ASUS JAPANは、2020年秋モデルからノートPCに有機ELディスプレイ(OLED)を積極的に採用している。ノートPCの画面品質の向上において、業界内でイニシアチブを取っている格好だ。
有機ELディスプレイは、素子(有機化合物)自体が発光するため、黒の表現(黒を完全な黒として表現する)や階調、コントラストの表現、応答性能において液晶ディスプレイに対する優位性を持っている。
その名の通り、今回のZenbook 15 OLEDも例外ではなく、色鮮やかな有機ELディスプレイを搭載している。画面解像度は2880×1620ピクセル(アスペクト比16:9)で、最大輝度550ニト、コントラスト比100万:1、リフレッシュレート120Hz、応答速度約0.2ミリ秒と、比較的ハイスペックな構成だ。DCI-P3の色域は100%カバーしており、色の正確性も高い。画素ピッチは212ppiなので、きめ細かさも兼ね備えている。
旧来のノートPC、特にコスト競争が激しいビジネス用や学習用のPCでは、ディスプレイはコストダウンの対象になることが多かった。そのこともあり、ノートPCの画面にあまり良い印象を持っていない方も多いかもしれないが、本製品の画面はそのイメージを一気に覆すはずだ。
電源を入れて、起動した瞬間からインパクトは抜群だ。Windowsのデスクトップ画面も、精細かつ鮮やかに描画される。動画や写真などを高画質で楽しめるのはもちろん、ビジネスや学習のモチベーションも上げてくれるだろう。
基本スペックも最新仕様で、最新世代のAPU(GPU統合型CPU)「AMD Ryzen™ 7 7735U プロセッサー」を搭載している。
Ryzen 7 7735U プロセッサーは「AMD Ryzen™ 7035 シリーズ」の最上位モデルで、CPUコアはZen 3+アーキテクチャのものを8基16スレッド(2.7GHz〜4.75GHz)、GPUコアはRDNA 2アーキテクチャの「AMD Radeon™ 680M」(12コア)という構成になっている。この組み合わせはコストと性能のバランスが良いことで定評があり、一線級のパフォーマンスを発揮する。
メモリはLPDDR5-6400規格の16GBで、高速アクセスによって従来のRyzen APUの課題であったグラフィックス性能も大きく向上している。ストレージはPCI Express 4.0 x4インタフェースの高速なNVMe SSDを512GB搭載しており、ビジネスや学習はもちろん、軽〜中負荷のゲームやクリエイティブ作業も快適にこなせるようになっている。
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提供:ASUS JAPAN株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年6月14日