中小企業でも安価に効果的なランサムウェア対策ができる! 「QNAP ADRA」で固める次世代ネットワークセキュリティ(5/5 ページ)

» 2023年02月17日 10時00分 公開
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VMが動作する世界初のPoE対応エッジスイッチ「QGD-1600P」

 今回、ARDAをレビューするに当たって利用したエッジスイッチは「QGD-1600Pシリーズ」である。PoE(Power over Ethernet)に対応するエッジスイッチとしては世界で初めてVMの稼働に対応したことが特徴で、標準のメモリ容量によって「QGD-1600P-4G(4GBメモリ)」と「QGD-1600P-8G(8GBメモリ)」の2モデルが用意されている。

QGD-1600P-8G QGD-1600Pシリーズはラックマウントに対応するボディーを採用している。今回のレビューでは8GBメモリモデル「QGD-1600P-8G」を使った。税込みの参考価格は12万円前後とコストパフォーマンスも良好だ

 QGD-1600Pシリーズの主なスペックは以下の通りだ。

  • CPU:Celeron J4115(1.8GHz〜2.5GHz/4コア4スレッド)
    • スイッチとしての処理を行う「QSS(QNAP Switch System)」は別途搭載
  • メモリスロット:DDR4-2400 SO-DIMM×2
    • 標準容量:4GBまたは8GB
    • 最大容量:8GB
  • ストレージ
    • 内蔵フラッシュメモリ:4GB
    • 2.5インチHDD/SSDスロット:2基(ホットスワップ対応:HDD/SSDは別売)
  • ネットワークポート(PoE給電は合計で最大360Wまで)
    • 1000BASE-T×4(IEEE 802.3bt規格の60W給電に対応)
    • 1000BASE-T×10(IEEE 802.3at規格の30W給電に対応)
    • 1000BASE-T/1000BASE-X(SFP)×2(IEEE 802.3at規格の30W給電に対応)
  • 他のポート類
    • USB 3.2 Gen 1 Standard-A×1
    • USB 2.0 Standard-A×2
    • HDMI出力×1
    • Serial ATA 3.0×2
  • 拡張スロット
    • PCI Express 2.0 x2×2

 QGD-1600PシリーズはQNE Networkの他、QNAPのNAS用OS「QTS 5.0」での稼働に対応している。今回はQNE NetworkとADRAの組み合わせでNDRとして運用したが、QTS 5.0をインストールしてNAS機能付きのエッジスイッチとして運用することも可能だ。柔軟な運用性も魅力といえる。

正面ポート類 QGD-1600Pシリーズのポート類。ホスト用以外のネットワークポートは全てPoE対応で、特に4基は最大給電能力が2倍となったIEEE 802.3bt規格に対応している
内部 QNE NetworkやQTS 5.0を実際に稼働するには、内部の2.5インチHDD/SSDベイにストレージを装着する必要がある。別売の「M.2アダプター」をPCI Expressスロットに装着するとPCI Express(NVMe)規格のM.2 SSDも利用可能だ
QSS スイッチ機能の制御を行うQSSは別途搭載されており、Webブラウザからアクセス可能な管理画面も別に用意されている

10GbEを使う場合は上位機種「QGD-1602Pシリーズ」をチェック!

 QGD-1600Pには上位機種として「QGD-1602Pシリーズ」も用意されている。より高速な10Gbps対応ポート(10GBASE-T/10GBASE-X)を標準で備える他、PCI Express(NVMe)規格のM.2 SSDをオプションなしで搭載できるなど、拡張性も高い。搭載するCPUとメモリの容量によって「QGD-1602P-C3558-8G(Atom C3558/8GBメモリ)」と「QGD-1602P-C3758-16G(Atom C3758/16GBメモリ)」の2モデルが用意されている。

 詳しい説明は製品情報サイトを確認してほしい。

 なお、ADRAを利用する場合、監視を行うデバイスの台数に応じて以下のモデルを選ぶと快適に利用できる。

  • 50台以下:QGD-1600Pシリーズ
  • 51台〜80台まで:QGD-1602P-C3558-8G
  • 81台〜110台まで:QGD-1602P-C3758-16G
QGD-1602P-C3758-16G より高速なネットワークポートが必要な場合、あるいはADRAでより多くの端末のトラフィックを監視したいしたい場合は、上位モデルである「QGD-1602Pシリーズ」の利用が推奨される(写真はQGD-1602P-C3758-16G)

QGD-1600PシリーズとQNAP ADRAで次世代のセキュリティを実現!

 「セキュリティソフト、ファイアウォールでセキュリティ対策は大丈夫!」という時代は、既に終わっている。これからは「侵入されないこと」だけでなく「侵入されても被害を受けない」対策も講じる必要がある。中小企業であってもそれは同様で、ひとたび被害を受けてしまったら、企業の存続が揺らぐ事態にもなりかねない。

 QGD-1600PシリーズとQNAP ADRAで、ハイコストパフォーマンスな次世代のセキュリティを実現しよう。

QNAP ADRAを試せる「貸し出しサービス」も

 QNAPでは、ADRAを試せるスマートスイッチの貸出サービスを提供している。ADRAについて「もっと詳しく話を聞きたい」「実際のネットワーク環境で試してみたい」という場合は、以下のリンクから問い合わせてほしい。


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提供:QNAP株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年3月14日

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