ゲーミング体験を大きく左右するグラフィックス機能には、NVIDIAのGeForce RTX 4060(グラフィックスメモリは8GB)を備えている。
NVIDIA製GPUの最新世代となるRTX 40シリーズでは、Ada LovelaceアーキテクチャとTSMCの4nmプロセスルール導入で電力効率が飛躍的に向上した。GeForce RTX 4060では、現行ゲームタイトルをフルHD(1920×1080ピクセル)〜WQHD解像度(2560×1440ピクセル)で快適にプレイ可能なパフォーマンスを、先代のRTX 3060よりも格段に低い消費電力で実現している。
また、クリエイティブ用途でもGPUの活用は進んでおり、NVIDIA GeForce RTX 4060を搭載していることにより、動画編集におけるリアルタイムプレビュー/レンダリング/エンコード/写真編集における超解像処理やノイズ除去など、さまざまな処理を高速化できる。
CPUには、Intel最新の第13世代Coreプロセッサ(開発コード名:Raptor Lake)を採用する。評価機はミドルレンジのCore i5-13400F搭載モデルだ。
IntelのCPUは、第12世代で大きく内部構造が変化している。性能優先のPコアと電力効率優先のEコアを最適に使い分けるハイブリッド構造を採用することで、性能の飛躍的な向上を実現した。
第12世代CoreプロセッサではデスクトップPC向けのCore i5はEコアが省かれていたが、第13世代CoreプロセッサではCore i5にもEコアが搭載されるようになり、Core i5の魅力がグッと増している。
評価機のCore i5-13400Fは、性能優先のPコアが6基(12スレッド)、電力効率優先のEコアを4基(4スレッド)装備する10コア16スレッドと、パワフルな仕様になっている。
なお、BTOでは上位のCore i7-13700Fや、Core i9-13900Fも選択可能だ。
メモリはDDR5-4800(PC5-38400 DIMM)で、ストレージはPCI Express 4.0 x4接続のM.2 SSDを採用する。
標準の容量はメモリが16GB(8GB×2)、SSDも1TBとゲーミングPCとしては十分な容量だ。BTOでは柔軟なカスタイズに対応しており、メモリは最大64GB(32GB×2)まで搭載できる。
また、ストレージは、M.2 SSDのデュアル搭載に対応する。容量はそれぞれ最大2TBまで選べ、高速なSSD(Samsung PM9A1)を指定することも可能だ。さらに追加でHDD(最大8TB)も追加できるなど、選択肢は豊富に用意されている。
適切なメモリとストレージ容量は使い方によって変わってくるだけに、このようにBTOで増やせるのはありがたい。
USBは、前面と背面合わせて7基を搭載している。背面のUSB Type-C端子は、USB 3.2 Gen 2 x2(20Gbps)に対応した高速タイプだ。
通信機能は、Wi-Fi 6E対応の無線LANとBluetooth 5を標準で装備する。無線通信用のアンテナも配線ずみだ。
前面端子は、USB Type-A(USB 3.2 Gen 1)が2基、ヘッドフォン出力、マイク入力に加え、HDMI出力が並ぶ。VRヘッドセットの利用やデモ用途などで、前面にHDMI端子があると便利だ。
また、BTOでは前面端子下部のスペースに光学ドライブ(DVDスーパーマルチドライブ)を内蔵可能で、別途外付けの光学ドライブも選べるようになっている。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年9月19日