もう何を買うのか悩まない! マウスコンピューターの「NEXTGEAR JG-A5G60(スターター5点セット)」を導入して分かったこと(2/3 ページ)

» 2023年10月30日 10時00分 公開
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美しい画面を楽しむタイトルでも高画質設定OK!

 NEXTGEAR JG-A5G60はコスパ重視モデルと紹介したが、コスパ重視だと性能が……と気にされる人も多いはず。どのくらいのパフォーマンスなのか、ベンチマークスコアから紹介していこう。

 今回は、標準構成のNEXTGEAR JG-A5G60で計測している。具体的には、CPUが6コア12スレッドで動作するAMD Ryzen 5 4500(3.6GHz〜4.1GHz)、グラフィックスカードはGeForce RTX 4060(グラフィックスメモリは8GB)、メモリは16GB(8GB×2/DDR4-3200)、ストレージは512GB(NVMe/PCI Express接続)、OSはWindows 11 Homeだ。

 まず国内ゲームタイトルから見ていこう。オンラインRPGの「BLUE PROTOCOL」、格闘ゲームの「STREET FIGHTER 6 Benchmark Tool」、アクションRPGの「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」を見ていこう。

 BLUE PROTOCOLベンチマークを最高画質で計測すると、1920×1080ピクセル/2560×1440ピクセルでは1万点を超える「極めて快適」評価だった。ただし、3840×2160ピクセルについては「普通」にとどまった。

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60 スターター5点セット ゲーミング デスクトップPC BLUE PROTOCOL(最高画質)でのテスト結果(fps)
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60 スターター5点セット ゲーミング デスクトップPC BLUE PROTOCOL(最高画質)でのテスト結果

 STREET FIGHTER 6 Benchmark ToolをHIGHEST設定で計測すると、1920×1080ピクセルと2560×1440ピクセルは3つのシーン全てで100点満点だった。ただし3840×2160ピクセルについては、FIGHTING GROUNDとWORLD TOURで50点、BATTLE HUBで80点だった。

 なお、STREET FIGHTER 6のバトルグラウンドの描画は60fpsが上限なので、約60fpsで100点だ。3840×2160ピクセル時のフレームレートは47.06fps、54.31fps、48.53fpsとなり60fpsを下回った。

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60 スターター5点セット ゲーミング デスクトップPC STREET FIGHTER 6 Benchmark Toolのテスト結果(fps)
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60 スターター5点セット ゲーミング デスクトップPC STREET FIGHTER 6 Benchmark Toolのテスト結果

 FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONは、処理がやや重めでグラフィックス重視のタイトルだが、1920×1080ピクセルの最高品質設定は「とても快適」評価を得られた。より高解像度の2560×1440ピクセルでは画質設定を標準品質に引き下げて「とても快適」評価を得たが、3840×2160ピクセルではさらに引き下げて軽量品質としても「快適」評価にとどまった。

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60 スターター5点セット ゲーミング デスクトップPC FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークのテスト結果

 このように、ゲームの最高画質を60fpsで楽しめるのは1920×1080ピクセル〜2560×1440ピクセルで、3840×2160ピクセルは画質設定を引き下げることでプレイ可能になる(ゲームタイトルによる)といったあたりのパフォーマンスだ。

 ここまでは、60fpsが得られれば快適と判断できるタイトルだったが、eスポーツタイトルではもっと高いfpsが求められる。FPSゲーム「Tom Clancy's Rainbow Six Siege」のベンチマークスコアも見てみよう。

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60 スターター5点セット ゲーミング デスクトップPC Tom Clancy's Rainbow Six Siegeのテスト結果

 最高画質設定の場合、1920×1080ピクセルは242fpsだった。つまり、NEXTGEAR JG-A5G60 スターター5点セットの標準構成に付属する165Hz対応ディスプレイの性能をフルに発揮できるわけだ。

 そして2560×1440ピクセルでは236fpsになる。予算があればBTOカスタマイズで1つ上のWQHDディスプレイを選んでもよさそうだ。3840×2160ピクセルも131fpsなので、165Hzのスペックにはとどかないが、十分なアドバンテージは得られるし、画質調整をすれば165fps超まで引き上げ可能だ。

