マウスコンピューターから、待望のホワイトカワー採用のゲーミングデスクトップPC「G-Tune DG-I5G60(ホワイトカラーモデル)」が登場した。気になる実機を細かく見ていこう。
マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」から、待望のホワイトカラーモデル「G-Tune DG-I5G60(ホワイトカラーモデル)」が登場した。
同社のPCはブラックをベースで比較的シンプルなデザインの製品が多かったが、このホワイトカラーモデルは、鮮やかな色味のホワイトをベースに「中身が見える」「光る」要素も取り入れ、派手すぎないながらもインパクトのあるビジュアルに仕上がっている。
これら要素は、これまでユーザーの要望が多かったことを受けたもので、マイクロタワーケースのカラーバリエーションモデルを新規に開発したという。現状ミドル〜アッパーミドルクラスのモデル中心に展開されており、それぞれBTOでのカスタマイズにも対応する。
今回はその中でも、リーズナブルなミドルレンジ構成モデルの魅力をじっくりと見ていこう。
なお、このホワイトカラーのミドルタワー型ボディーは、2023年の4月に開催されたマウスコンピューターの30周年を記念した発表会にて開発が表明されていたものだ。
同社では30周年を迎えたことをきっかけに、新たなコーポレートスローガン「期待を超えるパソコン!」を制定するとともに、さまざま意欲的な展開を行っている。4つのPCブランド(mouse/G-Tune/DAIV/MousePro)の標準保証期間を3年に延長するとともに送料を無料化、製品型番の変更など魅力的な施策が次々と実現されている。
まずは注目のボディーを見ていこう。突起部を含まない本体サイズは、約189(幅)×396(奥行き)×390(高さ)mmで、タワー型としては比較的コンパクトなサイズ感だ。
ホワイトカラーは、純度の高い清潔感のあるホワイトに仕上がっている。左側面のパネルはスモークガラス仕様になっていて、電源オン時は内部にある3基のシステムファンのLEDの光に照らされる形で、内部の様子が浮かび上がる。
このLEDの色味も、一般的な青色LEDとは少し異なる青緑に寄ったものになっており、これがボディーのホワイトとの相性が良い。
小さめのボディーでありながらも、内部は非常にすっきりとしている。これは汎用(はんよう)の5インチベイを省くなど拡張性を割切っていることが大きいだろう。それでもスリムタイプの光学ドライブはBTOで内蔵可能だし、3.5インチHDDと2基の2.5インチSSD/HDDを同時搭載できる。ストレージについては、マザーボード上にもM.2 SSDソケットが2基(1基は使用済み)あり、実用十分な拡張性を備えている。
合理的なエアフロー設計も注目に値する。吸気口は底面と右側面にあり、特に前者はハニカム状に大きく吸気口を開けるとともに、背の高いインシュレーターでかさ上げすることで吸気スペースをしっかり確保している。暖かい空気が上昇する上昇気流の性質を利用して、効果的な吸気が可能だ。着脱可能なメッシュパネルを装着しており、ホコリ対策も抜かりない。
ケースファンはいずれも12cm角で前面に2基、背面に1基備える。サイドフロー型のCPUクーラー(BTOで、より大型ファンを搭載したクーラーや水冷クーラーも選択可能)も含めて、前面吸気から背面排気へと極めて合理的なエアフロー経路が確保されている。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年9月19日