Endeavor JT50の基本性能は、先代にあたる「Endeavor JT22」から全面的に強化されている。
CPUは開発コード名「Elkhart Lake(エルカートレイク)」で知られるIntelの最新世代省電力CPUを採用している。メインメモリ(後からの増設/換装は不可)が4GBの構成は「Celeron N6210」(1.2GHz〜2.6GHz、2コア2スレッド)を、8GBの構成は「Pentium N6415」(1.2GHz〜3GHz、4コア4スレッド)を搭載している。
ストレージは従来のeMMCからPCI Express接続のSSDに強化され、最大で512GBのモジュールを搭載可能だ。無線通信機能は、Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)対応の無線LANとBluetooth 5.1を標準装備している。
特定業務に特化した端末として用途に合わせてカスタマイズできることが魅力といえる。
Endeavor JT50は、運用の幅を広げるためのオプション品も充実している。
先述の通り、本機はペン入力にも対応するが、別売のペンは気軽に使える「静電タイプ」と、入力の精度が高い「アクティブペン」の両方を用意している。アイコンやボタンタッチのみの操作ならば前者、サインやちょっとした手書きメモなどをするなら後者と使い分けられる。
また、本体の保護とスタンドを兼ねる「本体カバー」や「マルチジャケット」が用意されている。マルチジャケットには「ショルダーベルト」や「ハンドホルダー」を装着できる他、VESA規格に準拠する「据え置きスタンド」や「壁掛け金具」に固定する際にも利用できる。
マルチジャケットは柔らかい部分と固い部分の両方で本体を保護する「ハイブリッドケース」で、床上から120cmから落下した場合でも本体をしっかりと保護できる性能を確保している。ショルダーベルトやハンドホルダーを用意しておくと、店舗や倉庫における在庫管理作業や、建設現場などでの進捗管理/データ入力作業といったシーンで便利に使える。
最近はタブレット端末を店舗でのセルフレジ、受付発券機、セルフオーダー端末として利用する機会も多い。VESA規格に準拠するスタンドや金具に固定できるようにすることで、これらの用途における利便性や安全性を高められることも覚えておきたい。
後日の発売となるが、2in1ノートPCとして使うための「キーボードドック」も用意される。
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