DAIVとEIZOのコラボはなぜ生まれたのか? クリエイターが安心してクリエイティブワークに集中するために(3/3 ページ)

» 2022年04月08日 10時00分 公開
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予算用途別セットモデルと動作検証済みDAIVをそれぞれ4モデル用意

―― クリエイター向けというとColorEdgeを連想しますが、FlexScanも加えた意図を教えてください。

川原氏 DAIV 4PとFlexScan EV2495の組み合わせにつきましては、USB Type-C接続で先進的なスマートな環境を構築できる特長があり、組み合わせて使うことによる相乗効果で生産性を大きく向上させることが可能です。そこをアピーしたいと考えてラインアップに加えました。

―― といいますと?

川原氏 具体的には、画面出力とDAIV 4Pへの給電、そしてFlexScan EV2495側のUSBハブに接続した周辺機器の使用、これら全てをUSB Type-Cケーブル1本で行える上に、FlexScan EV2495独自のデイジーチェーン接続についても利用可能なことを確認しています。DAIV 4PからUSB Type-Cケーブルを外せば、身軽な14型のモバイルPCとして使え、帰宅後にType-Cケーブルのみを接続するだけで、PCへの給電やマルチモニターを含めたデスクトップ環境を利用できます。

―― 身軽なモバイル環境と、生産性重視のデスクトップ環境をUSB Type-Cケーブル1本で切り替えられるのはとても便利ですね。

川原氏 はい。USB Type-Cの規格は複雑で、同じType-C形状の端子であっても給電や画面出力はできないという場合もありますが、この組み合わせでしたら、データ転送も画面出力も給電も含め、FlexScan EV2495のUSB Type-C接続でできる便利な機能を全て、安心して使っていただけるようになっています。

 今回の互換性検証済みDAIVシリーズ モニターセットモデルは、下記のような構成になっています。

「DAIV 4P(モニターセットモデル)[Windows 11]」

DAIV EIZOモニターセットモデル 14型モバイルPCとEIZOの「FlexScan EV2495」とのセットモデルで、イラストやWeb制作など、ビジネス寄りのクリエイターをターゲットにしている。画面出力とDAIV 4Pへの給電、そしてFlexScan EV2495側のUSBハブにつなげた周辺機器の使用、これら全てをUSB Type-Cケーブル1本で行え、EV2495に備わったモニターのデイジーチェーン接続についても利用可能なことを確認している

「DAIV Z7(モニターセットモデル)[Windows 10]」

DAIV EIZOモニターセットモデル コストパフォーマンスを重視した本格派のクリエイターモデルだ。デスクトップPCの売れ筋である「DAIV Z7」と色再現性に優れる24.1型の「ColorEdge CS2420-Z」を組み合わせたセットモデルで、RAW現像や映像編集などを行うクリエイターをメインターゲットにしており、注文時にメモリやストレージを増量すれば高画素データの編集にも対応できる

「DAIV Z7-3060Ti(モニターセットモデル)[Windows 10]」

DAIV EIZOモニターセットモデル GeForce RTX 3060 Ti搭載グラフィックスカードを備えた「DAIV Z7-3060Ti」と、画面解像度2560×1440ピクセルに対応する27型の「ColorEdge CS2731」を組み合わせた上級者向けのクリエイターモデルだ。ワンランク上のGPU、ワンサイズ上の画面サイズと解像度、広い作業領域での高い生産性、快適な作業環境を求める方に最適だ

「DAIV Z9-A4(モニターセットモデル)[Windows 10]」

DAIV EIZOモニターセットモデル NVIDIA RTX A4000搭載グラフィックスカードを備えた「DAIV Z9-A4」と4K(3840×2160ピクセル)解像度に対応した「ColorEdge CS2740」を組み合わせたモデルだ。4K動画編集、特殊効果の制作、3D CADなどグラフィックスの再現性が求められるワークステーション用途まで、さまざまなシーンで利用できるフラッグシップモデルとなる

今後も両社が協力してクリエイター環境がより快適になるよう取り組む

―― 将来的な展望について。セットモデルや動作検証など、両社のコラボレーションについて今後考えていることがありましたらお知らせください。

川原氏 クリエイター向けPC「DAIV」と「EIZO」さんのモニター、それぞれ別に購入していただくしかなかった状態から、今回、セットモデルとして4本の柱ができました。今後はこれをベースに、クリエイターさんのニーズやテクノロジートレンドを反映しつつ、モデルのアップデート、拡充などに取り組んでいきたいと考えています。これ以外のEIZOさんとのコラボレーションにつきましては、今後もいろいろと考えていきたいですね。リアルイベントが復活した際には、セットモデルのタッチアンドトライコーナーで、お客さまに試していただけるような機会を設けられればと考えています。

稲熊氏 社会状況やトレンドの変化を受けて、クリエイターニーズはこれからも変化していくと思いますが、そのニーズをしっかりくみ取って、今後もクリエイティブ作業を快適に行える製品、サービスを提供していきたいというのが当社の思いです。モニターとPC/ワークステーションは合わせて使うものなので、切っても切り離せない関係にあります。セットモデルの拡充、イベント協力、相互情報発信など、今後もマウスコンピューターさんと協力してクリエイターのみなさんのお役に立てることがあれば、ぜひ取り組んでいきたいと考えています。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年5月26日