画面の入力切り替えや明るさ、音量調整などは画面の下にあるボタンとOSDメニューで行うが、この使い勝手が非常に良い。
ボタンはしっかりストロークがあり、実際にボタンを見なくても指の感触だけで位置が分かり、押し込むとカチッとクリック音が返ってくる。ボタンを押した時点で押したことを確信できるので、押し損なったり、2度押ししてしまうなどのミスとは無縁だ。
OSDメニューのデザインも秀逸で、表示が大きくて見やすい。そして、表示位置もカスタマイズが可能で、画面の端ではなく、画面の中央部に表示させることもできる。画面に目を近づけたり、姿勢を変えたりしなくても自然にスイスイと扱える。
また、利用頻度が多い「映像入力切り替え」や「音量調整」には独立してボタンが割り当てられており、すぐに操作できるのも便利だ。ユーザビリティーについて非常によく考えられた設計といえる。
画面自体のクオリティーも良好だ。表示解像度は、24型クラスとしては標準的な1920×1080ピクセル(フルHD)表示に対応する。パネルの表面はノングレア仕様で、照明なども映り込みにくく、長時間の利用でも疲れにくい。
IPSパネルを採用しており、視野角は広く目視の印象も良く、IPSらしいパキッとした発色だ。輝度は250ニト、コントラスト比は1000:1、応答速度は4ms(GTG)と外付けの24型クラスの液晶ディスプレイとしては標準的な内容で、色域もsRGB比で99%と色域も十分だ。
iiyamaオリジナルの「i-Style Color」機能も搭載する。標準/ゲーム/映画/風景(写真)/テキストなど、コンテンツ別にカラーモードが用意されている。ゲームなら残像を抑えた設定に、テキストは目に優しい設定にと、それぞれのコンテンツに最適な明るさや色味で利用できる。
目の負担、疲労を軽減する機能を搭載していることも見逃せない。眼精疲労や頭痛の原因の1つとされるのが、バックライトのチラつき(フリッカー)だ。本製品はこれを抑制する「フリッカーフリーLED」を採用してチラつきを最小限に抑え、目の負担を軽減している。
フリッカーと同様に疲労や不調の原因といわれるのが「ブルーライト(380〜500nmの波長の光)」だ。長時間ブルーライトにさらされると、体内時計がズレたり、眼精疲労やドライアイを引き起こしたりする可能性があると指摘される。本製品では物理的なフィルターなどを使わずにブルーライトを低減する「Blue Light Reducer」も搭載している。
最後に、本製品ならではの魅力について見ていこう。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年6月20日