最新CPUと超高性能GPUが想像力を加速する！ 「DAIV FX-I9G90」の突き抜けたパフォーマンスを試す（1/3 ページ）

数々のクリエイター向けPCを用意しているマウスコンピューターから、最新プロセッサーであるインテル® Core™ i9-14900KF プロセッサーを備えたデスクトップPC「DAIV FX-I9G90」が登場した。ハイエンドなGPUも搭載した本機を、さまざまな角度から見ていこう。

[PR／ITmedia]

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　マウスコンピューターのクリエイター向けPC「DAIVシリーズ」から、インテル® Core™プロセッサー（第14世代／開発コード名：Raptor Lake Refresh）を採用した最新のデスクトップPC「DAIV FX-I9G90」が登場した。

　2023年から導入された新型シャシーに、最上位のインテル® Core™ i9-14900KF プロセッサーとNVIDIAの超ハイエンドGPUであるGeForce RTX 4090を搭載した強力な内容となっている。実機を入手できたので、じっくり内容を見ていこう。

DAIV FX-I9G90は、クリエイターの声を取り入れた新型シャシーに最新CPUの「インテル® Core™ i9-14900KF プロセッサー」と、NVIDIAのハイエンドGPU「GeForce RTX 4090」という最強スペックを搭載した最新のフラグシップモデルだ

最新の第14世代で24コア32スレッド！　最大6GHzのCPUを搭載

　本機のCPUには、インテル® Core™ i9-14900KF プロセッサーを採用する。2023年10月に発表されたばかりの最新のプロセッサー（第14世代インテル® Core™ プロセッサー／開発コード名：Raptor Lake Refresh）の中でも、最上位クラスのモデルだ。

　性能優先のPコア8基（16スレッド）に加えて電力効率優先のEコアを16基（16スレッド）搭載する合計24コア32スレッドで、L2キャッシュも36MBという仕様だ。先代にあたるインテル® Core™ i9-13900KF プロセッサーと比べて、最大動作周波数はPコアが200MHz／Eコアは100MHzアップし、Pコアは最大6GHzに達している。

　世代最高性能のCPUだけに発熱も大きいが、本製品では240mmの大型ラジエーターによる簡易水冷クーラーで強力に冷却することで、長く高い性能を維持できるようになっている。

CPUは最新のインテル® Core™ i9-14900KF プロセッサーを備える。先代の第13世代から正統進化した第14世代インテル® Core™ プロセッサーの中でも、最上位クラスに位置するCPUだ

高い冷却能力を備えた240mmの大型ラジエーターによる簡易水冷クーラーを導入している

メモリとストレージはBTOでカスタマイズ可能

　DDR5メモリは64GB（32GB×2）、ストレージもPCI Express 4.0 x4対応のSSDを2TBと、標準状態で十分な容量を備える。BTOでのカスタマイズにも対応しており、メモリは最大128GB（32GB×4）、ストレージはM.2 SSD（PCIe 4.0 x4対応）を2基、合計4TBを搭載できる。さらに3.5インチHDDを最大2基まで追加した、クアッドストレージ構成にも対応可能だ。

　M.2 SSDについては、PCIe 4.0 x4対応SSDの中でも高性能なWD_BLACK SN850XやSamsung PM9A1を指定して選べるので、ストレージ性能にこだわりのあるユーザーも安心だ。

メモリは標準で64GB（32GB×2）を装備している。BTOでは128GB（32GB×4）の構成にも対応する

ストレージはPCI Express 4.0 x4対応SSDを標準で2TB搭載する。サーマルスロットリングを防ぐため、厚みがある大柄なヒートシンクが装着されている

評価機に搭載されていたのは、ソリダイムの「P4T Plus」だった（出荷のタイミングで異なる可能性があります）

SSDのスピードを計測するCrystalDiskMark 8（ひよひよ氏・作）のスコア。PCIe 4.0 x4対応のSSDとしては地味なスコアだが速度に不満はなく、BTOではより高速なSSD（WD_BLACK SN850XやSamsung PM9A1）を指定することもできる

グラフィックス機能も最高峰！　NVIDIA GeForce RTX 4090を搭載

　グラフィックス機能には、NVIDIA GeForce RTX 40シリーズの最高峰モデルであるNVIDIA GeForce RTX 4090を採用する。

　1万6384基のCUDAコアに、レイトレーシング専用の第3世代RTコア、AI推論に特化した第4世代のTensorコアを統合し、24GBの大容量グラフィックスメモリ、ハードウェアエンコーダーのNVENCをデュアル搭載するという強力な内容だ。

　3Dゲームを、4K（3840×2160ピクセル）以上の高解像度かつ高画質で快適にプレイできる描画性能に加えて、AI推論の高速な処理性能と超高速エンコード性能を備えており、プレビューなどの描画処理、動画のエンコード、AI推論を利用した超解像、オートリフレームなど、さまざまな場面でクリエイティブワークを高速化してくれる。

GPUはNVIDA GeForce RTX 4090で、NVIDIA最新のGeForce RTX 40シリーズの頂点に立つ超ハイエンドGPUだ

評価機では、3連ファンのGPUクーラーを備えたグラフィックスカードを採用していた（出荷のタイミングで異なる可能性があります）

　続いて、魅力あふれる新型ボディーを見ていこう。