ここからは、ベンチマークテストの結果を掲載する。特に言及がない限り、Control Centerのパワーセッティングは「パフォーマンスモード」、Windows 11の電源モードは「最適なパフォーマンス」に設定している。参考として、同社の「mouse F7-i5」(Core i5-1235U搭載)と2018年発売のビジネスPC(Core i5-8250U搭載)のスコアも掲載した。
CINEBENCH R23のスコアから、Core i7-12650Hが持つパワーが分かる。さすがにPBP 45WのHシリーズのCPUというスコアで、同じ第12世代でもPBP 15WのUシリーズとなるCore i5-1235Uを搭載するmouse F7-i5も圧倒している。
PCMark 10では、Essentials(日常操作)、Productivity(オフィス作業)、Digital Content Creation(クリエイティブコンテンツ制作)、どの項目でも比較対象に対して大きくリードしており、総合力の高さが明らかな結果となっている。
3D描画系のテストからは、NVIDIA GeForce MX550の効果も読み取れる。グラフィックスメモリが2GBと少な目ではあるが、それでもCPU内蔵GPUに対する優位は明らかだ。3DMark/Time Spyでは、Intel Iris Xe Graphics(Core i5-1235U)の2倍以上のスコアをマークし、NVIDIAの主張(CPU内蔵GPUの最大2倍のパフォーマンス)を裏付ける結果が出た。
また、FINAL FANTASY XIV:暁のフィナーレベンチマークでは、フルHDの標準品質で「非常に快適」評価だ。レインボーシックス シージでも、フルHD解像度の低画質設定で最低FPSは170fpsだった。ブラウザベースのカジュアルゲーム、ソーシャルゲームなどのエンターテインメントを快適に楽しめるのはもちろん、ある程度本格派のゲームもしっかりプレイできる描画性能がある。
動作音については、パフォーマンスモードやバランスモードの高負荷時は大きな音になるが、静音モードにすれば常時静音で利用することもできる。放熱についても、手がよく触れるパームレストの熱は完璧に抑えられている。
ベンチマークテストの結果に見るように、mouse K5のパフォーマンスは非常に優秀だ。画面の品質も良いし、装備も実用性の高い内容なので、ビジネスをパワフルにこなせるのはもちろん、ゲーム、クリエイティブまで、多方面に対応できるオールラウンダーなスタンダードPCとなっている。
マウスコンピューターの直販サイトでの販売価格は、標準構成で15万9800円(税込み/送料別、以下同様)だ。メモリとSSDを倍増したハイスペック構成の「mouse K5 (プレミアムモデル) [Windows 11]」は17万9800円で用意されており、ハイスペック構成ならばこちらの方がよりコスパが良いのでお勧めである。
PCは仕事や学習には欠かせないツールになっているだけに、使っているPCの性能や使い勝手は、仕事や学習の効率、モチベーションを大きく左右する。本製品のような高い性能で使い勝手に優れたPCがあれば、仕事や学習にもより身が入ることだろう。
今使っているPCの性能に不満があるなら、買い替えや買い足しを検討してみてはいかがだろうか。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年3月16日