けて、PCに求められる要素は変わってきた実感はありますでしょうか。

元嶋氏 大きな変化を実感しています。お客さまご自身の働き方に合わせて、PCを能動的に選ぶ傾向が鮮明になってきました。大きな流れとしては、デスクトップPCからノートPCへ、ノートPCも据え置き型から持ち運びを意識したスタイルの需要が増えて、多様化してきています。

―― 市場でのノートPCの割合は現在出荷ベースでどのくらいでしょうか。

元嶋氏 現在は7割を超えるくらいで落ち着いています。従来でいえば、デスクトップPCが約半数、ノートPCの6〜7割は15.6型画面の据え置き型でした。この傾向は過去20年くらい大きな変化がなかったことが、この1〜2年で一気に変化しました。なぜこれまで変わらなかったのかといえば、働き方が変わっていなかったということだと思っています。数年前から働き方改革もありましたが、やはり新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大で、半ば強制的に働き方が変化したことが大きなトリガーとなった影響だと思います。

―― 御社のPCに求められる要素は変わりましたか。特に要望が多かったポイントがあれば教えてください。

元嶋氏 スペックに対する要求は確実に変化しています。ローカルで処理するリソースが増えたこと、ビデオ会議で円滑なコミュニケーションを行うためにハイスペックなものが求められるようになりました。

 特に、メモリに関しては容量が8GBから16GBへドラスティックなシフトを実感しています。また、ビデオ会議が日常的に行われるようになったことで、これまであまり注目されていなかった機能にもフォーカスが当たるようになりました。

―― 具体的には何でしょうか。

元嶋氏 ずばり、Webカメラとマイク、スピーカーの品質ですね。数年前を思い返してみると、ノートPCにはWebカメラは不要という声もあったくらいですので、状況が大きく変わったと感じます。こうした変化は製品開発にも影響を与えており、我々もコラボレーションに関わる機能を継続的に強化し、製品へ反映しています。

 例えば、Webカメラのファームウェアのチューニングで暗い場所でのノイズを抑えて明るく見栄えよい映像を配信できたり、モデルによっては1080p(フルHD)のWebカメラ解像度を選べたりできるようにしています。

レノボ・ジャパン ハイブリッドワーク 働き方が変化したことで、求められるPCも変わった。コロナ禍以降の傾向として、持ち運びができるノートPCの割合が格段に増えたという

「正解は1つではない」時代に対応するラインアップと周辺機器

―― オフィスの縮小やフリーアドレス化が進んでいます。そのような環境下で、御社のPCのお勧めできるポイントを教えてください。

元嶋氏 テレワークはもちろんのこと、フリーアドレス、ABW(Activity Based Working=タスクによって最適な働き方を選ぶこと)など、多様な働き方が少しずつ浸透する中で、重要な前提は「最適解は1つではない」ということです。会社によっても部署によっても、あるいは役職によっても業務内容によっても最適なPCは異なります。つまりは、働き方が違えば、最適なPCも異なります。これからは会社と自宅の2カ所に加えて、働く場所はさらに多様化することが予想されます。

―― 確かにそうですね。

元嶋氏 その中で、当社は2つのアプローチで価値を提供できると考えています。1つはラインアップの幅です。1台で全てのニーズを満たすことは難しいという前提の元に、主に3つのセグメントを意識してラインアップを用意しています。

 具体的には、オフィスの固定席を中心に働く方、ホームオフィスやオフィス内の移動メインで働く方、そして、日によって柔軟に働き方を変える方の3つです。企画段階からこうしたセグメント、使う方の働き方を意識して開発に取り組んでいます。

―― なるほど。もう1つの価値とは何でしょうか。

元嶋氏 もう1つは、周辺機器です。当社ではWebカメラ、キーボード、ディスプレイ、モバイルディスプレイ、ドッキングステーション、軽量なACアダプターなど、PCと合わせてシステマティックに運用していただける豊富な周辺機器を用意しています。

 私自身も作業領域を拡張するための外付けディスプレイや、ビデオ会議で見栄えのする映像を送るために外付けのWebカメラを利用していますが、PCと組み合わせてご活用いただくことで、より効率的な業務環境を用意することができます。

 実際に周辺機器を運用するとなると製品の対応状況や相性などの課題が浮上してきますが、当社のPCであれば、互換性検証済みのものをご用意しているので、その点は不安なく導入していただけます。周辺機器の豊富なラインアップを、PCと一緒にご用意できるのは当社の強みの1つだと思います。

―― 周辺機器は本当に多彩で充実していますね。

元嶋氏 はい、以前から力を入れていた部分で、特に知見のあるThinkPadユーザーさんは、このような周辺機器を積極的に活用していただいていましたが、ハイブリッドワークが一般的になってきた今、より広いお客さまのお役に立てるようになってきたのではないかと感じています。

 これまでこうした環境を用意するのは個人に任されていた部分も大きいと思うのですが、在宅勤務の定着に伴い、企業が在宅の環境も用意するというマインドセットが少しずつ浸透してきているという実感があります。

レノボ・ジャパン ハイブリッドワーク レノボは、PCと合わせてシステマティックに運用が行えるさまざまな周辺機器を豊富に取りそろえる。PCと周辺機器を合わせて導入できるのは手間が省ける上にサポート面でも安心感が高い
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