「水冷BOX」でワンランク上のパフォーマンスと静音性を両立した「G-Tune H5-LC」を試す(2/3 ページ)

» 2022年07月26日 10時00分 公開
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勝利に近づく240Hz! 高速リフレッシュレート対応の液晶を採用

 本製品では、240Hzの高速リフレッシュレートに対応した15.6型液晶ディスプレイを搭載している。 一般的な液晶ディスプレイのリフレッシュレートは60Hzで、1秒間に60回画面を更新するが、240Hzはその4倍の240回画面を更新する。画面のフレームレートがリフレッシュレートを上回っていれば、動画やゲームを滑らかに再生できる。

 滑らかであると同時にキャラクターなどの動きをわずかながら先に表示できることでもあり、FPS(ファーストパーソンシューティング)や格闘ゲームでは、高速リフレッシュレートはプレイに有利だ。

 画面解像度は2560×1440ピクセルに対応する。表面は映り込みにくいノングレア仕様となっている。リフレッシュレート以外のスペックは公開されていないが、目視の印象では視野角は広く、明るさ、発色ともに良好だ。

 さらにDolby VisionとDolby Atmosをサポートしており、対応コンテンツなら色鮮やかな表示で迫力あるサウンドを楽しめる。

G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 240Hzの高リフレッシュレートに対応した15.6型の液晶ディスプレイを搭載する。一瞬の反応が勝敗を分けるeスポーツ系ゲームも有利に戦える

全キー同時押し対応の本格メカニカルキーボードを搭載

 メカニカルスイッチのキーボードを採用しているのも見逃せない。一般的なメンブレンスイッチは、キーボード全体で1枚の電極シートを利用した簡易的な構造となる。キーの押下で接触した部分の抵抗値から押されたキーを判断するが、メカニカルキーボードではキー1つ1つに独立したスイッチ機構をもつため、レスポンスが高速で、正確に押されたキーを認識できる性能的な優位性がある。

 本製品のメカニカルキーボードは、全キーの同時押しにも対応しており、シビアなタイミングでコマンドを入力する格闘ゲームなどもストレスなくプレイできる。

 キーストロークは約2mmあり、しっかりとした押下感がありながら重すぎないタッチ感で安定感もあるので、テキスト入力もやりやすいだろう。キーピッチは約18.8mmとほぼフルサイズを確保しつつ、テンキーも装備している。

G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 全キー同時押しに対応したメカニカルキーボードを搭載し、快適なキー入力が行える。キーボード奥、電源ボタンの左横にあるボタンを押すとシステムの動作モードをワンタッチで切り替えられる
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター システムの動作モードは3種類用意されている。Mouse Control Centerからもモードを変えられる
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター RGB LEDキーボードバックライトとライトバーを装備する。発光の仕方はControl Centerユーティリティーで変更できる

冷却強化&静音化を実現する「水冷BOX」

 続いて、G-Tune H5-LCの目玉である水冷BOXを見ていこう。この水冷BOXは、冷却ファン付きのラジエーターと、ポンプを内蔵したユニットで、2本の水冷チューブでノートPC本体と接続する。付属品として、冷却水(精製水)とそれを充てんするためのボトルやロート(漏斗)、排水用のアタッチメントが用意されている。

 電源はノートPC本体のACアダプターと兼用で、水冷BOX利用時にはACアダプターは水冷BOXに接続し、水冷BOXから伸びる電源ケーブルをノートPCに接続する。

G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 水冷BOXの前面(左)にチューブ接続口がある。背面(右)にはACアダプターを接続するDC入力端子が用意されている
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 通気口の間から大型のファンが見える
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 通気口の間からラジエーターが見える。ボディーサイズは約75(幅)×187(奥行き)×204(高さ)mmで、重量は約1.1kgある
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 付属の注入容器とロートを利用し、精製水を充填して使う(本来はチューブを接続してから充填する)。精製水は500ml付属しているが、足りなくなったら薬局などで手軽に入手できる

 G-Tune H5-LCは、この水冷BOXを接続して利用することで、ノートPCの空冷ファンの風切り音を抑える静音化と、冷却強化を両立させることができる。同社の測定によれば、騒音削減効果は最大約21%、CPUは約7度、GPUは約21.9度、動作温度を低下する結果が出ているという。

 冷却機能の強化はパフォーマンスにも貢献する。高性能なCore i9-12900HとGeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUともに温度や電力を監視しつつ、安全な範囲内で周波数を引き上げる「周波数ブースト機能」が導入されているためだ。放熱を強化することでブーストの上限や持続時間が長くなり、パフォーマンスも良くなることが期待できる。

 なお、水冷BOXの接続方法/利用方法はPDFのマニュアルに詳しい記載がある他、動画も公開されている。チューブの取り付けや手動で精製水を注入する作業が必要なので一見面倒に見えるが、手順はシンプルである。ノートPC側の水冷チューブは着脱もプッシュ式のアタッチメントで確実に行えるため、毎日着脱するような使い方も現実的だ。

G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 水冷BOX前面に水冷チューブを取り付ける。手で回せるナットでしっかり固定可能だ
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター ノートPC側のチューブはしっかり差し込むだけで固定できる。外す際も、つまむだけで簡単に外れる
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 水冷BOXから出ている電源ケーブルを本体に接続する
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター 水冷BOXは、ノートPC本体とBluetoothで接続することで状態表示や設定変更ができるようになる
G-Tune H5-LC 水冷 マウスコンピューター プリインストールのMouse Control Centerユーティリティーでファンの回転速度が選べる

 最後に、ベンチマークテストで本製品のパフォーマンスや静音性をチェックしよう。

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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年8月19日