ベンチマークテストの結果を見ていこう。参考として、2021年発売のゲーミングノートPCのスコアも掲載している。
CPUのパワーがストレートに反映されるCINEBENCH R23(最低実行時間は10分)のCPUスコアは13008ptsだった。Core i5でも2世代前(第11世代Coreプロセッサ)のCore i7に匹敵するパワーを備えている。日常操作やゲーミングのフレームレートに影響するシングルスレッド性能を見るCPU(シングルコア)のスコアは最新世代ならではだ。
ゲーミング向けの描画性能を計測する3DMarkのスコアも優秀で、GeForce RTX 4060搭載するPCとして期待されるスコアがしっかり出ている。
実際のゲームベースのベンチマークテスト結果でも、FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマークでは2560×1600ピクセル/最高品質でも最高評価、レインボーシックス シージでは1920×1080ピクセル/最高品質で最低フレームレートが260fpsとなった。リフレッシュレート240Hz以上のディスプレイを利用すれば、240fps/240Hzでコマ落ちなしの高速表示プレイ環境を実現できる。
サイバーパンク2077では、1920×1080ピクセル/レイトレーシング中設定で平均フレームレートが65fps以上という内容で、最新タイトルでも高度なゲーミング体験を味わえる結果が出ている。
静音性に優れている点も特筆したい。アイドル時は動作していることが分かる程度の音がする程度で、高負荷時でもファンの回転速度の上昇はゆるやかで、動作音を気にすることなく使える。ハイエンドのシステムにも対応できる設計なので、評価機のミドルレンジ構成では放熱設計に余力があるのだろう。
評価機の直販価格は税込みで20万6800円となっている。ホワイトベースの高品位なビジュアルに、高いレベルのゲーミング体験ができる基本スペック、静音性の高さも備えており、コストパフォーマンスは上々だろう。標準で3年保証が付帯するのも魅力で、ビジュアルだけで選んでも決して後悔しない高い実力を持っているゲーミングPCだ。
良いゲーミングPCが手に入ると、ゲーミング体験は格段に向上する。さらにゲーミング体験を引き上げたいなら、ゲーミング液晶ディスプレイの導入をお勧めしたい。
初めてのゲーミング液晶ディスプレイとしてお勧めなのが、マウスコンピューターの23.8型液晶ディスプレイ「G-MASTER GB2470HSU」だ。165Hzの高速リフレッシュレートに対応し、応答速度も0.8ms(MPRT)と高速で、ゲームのプレイフィールに関わってくる残像感のない、滑らかな表示が可能である。
リフレッシュレート同期技術として、AMD FreeSync Premium(NVIDIA G-SYNC Compatible)に対応する。リフレッシュレートをフレームレートに同期させられるので、フレームレートが設定値を一時的に下回った場合(例えば165Hzの際に150fps)にもカクつきを最小限に抑えてくれる。
リフレッシュレートとフレームレートのギャップによって生じるテアリング(描画のズレ)や、スタッタリング(カクつき)も抑えることができる。
昇降/チルト/スウィーベル/ピボットと各種調整機能を網羅しており、画面の高さや向きを柔軟に調整可能なのもポイントだろう。長時間プレイ環境ではちょっとした姿勢の無理が疲労に直結してくるだけに、柔軟な微調整が行えるのはとてもありがたい。
高速リフレッシュレートに対応しながら視野角の広いIPSパネルを採用しているため、普段使いの画質も上々で、テレワークなどの利用にも適している。ゲーミング体験のステップアップを検討しているならば、最適な製品だろう。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年9月19日