マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「NEXTGEAR」が元気だ。その中でも、ノートPCながら13万円切りで用意された「NEXTGEAR J6」シリーズを細かくチェックした。
マウスコンピューターの「NEXTGEAR J6」シリーズは、同社のセカンドゲーミングブランド「NEXTGEAR」に属するAMD Ryzen搭載の16型ノートPCだ。
このNEXTGEARは、プロユースも想定した従来のゲーミングブランド「G-Tune」をベースにしつつ、「より手軽に、より幅広いユーザーにゲーミングPCを提供したい」というコンセプトを掲げる。
AMDプラットフォームの採用と、完全受注生産(同社直販サイト限定)とすることでコストを抑制し、ゲーミング用途に必要な性能や機能と買いやすい価格を両立させている。
現行のラインアップは、CPUとGPUが異なる3種類、6種類のベースモデルが用意されている。今回はその中から、Ryzen 5 7535HSとNVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPUを搭載する12万4800円(税込み、以下同様)で販売されている最廉価のベースモデル「NEXTGEAR J6-A5G50GN-A」(J6A5G50GNADCW101DEC)を評価機として入手した。実機で実力をチェックしていこう。
ボディーカラーにはメタリックの「グリーン」を採用する。このカラーは、X(旧Twitter)上で実施したアンケートの結果が反映されている。
メタリックが入ったグリーンに、ブランドカラーのマゼンタのロゴを配置した攻めた配色は実に新鮮で個性的だ。スリムベゼルのすっきりとしたスタイル、4ゾーンの設定が可能なRGB LEDバックライト演出も備えたビジュアルは、新ブランドらしい「新しさ」「次世代感」があり、ひと目で「NEXTGEARのノートPCだ」と分かるインパクトがある。
本機のCPUはAMDのRyzen 5 7535HS、グラフィックス機能はNVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU(グラフィックスメモリは6GB)を搭載する。地味な構成ではあるが、大抵のゲームタイトルをフルHD(1920×1080ピクセル)やWUXGA(1920×1200ピクセル)の解像度で、標準以上の画質で快適に楽しめるパフォーマンスを持っている。
このスペックでゲームがどれくらいできるのか、実際のところは後ほどベンチマークで確認しよう。
メモリとストレージはBTOで柔軟にカスタマイズが可能だ。標準の容量はメモリが16GB、ストレージが256GBと、ゲーミングPCとしてはミニマムな内容となっている。
メモリはともかく、ストレージ容量は標準のままでは心許ない。「決まった1〜2種類のタイトルしかプレイしない」というユーザーでもない限りは容量が不足してしまいがちなので、500GB以上にしておいた方がよいだろう。PCIe 4.0 x4対応の500GBに増量した場合の差額は+7700円だ。
16型の液晶ディスプレイは、リフレッシュレート165Hzの高速仕様だ。
リフレッシュレートというのは画面の表示頻度で、1秒間に何回新しい画面を表示できるかを示す。一般的なリフレッシュレートである60Hzのディスプレイに比べて、より滑らかに、リアルタイムに近い状態で表示できるため、一瞬の判断が求められる対戦ゲームを有利に進められるメリットがある。
画面解像度は1920×1200ピクセル(アスペクト比16:10)だ。パネル表面は照明や外光などが映り込みにくいノングレア仕様になっている。
続いて、インタフェース回りを確認する。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年3月8日