マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「NEXTGEAR」シリーズに、待望のホワイトカラーモデルが追加された。その中でミドルレンジに位置する「NEXTGEAR JG-A7G6T(ホワイトカラーモデル)」を見ていこう。
マウスコンピューターの新ゲーミングブランド「NEXTGEAR」のデスクトップPC(NEXTGEAR JG)シリーズに、待望のホワイトカラーモデルが登場した。
このNEXTGEARは、プロユースも想定した本格志向のゲーミングブランド「G-Tune」に対し、「より幅広いユーザーにゲーミングPCを提供したい」というコンセプトで生まれたセカンドゲーミングブランドだ。
AMDプラットフォームの採用と、完全受注生産(同社直販サイト限定)によるコスト抑制によって、ゲーミングに必要な性能と機能を確保と、買いやすい価格の両立を実現している。
ホワイトカラーモデルでは、文字通りホワイトのボディーを採用するとともに多数のカラフルに光るファンを標準で搭載しており、ビジュアルのインパクトが大きい。バリエーションがいくつかあるが、今回はRyzen 7 7700とNVIDIA GeForce RTX 4060 Tiを搭載する19万7500円(税込み、以下同様)の「NEXTGEAR JG-A7G6T(ホワイトカラーモデル)」を評価機として入手した。じっくりレビューしていこう。
ホワイトカラーは純度の高い清潔感のある色味で、マザーボードやグラフィックスカードはブラックで統一しており、コントラストが鮮やかだ。さらに、ホワイトカラーモデルでは、カラフルに光るRGB LEDファンを6基標準装備しており、動作時のインパクトはさらに大きい。
ファンの発光パターンは天面部にあるボタンで切り替えられ、標準のレインボーパターンに加えて、色が順次移り変わるカラーシフトパターンが2種類ある。さらにレッド/イエロー/グリーン/アクアブルー/ブルー/ホワイト/パープルの単色固定表示も可能になっている。
ボディーの基本構造は、NEXTGEARブランドの発足当初よりあるブラックモデルと同様だ。本体サイズは約220(幅)×424(奥行き)×410(高さ)mm(突起部含む)と、タワー型としては比較的コンパクトなサイズ感にまとまっている。
コンパクトなぶん、拡張性は必要最小限だ。オープンベイはなく、マザーボードの裏に2.5インチベイが2基あるのみとなる。それでも、マザーボード上のM.2ソケット(標準でSSDが装着済み)と合わせてストレージを3基搭載できるのだから、ゲーミングPCとしては十分だろう。ちなみに、マザーボード上にはPCI Express x1の空きスロットもある。
一方、冷却性能は強力だ。前面に120mmの吸気ファンを3基、背面に120mmの排気ファン、天面には120mmの排気ファン2基を備えた240mm水冷ラジエーターを装備する(Ryzen 5 4500モデルは空冷クーラーのため水冷ラジエーターなしでファンのみを搭載)。
ファンが多いだけでなく、エアフロー設計も優秀だ。前面に通気性に優れるメッシュパネルを採用するとともに、天面と底面はハニカム状に大きく通気口を開けている。底面は背の高いインシュレーターで吸気スペースを確保しており、効率的に吸排気が行える。
続いて内部スペックを細かくチェックする。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年2月12日