肝心のゲーミング性能はどうなのか、気になるパフォーマンスを検証しよう。参考として、Core i5-11400H(6コア12スレッド)とNVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU(グラフィックスメモリは4GB)を搭載した2021年のゲーミングノートPCのスコアも掲載している。Mouse Control Centerで選べる動作モードは、特に記載がない限りは一番高速な「パフォーマンス」に設定している。
CINEBENCH R23とCINEBENCH 2024はCPUの性能がダイレクトに反映されるテストだが、Core i5-11400H搭載機に対し、順当に優位なスコアをマークしており、十分なCPUパワーがあることが分かる。
ゲーミング用途で重要な3D描画性能のテストである3DMarkでも、比較対象のNVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU搭載機とは明らかにレベルが違うスコアを記録した。GeForce RTX 3050 Laptop GPUの後継ながら先代とは別物に進化しており、エントリークラスのイメージを大きく覆す結果だ。
実際のゲームベースのベンチマーク結果でも、それは裏付けられている。FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマーク(1920×1200ピクセル/最高品質)では「非常に快適」評価だった。STREET FIGHTER 6 ベンチマークでも「HIGH」設定で100点満点の評価だ。
高フレームレートが求められるレインボーシックス シージ(1920×1200ピクセル/最高品質)で最低fpsが167fpsと、搭載する液晶ディスプレイのリフレッシュレートである165Hzを上回っており、常時コマ落ちの心配なく高フレームレートでのプレイができるパフォーマンスを示している。
また、Far Cry 6やサイバーパンク2077などの描画負荷が高いタイトルにおいても、中画質以上で快適なプレイできるスコアをマークしている。
放熱性能も優秀だ。高負荷時には、ボディーの奥からキーボード中央にかけて高めの発熱があるが、室温20度の環境で、ゲームで多用するWASDキー付近は体温より少し高い程度、パームレストの温度は32度台と低く保たれていた。
動作音については、パフォーマンスモードでは高負荷時は大きくなるが、バランスモードではだいぶ軽減される。ピークの動作音は大きくは変わらないが、ピークに至るまで粘るため、数字以上にマイルドな印象だ。静音モードならば、高負荷時でも動作音が抑えられる。
今回は、NEXTGEAR J6シリーズの中でも最安のエントリーモデルを評価機として検証した。一見地味に見えるスペックだが、ベンチマークテストの結果はご覧の通りで、従来のエントリークラスのイメージを超えるパフォーマンスを発揮している。165Hzのゲーミング液晶ディスプレイ、4ゾーンバックライトのキーボードを搭載することと合わせて、ゲームをカジュアルに楽しむためのPCとして満足できる内容になっている。
それでいて、プライスも魅力的だ。NEXTGEAR J6-A5G50GN-Aの直販サイトでの販売価格は、評価機と同じ構成のベースモデルで12万4800円、SSD容量を500GBに変更すると13万2500円になるが、これでも十分魅力的で、コストパフォーマンスは上々といえる。
なお、NEXTGEAR J6シリーズのラインアップには、メモリ32GB/SSD 500GBのベースモデル(13万9800円)の他、メモリ16GB/SSD 500GBでGPUもNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUに強化した13万9800円のベースモデル(台数限定で、+1万円でSSDが増量するなどお得なトリプルアップグレードキャンペーンを実施中)など合計6種類のベースモデルが用意されており、それぞれBTOでカスタマイズ可能だ。
注文時のオーダーフォームで構成を変更するとリアルタイムで価格が反映されるため、納得いくまで組み合わせを検討できる。興味があるならば、ぜひNEXTGEAR J6の直販ページを訪れてほしい。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年3月8日