妥協のないハイスペックをスリムなボディーに凝縮した大画面ノートPC「Stealth GS77 12U シリーズ」の魅力に迫る(1/3 ページ)

最新のCPUとGPUを搭載したノートPCを、いち早く市場に投入するエムエスアイコンピュータージャパン(MSI)。その最新モデルとなる「Stealth GS77 12U シリーズ」は、17.3型の大画面を採用しながら、ボディーの厚さが約20.8mmとスリムなハイパフォーマンスモデルに仕上がっている。実機を細かくチェックした。

» 2022年04月01日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR

 エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)の「Stealth GS」シリーズは、ゲーミングPCとは思えないシンプルで洗練されたデザインと、妥協のないハイスペックを両立させた薄型ゲーミングノートPCだ。

 最新シリーズの「Stealth GS77 12U」では、Intel最新のCore i9-12900HとNVIDIAのGeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUを搭載している点にも注目したい。フラッグシップ級の性能に薄型ゲーミングノートPCのエッセンスを取り入れ、17.3型ながらスリムなボディーにまとまっている。実機を入手したので、その魅力をじっくり見ていこう。

Stealth GS77 12U MSIの「Stealth GS77 12U シリーズ」は、薄型ボディーにIntelの最新CPUであるCore i9-12900Hと、NVIDIAのGeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUを搭載した17.3型のハイパフォーマンスモデルだ

洗練されたデザインのスリムボディーを採用

 大きな画面を採用しているのでボディーサイズは大きめだが、スリムなフォルムが印象的だ。オールブラックのカラーリングにより、質感も高く仕上げられている。

 ボディーはアルミニウム合金のCNC削り出しで成形されており、手に持つと金属ならではのズッシリとした手応えと剛性感、そして中身が詰まった凝縮感があり、高級な石板のような存在感がある。

 公称のバッテリー駆動時間は非公開だが、バッテリー容量は公称値で約99.9Whと大容量を内蔵しており、オフィス作業などのライトユースならばバッテリー駆動でもある程度長く使え、いざという時はスマートフォンのバッテリーとしても活用できそうだ。

Stealth GS77 12U 底面積は大きめだが、スリムなボディーが目を引く。ボディーの材質はCNCアルミニウム合金削り出しで質感も高い。ボディーサイズは、約397.6(幅)×283.5(奥行き)×20.8(厚さ)mm、重量は約2.8kgとなる
Stealth GS77 12U 液晶ディスプレイ天面は、きめの細かい梨地仕上げが施され、その上にプレーンなブラックでドラゴンのシンボルがワンポイントでプリントされている
Stealth GS77 12U ACアダプターの出力仕様は240Wだ。高出力の割りにサイズはコンパクトで、スリムにまとまっている。ボディーとは角型の独自形状の端子で接続する
Stealth GS77 12U Battery reportの画面。公称のバッテリー容量は約99.9Whと大容量だ

最新のIntel第12世代Coreプロセッサ×NVIDIA GPUの強力な性能

 本製品で大いに注目したいのが、最新の基本スペックだ。CPUはCore i9-12900Hを採用する。開発コード名「Alder Lake(Alder Lake-H)」で知られる高性能ノートPC向けの中でも、上位に位置する高性能CPUだ。

 このAlder Lakeでは、CPUの内部構造が従来と大きく変わっており、パフォーマンス優先のPコアと電力効率優先のEコア、2種類のコアを最適に使い分ける仕組みを導入しており、ノートPCの限られた熱設計の範囲内でも前世代から大きな性能向上を果たしている。

Stealth GS77 12U CPUはCore i9-12900Hを搭載する。14コア(6Pコア+8Eコア)20スレッドというパワフルな仕様だ

 グラフィックス機能も、NVIDIA最新のGeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU(グラフィックスメモリは8GB)を備える。フルHD(1920×1080ピクセル)よりもワンランク上のWQHD(2560×1440ピクセル)での快適なゲームプレイを楽しめるだけの性能を持つ。

 高性能なGPUはクリエイティブ系アプリでも有効で、超解像処理、エンコード/プレビュー、レイトレーシングレンダリングなど、さまざまな処理で高速化の恩恵が受けられる。

 CPUに合わせてメモリは最新のDDR5を32GB(16GB×2)、ストレージもPCI Express 4.0 x4対応SSDを1TBとスキのない構成だ。

Stealth GS77 12U NVIDIA最新のGeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUを採用する。最大グラフィックスパワーは105Wだ
Stealth GS77 12U メモリはDDR5-4800を32GB(16GB×2)搭載している。最大で64GBまで対応する
Stealth GS77 12U SSDの容量は1TBで、PCI Express 4.0 x4に対応する。評価機はMicron 3400を搭載していた
Stealth GS77 12U CrystalDiskMark(ひよひよ氏・作)のスコア。Micron 3400の公称値に近いスコアが出ており、性能をしっかり引き出せていることが分かる

Cooler Boost 5の採用でシステムを強力に冷やす

 いくらスペックの良いCPUやGPUを装備していても、それに見合う放熱能力を備えていなければ、CPUやGPUのブースト機能(必要な際に動作クロックを引き上げ、パフォーマンスを高める機能)がうまく機能せず、高い性能を持続することができない。

 本製品には、6本のヒートパイプとデュアルファンで構成された大規模な冷却システム「Cooler Boost 5」を導入しており、CPUとGPUの性能を効果的に引き出せるようになっている。

 また、ユーティリティーの「MSI Center」で「User Scenario」を選ぶことにより、性能優先(究極のパフォーマンス)や静音性優先(サイレント)など自分好みの設定に切り替えることができる。

Stealth GS77 12U 底面に多数の吸気口があり、2基の大型ファンとヒートパイプを備えているのが見える
Stealth GS77 12U MSI CenterでUserScenarioを切り替えることによって、自分好みの設定に変更できる。最適なScenarioを自動で選んでくれるモードもあるので、気軽に任せておくことも可能だ
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年4月12日