このコスパがうれしい! 2022年モデルが登場したスタンダードなゲーミングPC「G-Tune P5-RT」を試す(1/3 ページ)

マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」シリーズに、性能と価格のバランスに優れたモデル「G-Tune P5-RT」が登場した。従来モデルからの強化点を中心に実機をチェックした。

» 2022年08月30日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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 「G-Tune P5-RT」は、マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」シリーズに属するスタンダードな15.6型のゲーミングノートPCだ。

 この夏にリニューアルされた2022年モデルでは、その魅力が大幅にアップした。スリムなボディーに、14コアの第12世代CoreプロセッサとGeForce RTX 3050 Ti Laptop GPUを搭載し、多くのゲームタイトルを快適に楽しめるパフォーマンスを備えつつ、リーズナブルなプライスにまとまった1台となっている。実機を見ながらその魅力を見ていこう。

G-Tune P5-RT マウスコンピューターのスタンダードゲーミングノートPC「G-Tune P5-RT」に、2022年最新モデルが登場した。先代から基本スペックが強化され、グッと魅力的な製品になっている

落ち着きのあるビジュアルのスリムボディーを採用

 ボディーのサイズは約359.5(幅)×238(奥行き)×23.2(厚さ)mm、重量は約2.04kgだ。フラットなフォルムでかさばらず、頑丈さも兼ね備えている。付属のACアダプターもスリムだ。

 特別薄型軽量というわけではないが、気分転換にカフェで作業をしたり、帰省などの際に持っていったりといった場合にも、すんなりと対応できる可搬性は備えている。

 逆に、大柄でかさばるボディーで耐久性に不安があったり、ACアダプターも大きな製品だったりしたら、たまに持ち出すだけでもためらってしまう。PCが日常生活に欠かせないものになりつつあるだけに、この点はメリットだろう。

 また、ゲーミングPCというと派手なビジュアルのイメージが強いが、本製品はシンプルなデザインで、カラーリングもシックなブラックだ。RGB対応LEDのキーボードバックライトを点灯させなければ、見た目はビジネス向けのノートPCと変わらない。どんな場所でも違和感なくなじみ、持ち出して使う時にも目立たない。

 派手なビジュアルが好きな人には物足りないかもしれないが、一般家庭やカフェなどで使う場合に、その点にむしろメリットを感じる人もいるだろう。

G-Tune P5-RT シンプルなデザインで、カラーリングもシックなブラックだ。どんな場所でも違和感なくなじむビジュアルに仕上がっている
G-Tune P5-RT 底面の奥側に吸気口が空いていて、間から2基のファンとヒートパイプが見える。ステレオスピーカーは手前側の両端にある
G-Tune P5-RT ACアダプターは150W仕様で、端子は丸型の独自形状を採用する。突起部を除いた実測のサイズは約137(幅)×67(奥行き)×23(高さ)mmで、ACケーブルを含んだ実測重量は約440gと、ゲーミングPCとしては小柄だ
G-Tune P5-RT バッテリーの設計容量は52Whだ。公称のバッテリー駆動時間は約7.5時間(JEITAバッテリ動作測定法Ver.2.0)となっている

旧世代から大きく飛躍した第12世代の定番CPUを搭載

 CPUは、Intel最新のCore i7-12700Hを採用している。Intel最新の第12世代Coreプロセッサの高性能ノートPC向けモデルとして、これからゲーミングノートPCやクリエイターPCに多数採用されている定番的なモデルだ。

 Intel CPUの世代の進化による性能/機能の強化はそれほどでもない時もあるが、この第12世代(開発コード名:Alder Lake)の進化は強力だ。性能優先のPコアと電力効率優先のEコアのハイブリッド構造を導入し、最適に使い分ける仕組みを採用することで、性能を大幅に底上げしている。このCore i7-12700HはPコアが6基12スレッド、Eコアは8基8スレッドの14コア20スレッドで、最大4.7GHzとパワフルなスペックを持つ。

 ゲーミングノートPC向けのCPUとしては、11世代Core(開発コード名:Tiger Lake-H)も優秀だったが、第12世代Coreはそれをさらに大きく上回る。第10世代Core以前のモデルからであれば間違いなく大きな進化を実感することができるだろう。

G-Tune P5-RT 採用するCPUは、第12世代CoreプロセッサのHシリーズ(高性能のノートPC向け)で主力モデルとなるCore i7-12700Hだ
G-Tune P5-RT Mouse Control Centerユーティリティーでは、3種類の動作モードから選択できる
G-Tune P5-RT Mouse Control Centerでは、ファン制御のカスタマイズも可能だ

メモリとストレージはBTOで柔軟にカスタマイズ可能

 メモリとストレージは、BTOでのカスタマイズに対応しており、メモリは最大64GBまで搭載できる。ストレージ容量は最大2TB×2まで、より高速なSSD(Samsung PM9A1、PCIe 4.0 x4対応)を指定することも可能だ。

 標準構成では、メモリは16GB、ストレージはM.2 NVMe SSDを512GB搭載する。スタンダードクラスのゲーミングPCとしては標準的な構成だが、ゲームをダウンロードしているとストレージはすぐにいっぱいになる。

 USB接続の外付けSSDなどを使ってプレイしなくなったゲームを移動する手もあるが、1TB以上にしておいた方が移動の手間も少なく快適に使えるだろう。

 また、映像編集、配信などにも活用したいと考えているならば、メモリを32GB以上にしておくのがお勧めだ。このように適切なメモリとストレージ容量は用途や使い方で変わってくるので、BTOに対応しているのはありがたい。

G-Tune P5-RT 搭載するメモリは16GB(8GB×2、DDR4-3200)で、BTOでは最大64GBまで増やせる
G-Tune P5-RT 評価機のストレージは容量が512GBで、M.2タイプのPCI Express 3.0 x4対応SSDを搭載していた
G-Tune P5-RT CrystalDiskMark(ひよひよ氏・作)のスコア。普段使いでは十分な速度を備えているが、BTOでより高速なPCI Express 4.0 x4対応SSDや、最大4TB(2TB×2)を選択できる

 続いて、新モデルで採用されたGPUや、入力環境を見ていこう。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年9月24日