ベンチマークテストのスコアを見ていこう。いくつかのテストについては、参考として2022年発売のタワー型デスクトップPC、および2021年発売のゲーミングノートPCのスコアも掲載している。
CPU性能をストレートに反映するCINEBENCH R23のスコアは、マルチスレッドテストのCPUスコアで32549ptsだった。シングルスレッドのCPU(シングルコア)で2336ptsと、同世代最強CPUならではの高スコアをマークしている。
総合性能のテストであるPCMark 10、3D描画性能をテストする3DMark、AI推論性能をテストするUL Procyon Benchmark Suites/AI Interface Benchmarkでも比較対象を圧倒するスコアを記録した。日常操作からビジネス用途、ゲームからAI処理まで、スキのない総合性能を備えていることが分かる。
次はクリエイティブ性能を見ていく。アドビのPremiere Proでは、11本のクリップで構成した4K/60pのシーケンス(合計約9分)をMP4ファイル(H.264/H.265)で書き出す時間を計測したが、比較対象のゲーミングノートPCの半分以下の時間で終了した。
Lightroom Classicでは、500枚のRAWデータをJPEGファイル(長辺3000ピクセル/品質80)に書き出す時間と、AIを活用してRAWデータ50枚のノイズを除去する時間を計測した。こちらはPremiere Pro以上に時短効果がてきめんだった。特にAIノイズ除去では、比較対象の5分の1以下の時間で完了している。
3DCGソフトのBlenderでのGPUレンダリングテストの結果もご覧の通りで、まさにストレスのない快適なクリエイティブ環境を提供してくれる。
DAIV FX-I9G90の直販サイトでの販売価格は、税込みで61万9800円だ。最新CPUを搭載したフラグシップモデルだけに高価ではあるが、パフォーマンス/冷却性能/長期耐久性への配慮など、クリエイティブ用途の道具としての内容は価格に見合う。
なお、DAIV FXシリーズには、CPUとGPUの組み合わせが異なる多数のバリエーションモデルが存在する。それぞれBTOでのカスタマイズも可能になっており、リアルタイムで価格が分かり、そのままオーダーできる。ここまでのパフォーマンスは不要という人も、予算や目的に合わせて選べるのはうれしい。
お買い得なキャンペーンなども随時開催されているので、クリエイター向けPCを探しているならば、マウスコンピューターのWebサイトを一度訪れてみてはいかがだろうか。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年12月12日