DAIV 6N (プレミアムモデル) は、どのくらいのパフォーマンスを発揮できるのか、ベンチマークテストで見てみよう。参考として、Core i7-9750HのCPUとGeForce GTX 1650(グラフィックスメモリは4GB)のGPUを搭載した旧世代のゲーミングノートPCのスコアも掲載している。
第12世代Coreプロセッサの優位がよく分かるのが、CINEBENCH R23のCPUスコアだ。全スレッドを使ったピークパワーを示すCPUスコアでは、比較対象の約2.3倍ものスコアをマークした。シングルスレッドのみでレンダリングするCPU(シングルコア)のスコアでも約1.7倍もの差をつけており、アプリの種類や作業を問わず、3世代の間に劇的に性能を向上させていることが分かる。そして、本製品もその性能をしっかり引き出せている。
アドビのクリエイティブアプリケーションを利用した、UL Procyon Benchmark Suitesのスコアも優秀だ。比較対象のPCに比べて、Lightroom ClassicとPhotoshopを用いた写真編集テスト(Photo Editing)では1.6倍、Premiere Proを利用した動画編集(Video Editing)では1.9倍と大幅に良いスコアをマークしている。クリエイティブ適性の高さは抜群と言ってよい。
今回の評価機「DAIV 6N(プレミアムモデル) 」の直販価格は30万3100円(税、送料込み)だ。クリエイターのニーズにジャストミートするスペックと可搬性を両立するだけに、納得できる価格だろう。
スタジオでのテザー撮影やロケ撮影時の確認用に持ち出したり、自宅とオフィスだけでなく、カフェやホテルなどで作業したいアクティブなクリエイターには最適な製品だ。
なお、標準のメーカー保証期間は1年だが、BTOで最大3年に延長できる。落下や火災、水没、盗難なども上限金額まで補償する「破損盗難保証サービス」も追加可能なので、併せて検討したい。
高価な買い物になるだけに、長く安心して利用するために、このような長期保証、拡張保証の追加も検討してみると良いだろう。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年8月23日