 このように、ゲーミング性能としてはグラフィックス重視のタイトル、対戦タイトルではWQHDまでの解像度で最高画質設定を適用できるパフォーマンスだ。もちろん解像度が一段低いフルHDなら余裕もある。一方で4Kでのプレイを求めるなら、NEXTGEARのスターター5点セットの中でも上位モデルを検討した方がよい。

 ベンチマークの最後に、ゲーミング以外の通常のPCとしてのパフォーマンスをPCMark 10 Extendedで見ておこう。Webブラウジングやビデオチャットなどホーム用途想定のEssentials、ビジネス用途想定のProductivity、コンテンツ制作想定のDigital Content Creationについては8000〜9000ポイントを獲得しており、万能型の高性能PCといえるだろう。

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60 スターター5点セット ゲーミング デスクトップPC PCMark 10 Extendedのテスト結果

高価な最新GPUを中心に据えながら実売15万円台を実現

 このように、NEXTGEAR JG-A5G60はゲーミングPCとしてはお求めやすい価格帯のカジュアルクラスのモデルだが、フルHD〜WQHDまでの解像度で最高画質設定、4Kも画質調整次第でプレイ可能といったパフォーマンスだ。

 カジュアルクラスといえど、これだけのパフォーマンスを実現できているわけだが、どのようにしてこの価格を実現できているのだろうか。NEXTGEAR JG-A5G60のスペックを細かく見ていこう。

 まずゲーミング性能を左右するグラフィックスカード(GPU)は、NVIDIAのGeForce RTX 4060だ。現行世代のミドルレンジGPUで、RTX 40シリーズとしては4090/4080/4070の下に位置するが、パフォーマンスは先の通りパワフルだ。評価機に採用されていたカードはシングルファンのコンパクトなモデルとなり、BTOカスタマイズでは1つ上のグレードのGeForce RTX 4060 Ti(グラフィックスメモリは8GB)も用意されている。

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60 スターター5点セット ゲーミング デスクトップPC 評価機には、シングルファンのGeForce RTX 4060搭載のグラフィックスカードを採用していた
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60 スターター5点セット ゲーミング デスクトップPC GPU-Zの画面。グラフィックスメモリは8GBだ

 CPUはRyzen 5 4500を搭載している。現行モデルがRyzen 7000シリーズなので世代的には古いが、2022年4月発売のCPUだ。

 世代は古いものの6コア12スレッドに対応するCPUなので、最新ゲームの要求スペックを満たしてくれる。ただ、先のベンチマークのフルHDとWQHDのフレームレートが意外と差が小さいあたり、CPU性能がギリギリというのも事実だ。フレームレート的には足りているから問題ないが、フリ切るところまでフレームレートが欲しい場合はBTOカスタマイズで1つ上のランクや、上位CPUのモデルを狙ってみるのもよいだろう。

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60 スターター5点セット ゲーミング デスクトップPC CPU-Zの画面

 Ryzen 5 4500はDDR4-3200規格のメモリをサポートする。NEXTGEAR JG-A5G60の標準構成ではDDR4-3200で16GB(8GB×2枚)を搭載する。ストレージのMVMe SSDは、容量512GBのM.2 SSDを備えている。

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60 スターター5点セット ゲーミング デスクトップPC 標準構成で、8GBのDDR4-3200対応メモリを2枚装着している。BTOでは最大64GB(32GB×2)も選べる
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60 スターター5点セット ゲーミング デスクトップPC ストレージは、PCI Express対応のM.2 SSDだ。容量は512GBで、BTOでは最大2TB(PCI Express 4.0 x4対応)までの選択肢が用意されている
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60 スターター5点セット ゲーミング デスクトップPC CrystalDiskMarkのスコア。評価機にはPCI Express 3.0 x4対応SSDが採用されており、実用十分なスピードを実現しているのが分かる

 標準構成では、コストパフォーマンスを重視のためメモリもSSDも必要最低限の容量だ。メモリは比較的影響が少ないと思われるが、SSDについてはどのようなゲームをプレイしたいかで容量の判断をしたい。昨今のAAAタイトルでは、100GB超を要求するものもあるというのを念頭に選ぶのがよいだろう。

 その上で、SSDは全体の半分〜3割程度、空き容量を残しておかないとパフォーマンスが低下することがある。予算に余裕があれば、現在のゲーミングPCのスタンダードと言われる1TB〜2TBを選んでおけば、複数タイトルをプレイしたい人も安心だ。

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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年11月27日