今回、ARDAをレビューするに当たって利用したエッジスイッチは「QGD-1600Pシリーズ」である。PoE(Power over Ethernet)に対応するエッジスイッチとしては世界で初めてVMの稼働に対応したことが特徴で、標準のメモリ容量によって「QGD-1600P-4G(4GBメモリ)」と「QGD-1600P-8G(8GBメモリ)」の2モデルが用意されている。
QGD-1600Pシリーズの主なスペックは以下の通りだ。
QGD-1600PシリーズはQNE Networkの他、QNAPのNAS用OS「QTS 5.0」での稼働に対応している。今回はQNE NetworkとADRAの組み合わせでNDRとして運用したが、QTS 5.0をインストールしてNAS機能付きのエッジスイッチとして運用することも可能だ。柔軟な運用性も魅力といえる。
QGD-1600Pには上位機種として「QGD-1602Pシリーズ」も用意されている。より高速な10Gbps対応ポート(10GBASE-T/10GBASE-X)を標準で備える他、PCI Express(NVMe)規格のM.2 SSDをオプションなしで搭載できるなど、拡張性も高い。搭載するCPUとメモリの容量によって「QGD-1602P-C3558-8G(Atom C3558/8GBメモリ)」と「QGD-1602P-C3758-16G(Atom C3758/16GBメモリ)」の2モデルが用意されている。
詳しい説明は製品情報サイトを確認してほしい。
なお、ADRAを利用する場合、監視を行うデバイスの台数に応じて以下のモデルを選ぶと快適に利用できる。
「セキュリティソフト、ファイアウォールでセキュリティ対策は大丈夫!」という時代は、既に終わっている。これからは「侵入されないこと」だけでなく「侵入されても被害を受けない」対策も講じる必要がある。中小企業であってもそれは同様で、ひとたび被害を受けてしまったら、企業の存続が揺らぐ事態にもなりかねない。
QGD-1600PシリーズとQNAP ADRAで、ハイコストパフォーマンスな次世代のセキュリティを実現しよう。
QNAPでは、ADRAを試せるスマートスイッチの貸出サービスを提供している。ADRAについて「もっと詳しく話を聞きたい」「実際のネットワーク環境で試してみたい」という場合は、以下のリンクから問い合わせてほしい。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年3月14日