真に“頑丈でパワフルなタブレットPC”とは? それは「Latitude 7230 Rugged Extremeタブレット」だ!(1/3 ページ)

デル・テクノロジーズから新たに登場したタブレットPC「Latitude 7230 Rugged Extremeタブレット」は、防爆性能が求められる過酷な環境での利用はもちろん、優れた耐衝撃性能を備えつつも、第12世代Coreプロセッサを始めとする最新スペックを備える“希有”な存在だ。今までタブレットPCの導入が困難だった現場ワークにおけるDXを強力に推進してくれる本機の特徴に迫っていこう。

» 2022年12月09日 10時00分 公開
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 働き方改革やコロナ禍の影響もあり、特にICT(情報通信産業)業界では、オフィスワークと在宅勤務を含むテレワークを融合した「ハイブリッドワーク」が広く浸透した。その主役は、何といってもノートPCやタブレットPCだろう。

 一方で、工事現場や工場/倉庫でのラインワーク、警察/消防といった「現場ありき」の仕事のテレワーク化は困難で、そもそものICT化も遅れがちだったが、昨今ではICT技術を使って業務の効率化を進めようという動きが急速に広がっている。「ネット経由の作業/業務報告」「現場間や本社/支社とのWeb(ビデオ)会議」といった形で、現場ワークでもいわゆる「デジタルトランスフォーメーション(DX)」が進みつつあるのだ。

 しかし、極端な暑さ/寒さにさらされたり、あっという間に砂やホコリにまみれたり、強い衝撃が加わったりと、「現場」は過酷な環境であることも珍しくない。一般的なPCではすぐに壊れてしまうので、頑丈なPCが求められる……のだが、過酷な環境にも耐えうるPCは、選択肢が非常に限られる。過酷な環境に耐えることに加えて、最近利用頻度が増えたWeb会議など、負荷の高い作業をスムーズに行える性能を備えるものというと、さらに選択肢は狭まる。

 「頑丈で処理パフォーマンスも高く、画面も大きいタブレットPC」というと、かつては夢のまた夢だった。しかし、デル・テクノロジーズから、その夢をかなえてくれるタブレットPC「Latitude 7230 Rugged Extremeタブレット」が登場した。この記事では、その特徴をチェックしていく。

お断り

Latitude 7230 Rugged Extremeタブレットは購入時にカスタマイズ(CTO)を行えます。ただし、カスタマイズの内容によっては別のカスタマイズオプションを選べない、あるいは選択肢に制限が出る場合もあります。


Latitude 7230 Rugged Extremeタブレット デル・テクノロジーズから登場した新型タフネスタブレットPC「Latitude 7230 Rugged Extremeタブレット」(Webカメラ非搭載構成)
利用シーン Latitude 7230 Rugged Extremeタブレットは、従来のタフネスタブレットPCよりもさらに広いフィールドで活躍できるポテンシャルを秘めている

頑丈ながらも“最新世代”のスペック

 Latitude 7230 Rugged Extremeタブレットは、語るべきポイントがたくさんある。どれから語ろうか迷う所だが、今回はタブレットPCとしての“処理性能”から説明していこうと思う。

 先述の通り、現場ワークは過酷な環境での作業を強いられることも珍しくない。一般的なタブレットPCほど選択肢は多くないものの、防水(防滴)/耐水/防じん性能や耐衝撃性能を強化した「タフネスタブレットPC」は、従来から複数のメーカーから製品化されている。

 タフネスタブレットPCは、生産コストの多くを耐環境性能や耐衝撃性能を高めることに割く傾向にある。用途が用途だけにそれは当たり前のことではあるのだが、あまりに高価すぎると手に取ってもらえなくなる。そこで少しでも価格を抑えるべく、一般的なタフネスタブレットPCは数世代前のCPUを採用したり、最新のインタフェースを非搭載としたり、ディスプレイのサイズや解像度を控え目にしたりすることも珍しくない。

 しかし、Web会議システムを始めとして、最近では現場ワークでもPCとしての処理性能を求められるシーンが増えている。作業効率を向上する観点から、現場ワークでも安心して使える頑丈さと高い処理性能を“両立”できるとありがたい。

過酷なイメージ 現場ワークで使うタブレットPCには、過酷な環境への耐性だけでなく、処理パフォーマンスの高さも求められるようになってきた

 その点、Latitude 7230 Rugged Extremeタブレットは頑丈さをしっかりと維持しつつ、最新世代のCPU大きくて見やすいディスプレイを備えている。

