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» 2022年07月26日 10時00分 公開

「水冷BOX」でワンランク上のパフォーマンスと静音性を両立した「G-Tune H5-LC」を試す(1/3 ページ)

マウスコンピューターから、外付け冷却ユニットとなる「水冷BOX」を標準で備えたゲーミングノートPC「G-Tune H5-LC」が登場した。その使い勝手はもちろん、性能や静音性はどうなのか、実機を使ってテストを行った。

[PR/ITmedia]
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 マウスコンピューターが展開するゲーミングブランド「G-Tune」シリーズから新たに登場した「G-Tune H5-LC」は、同ブランド初の水冷ゲーミングノートPCだ。14コアの第12世代Coreプロセッサと、GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUというパワフルなスペックを備えつつ、独自の外付け冷却ユニット「水冷BOX」が付属し、高いパフォーマンスと静音動作を両立させているのが特徴だ。

 熱伝導率の良い水(あるいは水ベースの液体)を利用した水冷システムは、デスクトップPCでは既にポピュラーになりつつあるが、ノートPCではあまり例がない。しかも、この水冷BOXは着脱が可能で、取り外して通常のゲーミングノートPCのように持ち運ぶこともできるのが面白い。その使い勝手、冷却性能や静音性はどうなのだろうか。評価機を入手したので、内容を詳しく見ていこう。

G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター マウスコンピューターのG-Tuneシリーズから、外付け水冷ユニットを装着できるゲーミングノートPC「G-Tune H5-LC」が登場した。高性能CPUとGPU、240Hz対応の液晶、メカニカルキーボードなどの本格装備も魅力だ

コンパクトで扱いやすいボディー

 まずは、G-Tune H5-LCのノートPC本体から見ていこう。ボディーサイズは約360.2(幅)×243.5(奥行き)×28(高さ、突起部分を含まず)mmで、重量は約2.27kgだ。最近の製品らしく画面の非表示部が狭いスリムベゼルデザインを採用しており、コンパクトで扱いやすい。

 バッテリー駆動時間は、公称で約7.5時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0)だ。動画再生ベースでの時間なのでゲームを7.5時間もプレイ可能なわけではないが、ビジネスアプリ中心の使い方ならばこれに近い駆動時間が期待できる。バッテリーの容量は約93Whとたっぷりあるので、いざという時はスマートフォンのバッテリーとしても活用可能だろう。

G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 液晶ディスプレイ天板部分は光沢感を抑えた塗装で、G-Tuneのロゴを配置している
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 底面には吸気口が多数開けられている
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 水冷BOXへの電力供給も行うACアダプターは280W仕様だ。電源ケーブル込みの実測重量は約1034gと重め
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター バッテリーの設計容量は約93Whと、かなりの大容量を備える

Thunderbolt 4に2.5GBASE-T有線LANと先進インタフェースを採用

 通信機能は、2.5GBASE-T対応の有線LANに、Wi-Fi 6対応の無線LAN、Bluetooth 5.2を標準で装備する。Wi-Fi 6/Bluetoothのコンボ通信モジュールである「Intel Wi-Fi 6 AX201」を搭載している。

 インタフェースも豊富だ。ディスプレイ出力など多用途に使えるThunderbolt 4(USB Type-C)端子の他に、USB Type-A端子を3基搭載する。HDMI出力端子とSDメモリーカードスロット(SDXC、UHS-I対応)も搭載している。

 液晶ディスプレイの上部にあるベゼルには、Webカメラ(約100万画素)とWindows Hello対応の顔認証対応カメラ、デュアルアレイマイクを内蔵しており、ゲーム実況の配信、テレワークのビデオ会議などでも追加投資不要で対応できる。

G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 前面にRGB LEDで光るライトバーがある
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 背面にはDC入力(ACアダプター)、有線LAN、HDMI、Thunderbolt 4の各端子に加え、水冷チューブ接続口(カバー内)がある
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター ラバータイプのカバーを開いたところ。ここに水冷BOXの水冷チューブを接続する
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 左側面には、手前からヘッドフォン、マイク、USB Type-A(USB 3.2 Gen 2)端子がある。排気口の奥に盗難防止ワイヤーを接続するためのセキュリティロック・スロットを配置している
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 右側面。SDメモリーカードスロット(SDXC/UHS-I対応)、2基のUSB Type-A(USB 3.2 Gen 1)端子がある

