急変するビジネス事情に備えよ! ビジネスPCはこんなに進化した! 新旧Let's noteを比べて分かった驚きの結果(1/3 ページ)

パナソニック コネクトのモバイルPC「Let's note」シリーズは、古くからビジネス向けの人気モデルとして名をはせている。しかし、その新旧モデルを比べてみると、昨今のハイブリッドワークに最適化されているのがいかに大切なのかが分かる。

» 2023年03月30日 10時00分 公開
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 コロナ禍をきっかけに社会の行動様式が大きく変わるとともに、Web会議を活用したテレワークの普及によってビジネス環境も大きく変化した。ビジネスPCにも、よりパフォーマンスが求められるようになっていることはよく聞かれるが、実際のところはどうなのだろうか。新旧のビジネスモバイルPCの性能や機能面を徹底的に比較してみた。

新旧Core i7搭載の12型台モバイルPCでテスト

 今回、ビジネスモバイルPCとして用意したのは、パナソニック コネクトのLet's noteシリーズだ。ビジネスパーソンならば、その名を知らぬ者はいないであろう、伝統のブランドである。Let's noteシリーズといえば、でこぼこのあるボンネット構造を取り入れたボディーを連想する人も多いだろう。

 その最新モデルが「Let's note SR」シリーズだ。12.4型の液晶ディスプレイに第12世代インテル® Core i7プロセッサーを搭載したモデルとなる。一方で、旧世代のビジネスPCとしては、Let's note SRの前身であるLet's note SZシリーズからLet's note SZ6を選んだ。

 こちらは、Let's noteシリーズの平均使用年数は6年というユーザー調査の結果から、ちょうど6年前、2017年世代のモデルを用意した。こちらも第7世代インテル® Core i7プロセッサーを採用した、当時としては最上級のビジネスモバイルPCである。

レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク 2023年の最新モデル「Let's note SR3」(右)と、2017年発売の「Let's note SZ6」(左)を比べた。最新PCと旧世代PC、ビジネス向けPCでの差はどうなのだろうか

最新ビジネスノートPC代表:Let's note SR3

 それでは、両モデルの詳細を見ていこう。

 Let's note SR3(CF-SR3HDNCR)は、12.4型のボディーに、メインで使える高い性能と先進のハイブリッドワーク向け機能を備えたプレミアムなモバイルPCだ。

 CPUは、モバイル向けの第12世代インテル® Coreプロセッサー(開発コード名:Alder Lake)の中でも高性能なCore i7-1260Pを採用する。12コア16スレッドで最大周波数4.7GHzと、パワフルな仕様を持つ。

 メモリはLPDDR4x 16GB、ストレージにも高性能なPCIe 4.0 x4対応SSDを搭載しており、現代のビジネスPCを代表するスペックを備える。さらに、アスペクト比3:2の液晶ディスプレイ、Thunderbolt 4を始めとした新旧規格を網羅する豊富なインタフェースに、高速通信機能やWebカメラ、高音質マイク/スピーカーなど、Web会議を軸にハイブリッドワークをこなすための最新のビジネス事情に最適化した内容となっている。

 今回検証したSR3は量販店の店頭で販売されているブラックカラーだが、法人向けモデルでは別色のカームグレイとなる(2023年3月現在)。

Let's note SR3(CF-SR3HDNCR)の主なスペック

  • OS:Windows 11 Pro
  • CPU:Intel® Core i7-1260Pプロセッサー(Pコア4基8スレッド/Eコア8基8スレッド/最大4.70GHz)
  • メモリ:16GB(LPDDR4x/デュアルチャンネル)
  • ストレージ:512GB SSD(PCI Express 4.0 x4対応)
  • ディスプレイ:ノングレア12.4型(1920×1280ピクセル)
  • 無線LAN:Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)
  • ボディーサイズ:273.2(幅)×208.9(奥行き)×19.9(厚さ)mm(突起部のぞく)
  • 質量:約949g ※付属のバッテリーパック(標準)装着時
  • バッテリー駆動時間:約16時間 ※付属のバッテリーパック(標準)装着時
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク 最新モデルの「Let's note SR3」だ。アスペクト比3:2の画面と、スリムベゼルデザインの影響もあってグッと洗練されたイメージとなる。この薄さでUSB Type-C(Thunderbolt 4)などの先進機能に加え、1000BASE-T対応の有線LANやアナログRGB出力端子(D-Sub 15ピン)、SDメモリーカードスロット(UHS-II対応)なども装備する
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク Let's noteシリーズの象徴であるボンネット構造を継承している。内部にリブを施し補強することで最小限の厚みで頑丈さを確保し、ボディーの厚さは20mmを切るスリムさだ
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク 底面もフラットに仕上がっている。薄型ボディーでもバッテリーはユーザー自身で交換可能だ。このモデルには大容量な標準バッテリーパック(約270g)を付属しているが、オプションで約190gの軽量バッテリーパックも用意されている

旧世代ビジネスノートPC代表:Let's note SZ6

 比較対象の旧世代ビジネスPCとしては、Let's note SRの祖先となる12型台の「Let's note SZ」シリーズの中から「Let's note SZ6」を用意した。Let's noteシリーズの平均使用年数は6年という結果があることから、2017年発売モデルを選んでいる。

 当時としては最上位のモデルであり、CPUは第7世代インテル® Core i7-7600U vProプロセッサー、メモリはLPDDR3の8GB(デュアルチャンネル)、ストレージには256GBのSATA SSDを搭載している。バッテリーは軽量のバッテリーパックSと大容量のバッテリーパックLがある。

Let's note SZ6(CF-SZ6ZDYPP)の主なスペック

  • OS:Windows 10 Pro
  • CPU:Intel® Core i7-7600U vProプロセッサー(2コア4スレッド/最大3.90GHz)
  • メモリ:8GB(LPDDR3/デュアルチャンネル)
  • ストレージ:256GB SSD(Serial ATA 6Gbps)
  • ディスプレイ:ノングレア12.1型(1920×1200ピクセル)
  • 無線LAN:Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)
  • ボディーサイズ:283.5(幅)×203.8(奥行き)×25.3(厚さ)mm(突起部のぞく)
  • 質量:約849g(バッテリーパックS装着時)
  • バッテリー駆動時間:約14.5時間(バッテリーパックS装着時)
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク 少し厚みがある明るいシルバーダイヤモンドのボディーを採用する。Let's noteといえばこのスタイルを連想する人も多いだろう。Sバッテリー搭載時で約849gと超軽量だ
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク 衝撃を和らげる効果があるボンネット構造の天板。Let's noteシリーズのシンボルとして現在も継承されている
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク 底面には着脱式のバッテリーパックを備えており、ユーザーが簡単に交換できる

 続いて、新旧の両モデルを写真と各種テストで比べてみよう。


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