今回のインタビューに合わせて、Endeavor NA711E(試作機)に触れる機会があった。簡単にインプレッションをお届けしよう。
まず、約912gのボディーの印象はとてもよい。14型と大きめの画面を搭載しているだけに、見た目と実際の重さとのギャップがある。初めて持った時は、軽量ノートPC特有の“フワッ”と浮き上がるような感覚があった。
ボディーにはマグネシウムとアルミニウムの合金を採用しているだけに、剛性も十分に備えている。あえてボディーの端を持ってみたが、たわむ様子もない。これなら、安心して持ち運ぶことができる。
実際に使ってみると、基本的な部分がしっかりと作り込まれているなという印象。14型の広視野角ディスプレイは、色域がsRGB比で約100%と十分にあり、とにかく見やすい。見やすいディスプレイは、PCを使った仕事のモチベーション向上にプラスに働く。
キーボードも打ちやすい。クセの少ない配列で打ち心地も良い。キーボード下の剛性もしっかりと確保されているので、タイピングの際にキーボードがたわんだりすることもなかった。先代機から好評を得ているというのもうなずける。
BTOで柔軟なカスタマイズができるのもうれしいポイントだ。特に1kg以下の超軽量クラスのノートPCでは、自由度の高いカスタマイズに対応する製品は少ない。それだけに、CPU、メモリ、ストレージを個別に選べるEndeavor NA711Eの存在は貴重である。
そして、第12世代インテル Core プロセッサーはとにかくデキがよい。小島氏が言うように、Core i3-1215U プロセッサーでも、メインメモリが16GB以上あればビデオ会議を含む一般的なビジネス用途ならば十分に快適である。
円安や部材の高騰などによりPCの価格が上昇しているだけに、Core i3 プロセッサーという選択肢も検討する価値があるだろう。
コロナ禍をきっかけにビデオ会議を軸にしたハイブリッドワークが普及し、働く場所が多様化してきた。持ち運びやすさとメインPCとして使える高性能、使いやすさ、セキュリティへの配慮も兼ね備えたノートPCが求められるようになっている。
Endeavor NA711Eはまさにそのニーズにぴったりな製品だ。ハイブリッドワーク向けに新しいノートPCの導入を検討しているならば、有力な選択肢としておすすめしたい。
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