Windows 11登場! 働き方の多様化に多彩なラインアップと情報発信で応えるレノボ・ジャパン(2/3 ページ)

» 2022年01月18日 10時00分 公開
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従来の働き方には戻らない! クラウドベースの管理基盤移行に期待

―― 日本マイクロソフトから新OSの Windows 11 がリリースされました。Windows 11 に対する期待や思いがあれば教えてください。

元嶋氏 2つの観点から期待しています。まず1つですが、導入/管理の環境が変わることです。新型コロナウイルス感染症の感染拡大がきっかけで、ハイブリッドワークへと働き方がシフトしていますが、仮に新型コロナウイルスの脅威が完全になくなったとしても、従来の働き方に戻ることはないというお声が大多数です。ハイブリッドワークの環境下で、新OSを導入する際のデバイスのデプロイメント、セキュリティも含めたマネジメントはどうするのかという課題が浮上します。

 そこで期待するのが、クラウドベースのデバイス管理環境( Windows Autopilot / Microsoft Endpoint Manager )への移行です。既にこの技術は数年前から導入され、技術的にも成熟しており、レノボ・グループでは既に世界で180万台以上の Windows Autopilot デバイス登録の実績があります。IT担当者がデバイスに触れることなくキッティングできますし、対面でのやりとりも不要ですので感染症対策としても有効です。今後、こういったクラウドベースのデプロイメント、マネジメントが主流になっていくことを期待しています。

―― もう1つはどういったところでしょう?

元嶋氏 もう1つは、OSそのものの機能からの期待です。Windows 11 では、さまざまな機能が洗練され、使い勝手が向上しています。かゆいところに手が届くようになったという印象ですね。

 例えば、マルチディスプレイ時の画面配置を切断時にも記憶できるようになったのは、個人的にも便利だと感じておりますし、Microsoft Teams がOSに統合されてオンライン会議のハードルも下がりました。タッチやペン操作の使い勝手が良くなったため、ThinkPad Yogaシリーズなど、ノートPCとしてもタブレットとしても使えるコンバーチブルモデル(回転型マルチモード 2-in-1)も導入しやすい環境になったのではないかと感じています。当社は長年力を入れて2-in-1モデルを開発しており、2-in-1の需要が盛り上がってくれることを期待しています。

レノボ・ジャパン ハイブリッドワーク レノボは長年積極的にタブレットや2in1モデルの開発に取り組んでいる。元嶋氏は、Windows 11 の特徴の1つとして、タッチ操作の使い勝手向上を挙げ、2in1モデルのさらなる普及に期待する(写真はThinkPad X13 Yoga Gen 2)

Windows 11 対応リストやドライバを公開 既存ユーザー対策も万全

―― Windows 11 プリインストールPCまたは無償アップグレード対応モデルのアピールポイントを教えてください。

元嶋氏 Windows 11 の発売当日に、ThinkPad X1 Carbon Gen 9をはじめとする一部モデルを皮切りに Windows 11 搭載モデルをリリースしています。同時に、Windows 11 での動作検証済みモデルの一覧を公開しています。

 Windows 11 対応モデルをリリースするとともに、ダウングレードモデルを含む Windows 10 モデルを購入される方、従来のユーザーもしっかりとサポートしていることは、法人向けのアピールポイントといえます。

レノボ・ジャパン ハイブリッドワーク レノボはいち早く Windows 11 搭載PCを発売するとともに、Windows 11 での動作検証済みモデルのリストや、Windows 11 用のデバイスドライバを公開している

ハイブリッドワークの必須要素を体現した「ThinkPad X1 Carbon Gen 9」

―― 御社の Windows 11 搭載PCの中で、お勧めのモデルを教えてください。

元嶋氏 今回は、ThinkPad X1 Carbon Gen 9をピックアップしたいと思います。当社のThinkPadシリーズの看板的な存在で、軽さ約1.13kg(構成によって変化)、薄さ約14.9mmで、14型液晶ディスプレイを搭載した薄型軽量のノートPCです。これからの働き方に対応するために、多くのお客さまにお選びいただいているモデルです。

 強調できるポイントとしては、マイクの音、アスペクト比16:10の液晶ディスプレイ、WWAN(5G/4G)機能の内蔵が挙げられます。

レノボ・ジャパン ハイブリッドワーク ハイブリッドワーク化が進む中で、より多く選ばれるようになっているという「ThinkPad X1 Carbon Gen 9」。14型の液晶ディスプレイを搭載しながら、薄型軽量ノートPCとして人気が高い。4つのカメラとDolby Voiceの導入により、オンライン会議のコミュニケーションを円滑にこなせるのも大きな特徴だ
レノボ・ジャパン ハイブリッドワーク ユーティリティーの「Dolby Access」でノイズキャンセリングや音声の聞きやすさなどの細かな設定が可能だ

―― マイクの音は具体的にどのように良いのでしょうか。

元嶋氏 コロナ禍以降、お客さまの課題として数多くお伺いするのがオンライン会議の音に関する品質です。本製品ではクリアな360度全周集音を実現する4つのマイクの内蔵に加えて「Dolby Voice」を組み込むことで、オンライン会議との親和性をより高めました。

 家の中の騒音やカフェの騒音などをカットして、音声をクリアに伝えるノイズキャンセリングはもちろんですが、複数人で会議に参加する場合にも威力を発揮します。マイクの近くにいる人と遠くにいる人の話す声の大きさを均一化したり、声が被った場合も聞き分けられたりするように調整してくれます。これをユーザーが細かいチューニングをすることなく、自動でやってくれます。

―― 16:10のアスペクト比はどういう狙いがありますか。

元嶋氏 ThinkPad X1 Carbonを含めた複数のThinkPadシリーズで、この最新世代から16:10のアスペクト比を採用しました。「持ち運べるサイズのノートPC単体でもできるだけ大きな表示で見やすい画面」を提供したいということが狙いです。一般的な16:9(フルHDなど)よりも縦のピクセル数を増やしていますので、縦長のWebページや文書を、作業領域を狭くすることなく相対的に大きく表示できます。

レノボ・ジャパン ハイブリッドワーク 14型で16:10のアスペクト比のパネルを採用する。画面解像度は、一般的なフルHD(1920×1080)よりも縦のピクセル数が多い1920×1200ピクセルだ。より高解像度の液晶ディスプレイも選択できる

―― WWAN対応モデルの需要は高いのでしょうか。

元嶋氏 WWANについては、4G LTEに加えて、5Gも選択していただけるようになりました。WWANについてはラインアップ全体で力を入れている部分で、ThinkPad Lシリーズの一部とEシリーズを除けば、12型から16型まで多くのモデルでお選びいただけるようになっています。

 14型以下のモバイル製品においては、弊社から出荷する20%以上の台数が既にWWAN搭載モデルです。画面を開くだけでいつでもどこでもインターネットに常時アクセスできる上に、公共の場ではセキュリティ面でもWi-Fiよりも有利です。テレワークの生産性を高める要素として、需要が高い機能の1つです。

レノボ・ジャパン ハイブリッドワーク 打ちやすさに定評のあるThinkPadクオリティのキーボードも健在。テキスト入力の効率向上に貢献する

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年3月20日