第12世代Core i9とGeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUを搭載

 CPUはCore i9-12900Hを搭載する。開発コード名「Alder Lake-H」で知られる第12世代Coreプロセッサで、高性能ノートPC向けの中でも上位の性能を備えるモデルだ。

 Alder Lake-Hでは性能優先のPコアと、電力効率優先のEコアを最適に使いわけるハイブリッドアーキテクチャを採用することで大幅に性能を底上げしており、前世代からのアドバンテージが大きい。

 Core i9-12900Hは、Pコア/6コア12スレッド+Eコア/8コア8スレッドの合計14コア20スレッドを備えており、ゲームもクリエイティブ用途でもパワフルにこなせる性能を持つ

 メモリはDDR5-4800、ストレージはPCIe 4.0 x4対応SSDと最新の高速仕様だ。標準でもメモリは32GB、SSDを1TB装備しており、ゲーミング向けには当面十分な内容だが、BTOでさらに豪華にすることも可能だ。メモリは最大で64GBに、ストレージはデュアル構成を選べ、最大4TBまで搭載できる。

G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター CPUは、第12世代CoreプロセッサのHシリーズ(高性能のノートPC向け)の中でも、高性能なCore i9-12900Hを採用する。高性能なPコアが6コア12スレッド+高効率のEコアは8コア8スレッドの合計14コア20スレッドというパワフルな仕様となる
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター メモリは最新のDDR5-4800を備える。評価機は32GB(16GB×2)を搭載していた
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター ストレージは、M.2タイプのPCI Express 4.0 x4対応SSDを2基内蔵できる。評価機では1TBのSSDを備えていた
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター CrystalDiskMark(ひよひよ氏・作)のスコア。BTOでは、より高速なSamsung製PCI Express 4.0 x4対応SSDも指定できる

最大グラフィックスパワーは150W!「Optimus解除」も可能

 ゲームの性能を大きく左右するGPUも強力だ。NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU(グラフィックスメモリは8GB)を搭載する。ノートPC向けのGeForceシリーズの中では上位のモデルで、リアルタイムレイトレーシング、DLSS/DLSS 2.0といった最新技術を活用したタイトルを含め、現行のゲームタイトルを高画質で快適にプレイできる描画性能を備える。

 ノートPC向けのGPUは、周波数ブーストのリミッターである「最大グラフィックスパワー」の設定値もパフォーマンスを推し量る重要な要素であるが、本製品はこれも150Wと高出力な設定となっている。本体内蔵の空冷ユニットに加え、水冷BOXで強力に冷却することで高いパフォーマンスを発揮することが期待できる。

 さらに、「ディスクリートモード」を搭載していることも見逃せない。一般的なノートPC向けの外部GPUでは、「NVIDIA Optimus Technology」によって、内蔵GPUと外部GPUをアプリケーションによって使い分けることで消費電力と性能が最適化されている。

 ただし、NVIDIA Optimus Technologyでは外部GPU利用時でも内蔵GPUを経由して出力されるため、性能的にマイナスの影響が出ることがある。ディスクリートモードではこの機能を利用せずにNVIDIA GPUから直接出力できるため、GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUの性能をより発揮させることが可能だ。

G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUを装備する。ノートPC向けのRTXシリーズとしては上位のGPUで、現行のゲームタイトルを高画質で快適にプレイできる描画性能を備える
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター Optimusを解除できる「ディスクリートモード」を備えているのも見逃せない
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター ノートPC向けのGPU性能を推し量る要素の1つである「最大グラフィックスパワー」の設定値は、150Wと高出力な設定だ。放熱さえしっかりできれば優れた性能を期待できる

 続いて、液晶ディスプレイや水冷BOXの詳細をチェックしよう。

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