 CPUはIntelのモバイル向けとしては最新の「第12世代Coreプロセッサ(開発コード名:Alder Lake)」を採用している。このCPUは、処理パフォーマンスを重視した「パフォーマンスコア(Pコア)」と処理効率(消費電力の抑制)を重視した「効率コア(Eコア)」を組み合わせたハイブリッド構成を取っていることが特徴で、高い処理能力を備えつつ、長時間のバッテリー駆動を実現している。

 CPUのパフォーマンスが高いということは排熱設計もしっかりしないといけない所だが、防滴/防じん性能(詳細は後述)をしっかりと確保した上で、通風口と冷却ファンを搭載している。手で直接持って使っても、発熱が気になることはあまりないだろう。

CPU 古い世代のCPUが使われがちなタフネスタブレットPCの世界にあって、Latitude 7230 Rugged Extremeタブレットは最新の第12世代Coreプロセッサを採用している。最上位構成では合計10コア12スレッドの「Core i7-1260U」を選択することも可能だ
冷却ファン 本体の冷却用のファンを備えつつも、防滴/防じん性能をしっかりと確保している。これは簡単そうに見えてとても難しいことである

 メインメモリは最新かつ高速なLPDDR5-5200規格のもので、容量は8GB、16GB、32GBをから選べる。ストレージも高速なPCI Express接続のM.2 SSD(Type 2230)を搭載しており、カスタマイズで最大2TBまで選択可能だ。カスタマイズ時に「リムーバブルSSD」を選択すれば、万が一SSDに障害が発生した場合でもすぐに交換できる上、廃棄時に「ストレージ(SSD)を物理破壊する」というセキュリティポリシーを採用している企業でも、ストレージの処分をする際の手間を減らせる(※1)。

 OSは最新の「Windows 11 Pro」をプリインストールしているが、そのライセンスを利用してカスタマイズでWindows 10 Pro(64bit版)をプリインストールすることも可能だ。

(※1)「リムーバブルSSDなし」を選択した場合は、ベースカバー(裏ぶた)を全て外すことでSSDを交換/取り外しできますが、防水/防じん/耐衝撃性能を維持する観点から推奨されません

裏ぶた 購入時のカスタマイズで「リムーバブルSSDあり」を選択すると、ベースカバーに「M.2 SSDドア」が追加される。「廃棄時に物理破壊など特別なセキュリティ要件がない」「ストレージ全体の暗号化で対応可能」という場合は、「リムーバブルSSDなし」オプションを選ぶとよいだろう
なし 一方、カスタマイズで「リムーバブルSSDなし」を選ぶと、写真のようにM.2 SSDドアが省かれる

外でも見やすい16:10液晶ディスプレイを搭載 タッチやペンにも対応

 ディスプレイは約12型のWVA液晶で、最大解像度は1920×1200ピクセル(アスペクト比16:10)となる。このモデルの先代に当たる「Latitude 7220 Rugged Extremeタブレット」がフルHD(1920×1080ピクセル)の11.6型液晶を搭載していたことを考えると、縦方向に表示できる情報量が増えたことは特筆すべきだろう。

 このディスプレイの最大輝度は1200ニトである。先代も最大1000ニトと明るい液晶ディスプレイを搭載しているが、その上をゆく輝度に対応することで、直射日光下においてさらに見やすくなった。基本スペックの底上げと合わせて、屋外での作業効率が一層高まる。

ディスプレイ ディスプレイの最大輝度は1200ニトと、タブレットPCの液晶ディスプレイとしては高めだ。この輝度が、屋外での視認性を高めてくれる(写真はオプションの「リジッドハンドル」を取り付けた場合

 加えて、Latitude 7230 Rugged Extremeタブレットはタッチ操作とペン入力に対応している。タッチは最大10点のマルチタッチ操作に対応しており、作業用の分厚い導電性を持たない手袋でも操作可能だ。

 ペンは指先操作を再現できる「パッシブペン」が1つ付属しており、本体には収納スペースもある。主にアプリ上のボタンをタッチするために使うなら、パッシブペンでも十分だろう。

 別売ではあるが、より細かい入力ができる「アクティブペン」も用意されている。アクティブペンはIP55等級の耐水/耐じん設計となっており、画面に水分やホコリが付いている状態でも入力可能だ。業務上で手書きのサインをする(求める)機会が多い場合は、より精緻に書き込めるアクティブペンを用意しておくことをお勧めしたい。

パッシブペン 本体にはパッシブペンとストラップが付属する。保守用品として購入することも可能だ
しまう図 本体にはパッシブペンの収納スペースとストラップホールもある。しっかりくくりつけておけばペンがなくなることもないだろう
ペン入力の図 パッシブペンがあれば、現場で撮影した写真に説明を書き入れることも難なくできる。もう少し精緻に書き込みたい場合は、オプションのアクティブペンを用意することも検討したい
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提供:デル・テクノロジーズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年12月19日

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