17.3型の大画面でコスパ良しのゲーミングノートPC「G-Tune P7」を試す(3/3 ページ)

» 2022年10月06日 10時00分 公開
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ベンチマークテストでゲーミングPCとしての確かな実力を実証

 G-Tune P7はどのくらいのパフォーマンスを発揮できるのか、ベンチマークテストで見てみよう。

評価機の構成は、Core i5-12500HとGeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU(グラフィックスメモリは4GB)、32GBメモリ、512GB SSD(PCI Express 3.0x4)、OSはWindows 11 Homeという内容だ。Mouse Control Centerの動作モードは、特に言及がない限り「パフォーマンス」に設定している。

 定番のベンチマークテストにおいては、参考として、Core i7-9750H(6コア12スレッド)とGeForce GTX 1650(グラフィックスメモリは4GB)を搭載した、旧世代のゲーミングノートPCのスコアも掲載している。

G-Tune P7 マウスコンピューター Mouse ゲーミング ノートPC テストに利用した機材の主なスペック

 CINEBENCH R23では、全スレッドを使ってレンダリングするCPUスコアだけでなく、1スレッドのみでレンダリングするCPU(シングルコア)のスコアでも、比較対象のCore i7-9750Hを大きく引き離した。コア数の増加だけでなく、コア1つあたりの処理能力も大きく進化したことを示している。

 Core i5でありながら旧世代のCore i7を圧倒しており、第12世代Coreプロセッサの優秀さがよく分かる結果だ。

 一般に、ビジネス用途ではシングルスレッド性能、クリエイティブ用途ではマルチスレッド性能、ゲームでは両者のバランスが重要だ。あらゆる場面で進化を実感できるだろう。

G-Tune P7 マウスコンピューター Mouse ゲーミング ノートPC CINEBENCH R23のスコア比較。CPUスコア、CPU(シングルコア)ともに比較対象を圧倒している

 PCMark 10は、実際のアプリを利用し、日常操作(Essentials)、オフィス(Productivity)、コンテンツ制作(Digital Content Creation)それぞれの用途をシミュレートする内容だ。いずれのスコアも比較対象を大きく上回っている。

 ゲーム向けとなる、3D描画性能のテストである3DMarkのスコアも優秀だ。描画負荷の高いFar Cry 6でも高画質設定で最低フレームレートが60fpsと、快適にプレイできるだけのスコアをマークしており、ゲーミングPCとしての実力の高さを実証している。

G-Tune P7 マウスコンピューター Mouse ゲーミング ノートPC PCMark 10のスコア比較。Essentials(日常操作)、Productivity(オフィス)、Digital Content Creation(クリエイティブ)、いずれも比較対象に完勝している
G-Tune P7 マウスコンピューター Mouse ゲーミング ノートPC バランスモードで実施したPCMark 10/Modern Office Battery Lifeのスコア(輝度は50%)。残量99%から5%までで3時間59分動作した
G-Tune P7 マウスコンピューター Mouse ゲーミング ノートPC 3DMarkのスコア比較。GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU搭載機としては、かなり優秀なスコアだ。もちろん比較対象も上回っている
G-Tune P7 マウスコンピューター Mouse ゲーミング ノートPC UL Procyon Benchmark Suitesのスコア比較。クリエイティブパフォーマンスも優秀だ
G-Tune P7 マウスコンピューター Mouse ゲーミング ノートPC レインボーシックス エクストラクションのベンチマークテスト結果(1920×1080ピクセル、低品質)。最低フレームレートで144Hzを上回っている
G-Tune P7 マウスコンピューター Mouse ゲーミング ノートPC Far Cry 6のベンチマークテスト結果(1920×1080ピクセル、高品質)。VRAM容量に余裕はないが、最低フレームレートで60fpsを上回った
G-Tune P7 マウスコンピューター Mouse ゲーミング ノートPC 動作モード別のFINAL FANTASY XIV:暁のフィナーレベンチマーク(1920×1080ピクセル、最高品質)。パフォーマンスモードとバランスモードでは「とても快適」評価だった

放熱設計も優秀

 動作音については、Mouse Control Centerの動作モードを変更してテストした。パフォーマンスモードとバランスモードはともにアイドル時は静かだが、高負荷時はかなり大きな音になる。静音モードでは性能は落ちるものの、アイドル時とあまり変わらないほどの静音状態で使うことができるので、適宜使い分けるとよいだろう。

 発熱については、キーボードの奥側中心に発熱があるものの、手がよく触れるパームレストやWASDキーのあたりは低めの温度に抑えている。しっかりとパフォーマンスを引き出しながらも、うまく処理できている形だ。

G-Tune P7 マウスコンピューター Mouse ゲーミング ノートPC 動作モード別のシステムの動作音の比較。静音モードにすれば高負荷時も静かに利用できる(室温27度)
G-Tune P7 マウスコンピューター Mouse ゲーミング ノートPC FINAL FANTASY XIV:暁のフィナーレベンチマークの最終盤に、FLIR ONEで撮影したサーモグラフィー(室温27度、パフォーマンスモード)。手が良く触れるパームレストの発熱はうまく抑えられているのが分かる

ワンランク上の迫力が味わえるゲーミングノートPC!

 G-Tune P7の魅力は、17.3型の大画面にある。一般的な15.6型よりも一回り大きな画面は、やはりワンランク上の迫力がある。144Hzのリフレッシュレートに対応しているのもポイントで、外部ディスプレイに接続しなくても、これ1台でレベルの高いゲーミング体験を味わえる。

 大きな画面は普段使い、ビジネスシーンやクリエイティブ用途などに活用する場合にもアドバンテージだ。文字が小さいと無意識に姿勢が悪くなりがちだが、そのような心配もなく、疲労もたまりにくいだろう。もちろん、外部ディスプレイ出力端子もそろっているので、外部ディスプレイを活用したい場合にもスマートに対応できる。

 またメモリが32GB、512GB SSDの構成で22万9900円というコストパフォーマンスの良さも魅力だ。フルHD解像度でしっかりゲームが楽しめるパフォーマンスと、リーズナブルなプライスをうまく両立させている。

 ゲーミングのパフォーマンスでは上には上がいるものの、「ゲーミングを主目的とするゲーミングPCを名乗るからにはこのくらいのパフォーマンスはほしい」という水準はしっかりクリアしている。汎用(はんよう)PCや入門機からステップアップし、適切なコストで効果的にゲーミング環境を高めたいと考えている人には最適な存在だろう。

 この大画面はゲーム以外でもメリットがあるし、パフォーマンスも高くオールラウンドで活躍してくれる。派手過ぎないビジュアルなので、在宅ワークで利用しても違和感はない。ゲーミングが主目的の方はもちろん、ビジネス、クリエイティブなど、幅広いジャンルで活用できるノートPCを探している人にもお勧めしたい製品だ。

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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年11月10日