このコスパがうれしい! 2022年モデルが登場したスタンダードなゲーミングPC「G-Tune P5-RT」を試す(3/3 ページ)

» 2022年08月30日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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ベンチマークテストでゲーミングPCとしての確かな実力を実証

 G-Tune P5-RTはどのくらいのパフォーマンスを発揮できるのか、ベンチマークテストで見てみよう。Mouse Control Centerの動作モードは特に言及がない限り「パフォーマンス」に設定している。また、参考として、CPUにCore i7-9750H(6コア12スレッド)、GPUにGeForce GTX 1650(グラフィックスメモリは4GB)を搭載した旧世代のゲーミングノートPCのスコアも掲載している。

G-Tune P5-RT テストに利用した機材の主なスペック

 CINEBENCH R23のスコアからは第12世代Coreプロセッサの進化がよく分かる。全スレッドを使ったピークパワーを示すCPUスコアだけでなく、シングルスレッドのみでレンダリングするCPU(シングルコア)のスコアでも比較対象に大差を付けている。

 マルチスレッド性能が効くクリエイティブも、シングルスレッド中心のビジネスも、両者のバランスが重要なゲームまで、アプリの種類や作業を問わず、大きな進化を体感できるだろう。

 PCMark 10は、実際のアプリを利用し、日常操作(Essentials)、オフィス(Productivity)、コンテンツ制作(Digital Content Creation)それぞれの用途をシミュレートする内容だ。いずれのスコアも比較対象を大きく上回っている。

G-Tune P5-RT CINEBENCH R23のスコア比較。いずれの値も比較対象PCを圧倒している。特に、マルチスレッドでレンダリングするCPUスコアでは顕著だ
G-Tune P5-RT PCMark 10のスコア比較。Essentials(日常操作)、Productivity(オフィス)、Digital Content Creation(クリエイティブ)、いずれも比較対象に完勝している
G-Tune P5-RT バランスモードで実効したPCMark 10/Modern Office Battery Lifeのスコア(輝度50%)。残量6%までで7時間59分と、公称値(約7.5時間)以上に駆動した

 ゲーム向けの3D描画性能のテストである3DMarkのスコアも優秀だ。描画負荷の高い「Far Cry 6」でも高画質設定で最低フレームレートが60fpsと、快適にプレイできるだけのスコアをマーク。ゲーミングPCとしての実力の高さを実証している。

 動作音については、Mouse Control Centerの動作モードを変えてテストした。パフォーマンスモードとバランスモードはあまり差がない印象で、ともにアイドル時は静かだが、高負荷時はかなり大きな音になる。静音モードでは性能は落ちるものの、風切り音などのノイズを抑えて使うことができるので、適宜使い分けると良いだろう。

 発熱については、キーボードの中央、奥側は発熱が高いが、手がよく触れるパームレストやWASDキーのあたりは低めの温度に抑えられており、体感的に不快な印象がない。しっかりとパフォーマンスを引き出しながらも、うまく処理できている。

G-Tune P5-RT 3DMarkのスコア比較。GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU搭載機としてはかなり優秀なスコアだ
G-Tune P5-RT UL Procyon Benchmark Suitesのスコア比較。クリエイティブパフォーマンスも優秀なのが分かる
G-Tune P5-RT Far Cry 6のベンチマークテスト結果(1920×1080ピクセル、高品質)。グラフィックスメモリの容量に余裕があるわけではないが、最低フレームレートで60fpsを上回った
G-Tune P5-RT レインボーシックス シージのベンチマークテスト結果(1920×1080ピクセル、最高品質)
G-Tune P5-RT 動作モード別のFINAL FANTASY XIV:暁のフィナーレベンチマーク(1920×1080ピクセル、最高品質)。パフォーマンスモードとバランスモードはともに最高評価だ
G-Tune P5-RT 動作モード別のシステムの動作音の比較。静音モードにすれば高負荷時も静かに利用できる(室温は27度)
G-Tune P5-RT FINAL FANTASY XIV:暁のフィナーレベンチマークの最終盤にFLIR ONEで撮影したサーモグラフィー(室温は27度)

多用途に使えるオールラウンドなゲーミングノートPC

 G-Tune P5-RTの魅力は、バランスの良さにある。可搬性のある薄型ボディーに、Core i7-12700HとGeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU、そしてフルHD液晶ディスプレイの組み合わせは無駄がなく、実にバランスが良い。適切な排熱をしながらパフォーマンスがよく引き出され、ゲーミングPCとして完成度の高い製品に仕上がっている。

 バランスの良さには価格面も含まれる。評価機と同じ標準構成での直販価格は21万3200円(送料込み)だ。文句なしに「安い!」と感じることはないだろうが、それは現在の日本の経済状況では当然だろう。食品も工業製品も軒並み値上がりしている現実を直視すれば、リーズナブルな価格に収めつつ、うまく価格以上の価値を持たせることに成功しているといえる。

 ゲームはもちろん、ビジネス、クリエイティブなどの用途を選ばずにオールラウンドに対応する高い性能と機能を備えており、ビジュアルも派手すぎない。可搬性もあるので、ゲーミングを中心にさまざまな用途に活用したい人に向いている。「ゲーミングも楽しめるビジネスPC」「ゲーミングも楽しめる学習用PC」として導入するのもアリだろう。

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