―― クリエイター向けというとColorEdgeを連想しますが、FlexScanも加えた意図を教えてください。
川原氏 DAIV 4PとFlexScan EV2495の組み合わせにつきましては、USB Type-C接続で先進的なスマートな環境を構築できる特長があり、組み合わせて使うことによる相乗効果で生産性を大きく向上させることが可能です。そこをアピーしたいと考えてラインアップに加えました。
―― といいますと?
川原氏 具体的には、画面出力とDAIV 4Pへの給電、そしてFlexScan EV2495側のUSBハブに接続した周辺機器の使用、これら全てをUSB Type-Cケーブル1本で行える上に、FlexScan EV2495独自のデイジーチェーン接続についても利用可能なことを確認しています。DAIV 4PからUSB Type-Cケーブルを外せば、身軽な14型のモバイルPCとして使え、帰宅後にType-Cケーブルのみを接続するだけで、PCへの給電やマルチモニターを含めたデスクトップ環境を利用できます。
―― 身軽なモバイル環境と、生産性重視のデスクトップ環境をUSB Type-Cケーブル1本で切り替えられるのはとても便利ですね。
川原氏 はい。USB Type-Cの規格は複雑で、同じType-C形状の端子であっても給電や画面出力はできないという場合もありますが、この組み合わせでしたら、データ転送も画面出力も給電も含め、FlexScan EV2495のUSB Type-C接続でできる便利な機能を全て、安心して使っていただけるようになっています。
今回の互換性検証済みDAIVシリーズ モニターセットモデルは、下記のような構成になっています。
―― 将来的な展望について。セットモデルや動作検証など、両社のコラボレーションについて今後考えていることがありましたらお知らせください。
川原氏 クリエイター向けPC「DAIV」と「EIZO」さんのモニター、それぞれ別に購入していただくしかなかった状態から、今回、セットモデルとして4本の柱ができました。今後はこれをベースに、クリエイターさんのニーズやテクノロジートレンドを反映しつつ、モデルのアップデート、拡充などに取り組んでいきたいと考えています。これ以外のEIZOさんとのコラボレーションにつきましては、今後もいろいろと考えていきたいですね。リアルイベントが復活した際には、セットモデルのタッチアンドトライコーナーで、お客さまに試していただけるような機会を設けられればと考えています。
稲熊氏 社会状況やトレンドの変化を受けて、クリエイターニーズはこれからも変化していくと思いますが、そのニーズをしっかりくみ取って、今後もクリエイティブ作業を快適に行える製品、サービスを提供していきたいというのが当社の思いです。モニターとPC/ワークステーションは合わせて使うものなので、切っても切り離せない関係にあります。セットモデルの拡充、イベント協力、相互情報発信など、今後もマウスコンピューターさんと協力してクリエイターのみなさんのお役に立てることがあれば、ぜひ取り組んでいきたいと考えています。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年5月26日