真に“頑丈でパワフルなタブレットPC”とは? それは「Latitude 7230 Rugged Extremeタブレット」だ!(3/3 ページ)

» 2022年12月09日 10時00分 公開
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「防爆」を含むあらゆる耐環境/耐衝撃性能を網羅

 ここからは、Latitude 7230 Rugged Extremeタブレットの“本分”である耐環境/耐衝撃性能について確認していこう。

 先述の通り、現場ワークでは過酷な環境での作業を行うことも多い。雨に降られたり水しぶきを受けたりしても耐えられる「防水性」、ホコリの多い環境でも問題なく運用できる「防じん性」、極端に寒かったり暑かったりする場所など、過酷な環境下でも利用できる「耐環境性」、そして大きな物理的な衝撃にも耐えられる「耐衝撃性」が求められる。とりわけ、屋外での現場ワークでは、これらの要素を強く求められる。

 これらの“丈夫さ”を客観的に示す指標として、米国防総省が定めた物資調達基準「MIL-STD-810シリーズ」(いわゆるMIL規格)が知られている。この規格では、米軍が調達する物資に関する耐環境/耐衝撃性能の試験方法が定められており、現在の最新規格は2019年に策定された「Revision H(MIL-STD-810H)」である。その試験は「衝撃」「粉じん」「防滴/防水」「温度湿度」「塩水噴霧」「直射日光」から、「船舶設置機械振動」に「発砲」など、多岐に渡る。

 また、防滴/防水や防じんに絞ると、日本工業規格(JIS)の「電気機械器具の外郭による保護等級」に定められている「IPコード」が有名だ。IPコードは国際電気標準会議(IEC)が定める「IEC 60529」と互換性があるが、MIL規格とは異なり水の浸入に関しては「真水」を使ってテストを行うことに注意を要する。

 Latitude 7230 Rugged Extremeタブレットでは、MIL-STD-810Hに定める耐環境/耐衝撃試験のうち16項目をクリアしており、IP6X等級の防じん性能とIPX5等級の防滴性能を有している。

MILスペック Latitude 7230 Rugged Extremeタブレットは、MIL-STD-810Hに定める主要な耐環境/耐衝撃試験をクリアし、IP65等級の防じん/防滴性能を確保している。注目すべきは「防爆対応」だが、詳しくは後述する

 MIL規格やIPコードは、タフネスタブレットPCだけでなく、見た目的にはスマートなノートPC、タブレットPCやスマートフォンでも丈夫さを示す客観的指標として使われており「それなら、別にタフネスタブレットPCじゃなくてもいいんじゃない?」と思う人がいるかもしれない。

 しかし、Latitude 7230 Rugged Extremeタブレットには、一般的なタフネスタブレットPCでは“忘れられがち”な「防爆性」も確保している。防爆性は可燃性のガス/蒸気/粉じんによる火災や爆発を起こさない性能のことを指し、本モデルでは「ANSI/ISA-12.12.01」に定める防爆性能を確保している。具体的には、以下のガス/蒸気が爆発または着火する可能性がある環境における防爆性能を備える。

  • アセチレン
  • 水素
  • エチレン
  • プロパン

 「え、防爆性ってそんなに重要なの?」と思う人がいるかもしれない。しかし、ガソリン、都市ガスやLPG(液化プロパンガス)など、可燃性の液体やガスを取り扱うことの多い現場ワークでは、PC本体の熱による発火や爆発を防ぐ観点から防爆性能は非常に重要だ。少し意外かもしれないが、船舶に据え付けるPCについても、船の種類(船級)や設置場所によっては防爆性能の確保が義務付けられる。

 少し小難しいことを説明してきたが、端的にいうと、Latitude 7230 Rugged Extremeタブレットは、現時点では“貴重な”危険物を扱うタンカーを含む洋上利用に対応するタブレットPCということだ。

タンカーのイメージ Latitude 7230 Rugged Extremeタブレットは、ANSI/ISA-12.12.01に定める防爆性能を有しており、石油タンカーのような危険物を積載する船舶での利用を含めて、洋上利用にも適している

デル・テクノロジーズならではのサポートも受けられる!

 ここまで見てきたように、Latitude 7230 Rugged Extremeタブレットは最新世代のハードウェアと防爆性能を含む丈夫さを兼ね備える“希少な”タフネスタブレットPCに仕上がっている。これまでPCを利用できなかった過酷な環境への導入はもちろん、性能不足に悩まされていた業務にも便利に使える。

 例えば、冷凍庫内や炎天下といった過酷な環境でも安定してPCを使うことで在庫管理や屋外での作業のIT化も進められる。ホットスワップ対応のバッテリーでPCの駆動時間を気にせず業務を継続したり、場合によっては会社に戻らずにデータの整理ができたりと、Latitude 7230 Rugged Extremeタブレットを活用すれば、場所を選ばずに高い生産性を実現できる。

 先に少し触れた通り、このモデルは構成のカスタマイズに対応している。業務内容に合わせて、ムダなく最適な構成に仕上げられることは大きな魅力だ。加えて、24時間365日の電話対応窓口を始めとして、デル・テクノロジーズの充実したサポート体制を利用できる点も心強い。

 これまで「DX」や「デジタル化」を諦めていた現場ワークの人にこそ、生まれ変わったLatitude 7230 Rugged Extremeタブレットに注目してほしい。業務改善や生産性向上に大きく貢献してくれるはずだ。

軽い 頑丈なだけに見た目もゴツめであるLatitude 7230 Rugged Extremeタブレットだが、最軽量構成の重量は約1.26kgとタフネスタブレットPCとしては軽い。今回レビューした構成も、オプションのリジットハンドルを付けた状態で実測1384gと、ひと昔前からは信じられない軽さである
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提供:デル・テクノロジーズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年12月19日

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