急変するビジネス事情に備えよ! ビジネスPCはこんなに進化した! 新旧Let's noteを比べて分かった驚きの結果(2/3 ページ)

» 2023年03月30日 10時00分 公開
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いいところを引き継ぎつつ現代化を進めるLet's noteシリーズ

 もともと、Let's noteシリーズは軽量で優れた頑丈さと長時間のバッテリー駆動を両立させており、それは今でも継承されている。新旧取りそろえた豊富なインタフェースも共通だ。

 以下では、新旧モデルを要素ごとに比べているが、やはり新モデルのSR3は従来のLet's noteシリーズの特徴を引き継ぎつつ、さまざまなブラッシュアップに加え、ボディーのスリム化を実現しているのが分かる。

レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク パネルサイズはSR3が12.4型、SZ6が12.1型とほぼ同じだが、画面解像度はSR3が1920×1280ピクセル(左)と縦長だ。アスペクト比も16:10から3:2になっている
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク キーボード部分を比べたところ。SR3(左)のキーボードは両サイドがスリムになっており、SZ6と比べて横幅は約1cmも小さくなっている
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク Let's noteシリーズの顔とも言えるホイールパッドも、SR3では大きくなって扱いやすくなっているのが分かる
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク 着脱式のバッテリーを採用しており、バッテリーがへたってもPCをサポートセンターに送る必要は無く、バッテリーパックを交換するだけで済むのが心強い
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク 液晶ディスプレイ上部のWebカメラを比較した。上のSR3では約207万画素のカメラに加え、AIセンサーを搭載。PCの正面に在席しているかを検知し、PCのロックやスリープ解除を自動で行ってくれる
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク 上がSR3、下がSZ6となる。電源スイッチや状態表示ランプの位置はほぼ変わらないが、よりスッキリとした印象になっている
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク 側面から見ると、SR3のスリムさが際立つ。左側面に2基のThunderbolt 4端子を備えつつ、HDMIや有線LAN端子が並ぶ(上)
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク 右側面に2基のUSB Type-A端子やSDメモリーカードスロットがある(上)。SZ6にあった排気口も(下)、SR3では使用中に気になりにくい背面に移動している
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク SR3はキーボードバックライトを内蔵しており、薄暗い会議室や飛行機内でもキーを確認しやすい
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク SR3はパームレスト右側に指紋認証機能を内蔵しており、あらかじめ指紋を登録しておけば、マスクを利用していても指をタッチするだけでWindowsにスマートにログインできる。

PC起動とスリープからの復帰

 ここからは、新旧モデルを実際に使ってさまざまな比較を行っていく。

 まずは基本的な操作のレスポンスを見てみよう。PCの起動時間と、スリープからの復帰時間を計測した。それぞれ電源オフ/スリープ中の状態から電源ボタンを押し、デスクトップの画面が表示されるまでの時間をストップウォッチで3回計測して、その平均時間を掲載している。

 起動については少し意外な結果だ。ほぼ互角ではあるが、わずかに旧世代PCの方が速かった。

 一方、スリープからの復帰については、順当に最新PCの方が高速だ。旧世代でも待たされる印象はないが、最新モデルはほぼ一瞬で復帰する。スリープからの復帰時というのは、超低電力なアイドル状態から反応し、メモリに書き出されたシステム状態を読み出すという作業が必要だ。馬力だけでなくレスポンスも速いCPU、高速メモリを搭載した最新PCは、システムの細かい制御の最適化もしっかりされているのだろう。

レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク 起動時間とスリープからの復帰時間の比較。グラフは短い方が高速だ

アプリケーションの起動

 次はアプリケーションの起動を見てみよう。日本マイクロソフトのWord、Excel、PowerPointといったOffice 2019アプリケーションに加え、アドビのPhotoshopとPremiere Proでもテストした。最近ではビジネスシーンでも、写真の明るさ調整やトリミング、動画のカット編集、テロップ入れくらいの作業をすることもあるだろうという想定だ。

 Office 2019では、各アプリで作成したファイルを開くことで起動し、画面全体が表示されるまでの時間をストップウォッチで計測を3回繰り返し、平均値を掲載している。どのアプリでも2回目以降はメモリにキャッシュされるため起動は速くなり、差は縮まるが、それでもはっきりと差が出ている。旧世代でもストレスを感じるほどの時間ではないが、旧世代では若干間があるPowerPointのスライドのサムネイルも最新PCではビュンと一瞬で表示されるなど、体感でも差ははっきりと分かる。

 PhotoshopとPremiere Proは、プラグインを読み込むためにストレージへのアクセスが多い。こちらも2回目以降は高速化されるが、差はOffice 2019同様に顕著だ。Photoshopの初期画面に表示される最近開いたデータのサムネイル描画などでも差を感じる。

レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク アプリケーションの起動時間の比較。3回連続で起動し、平均を算出している。最新PCが高速なのが分かる

ファイルのダウンロードとコピー

 最近は、ビジネス用途でも写真や動画を扱うことも多くなっている。自分で本格的な制作をすることはなくとも、写真や動画を資料として渡される場面は多々あるだろう。

 ここでは、取引先からSkype経由でアップロードされた写真データ(JPEGを3つのZIPファイルへ圧縮、合計745MB)をダウンロードするのにかかった時間を計測した。インターネット回線とルーターは共通の環境(Wi-Fi 6対応)だが、旧世代PCはWi-Fi 5までの対応のため、Wi-Fi 5での接続だ。

 結果はかなり時間に差がついた。Wi-Fi 6では理論転送速度が向上しているだけでなく、仕組みも大きく改善されているため、同じシステムであってもWi-Fi 5からWi-Fi 6に変わるだけで実測値が2倍前後速くなることは珍しくない。それに加えて、Web経由の処理なので、CPU/メモリ/ストレージなどの性能も影響しているのだろう。

 動画ファイルについては、プロジェクト全体を格納したフォルダーを外付けSSD(USB 3.2 Gen 2x1対応)からコピーする速度を比較した。接続先はそれぞれの一番高速なポートだ。最新PCはUSB Type-C(USB 3.2 Gen 2)で、旧世代PCはUSB Type-A(USB 3.2 Gen 1)に接続している。

 こちらも差は大きい。旧世代PCはUSB 3.2 Gen 1(USB 3.0)までの対応なので、インタフェースがボトルネックになっている他、ストレージの書き込み性能の差もあるだろう。

レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク 写真データ(JPEGをZIP圧縮、合計745MB)のダウンロード時間の比較
レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク 動画プロジェクトファイル(使用されている動画音声素材含む、約6.39GB)をコピーするのにかかった時間

ファイルの圧縮・解凍

 よく行う作業として、ファイルのZIP圧縮と解凍にかかる時間を計測した。ファイルはPCMark 10のプログラムフォルダー(約3.27GB)だ。圧縮/展開ともにWindowsの標準機能を利用している。

 結果はご覧の通りだ。圧縮/展開ともにはっきりと新世代PCの方が速いという結果だ。CPUの性能差が大きいと思われる。最新のCPUはコア数が多いだけでなく、シングルスレッド性能にも優れており、こういった基本操作でもしっかりとメリットは体感できる。

レッツノート Let's note 松下電器産業 パナソニック SR3 SZ6 ハイブリッドワーク PCMark 10のプログラムフォルダー(約3.27GB)のZIP圧縮と展開にかかった時間。こちらも最新モデルが高速だ

 続いては、ベンチマークテストの結果を見ていこう。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年4月11日