12万円台でも意外とイケる? Ryzen 5+GeForce RTX 4050搭載「NEXTGEAR」ノートPCを試して分かったこと(3/3 ページ)

» 2024年02月22日 10時00分 公開
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エントリークラスのイメージを超える本格派のゲーミング体験

 肝心のゲーミング性能はどうなのか、気になるパフォーマンスを検証しよう。参考として、Core i5-11400H(6コア12スレッド)とNVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU(グラフィックスメモリは4GB)を搭載した2021年のゲーミングノートPCのスコアも掲載している。Mouse Control Centerで選べる動作モードは、特に記載がない限りは一番高速な「パフォーマンス」に設定している。

マウスコンピューター NEXTGEAR J6 ゲーミングノートPC 16型 J6-A5G50GN-A J6A5G50GNADCW101DEC テストに利用した環境

 CINEBENCH R23とCINEBENCH 2024はCPUの性能がダイレクトに反映されるテストだが、Core i5-11400H搭載機に対し、順当に優位なスコアをマークしており、十分なCPUパワーがあることが分かる。

 ゲーミング用途で重要な3D描画性能のテストである3DMarkでも、比較対象のNVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU搭載機とは明らかにレベルが違うスコアを記録した。GeForce RTX 3050 Laptop GPUの後継ながら先代とは別物に進化しており、エントリークラスのイメージを大きく覆す結果だ。

マウスコンピューター NEXTGEAR J6 ゲーミングノートPC 16型 J6-A5G50GN-A J6A5G50GNADCW101DEC CINEBENCH R23(最低実行時間10分)のスコア比較。十分なCPUパワーがあることが分かる
マウスコンピューター NEXTGEAR J6 ゲーミングノートPC 16型 J6-A5G50GN-A J6A5G50GNADCW101DEC CINEBENCH 2024(最低実行時間10分)のスコア比較
マウスコンピューター NEXTGEAR J6 ゲーミングノートPC 16型 J6-A5G50GN-A J6A5G50GNADCW101DEC PCMark 10のスコア比較
マウスコンピューター NEXTGEAR J6 ゲーミングノートPC 16型 J6-A5G50GN-A J6A5G50GNADCW101DEC PCMark 10/Modern Office Battery Lifeの結果。Mouse Control Center「静音モード」、Windowsの電源設定「トップクラスの電力効率」で実施した
マウスコンピューター NEXTGEAR J6 ゲーミングノートPC 16型 J6-A5G50GN-A J6A5G50GNADCW101DEC 3DMarkのスコア比較。NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU搭載機としても、上位のスコアが出ている

 実際のゲームベースのベンチマーク結果でも、それは裏付けられている。FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマーク(1920×1200ピクセル/最高品質)では「非常に快適」評価だった。STREET FIGHTER 6 ベンチマークでも「HIGH」設定で100点満点の評価だ。

 高フレームレートが求められるレインボーシックス シージ(1920×1200ピクセル/最高品質)で最低fpsが167fpsと、搭載する液晶ディスプレイのリフレッシュレートである165Hzを上回っており、常時コマ落ちの心配なく高フレームレートでのプレイができるパフォーマンスを示している。

 また、Far Cry 6やサイバーパンク2077などの描画負荷が高いタイトルにおいても、中画質以上で快適なプレイできるスコアをマークしている。

マウスコンピューター NEXTGEAR J6 ゲーミングノートPC 16型 J6-A5G50GN-A J6A5G50GNADCW101DEC FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマークのモード別スコア(1920×1200ピクセル/最高品質)
マウスコンピューター NEXTGEAR J6 ゲーミングノートPC 16型 J6-A5G50GN-A J6A5G50GNADCW101DEC サイバーパンク2077のスコア(2560×1440ピクセル/レイトレーシング:低/フレーム生成無効)
マウスコンピューター NEXTGEAR J6 ゲーミングノートPC 16型 J6-A5G50GN-A J6A5G50GNADCW101DEC サイバーパンク2077のスコア(1920×1200ピクセル/レイトレーシング:低/フレーム生成有効)
マウスコンピューター NEXTGEAR J6 ゲーミングノートPC 16型 J6-A5G50GN-A J6A5G50GNADCW101DEC Far Cry 6のスコア(1920×1200ピクセル/最高品質)
マウスコンピューター NEXTGEAR J6 ゲーミングノートPC 16型 J6-A5G50GN-A J6A5G50GNADCW101DEC レインボーシックス シージのスコア(1920×1080ピクセル/最高品質)
マウスコンピューター NEXTGEAR J6 ゲーミングノートPC 16型 J6-A5G50GN-A J6A5G50GNADCW101DEC STREET FIGHTER 6 ベンチマークツールのスコア(グラフィック設定はHIGH/1920×1080ピクセル)

放熱性能は優秀! 設定で静音運用も可能

 放熱性能も優秀だ。高負荷時には、ボディーの奥からキーボード中央にかけて高めの発熱があるが、室温20度の環境で、ゲームで多用するWASDキー付近は体温より少し高い程度、パームレストの温度は32度台と低く保たれていた。

 動作音については、パフォーマンスモードでは高負荷時は大きくなるが、バランスモードではだいぶ軽減される。ピークの動作音は大きくは変わらないが、ピークに至るまで粘るため、数字以上にマイルドな印象だ。静音モードならば、高負荷時でも動作音が抑えられる。

マウスコンピューター NEXTGEAR J6 ゲーミングノートPC 16型 J6-A5G50GN-A J6A5G50GNADCW101DEC 動作音の測定結果。室温20度/暗騒音30dB、本体手前から5cmの距離で測定した
マウスコンピューター NEXTGEAR J6 ゲーミングノートPC 16型 J6-A5G50GN-A J6A5G50GNADCW101DEC FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマーク終了直前にFLIR ONEで撮影したサーモグラフィー。パームレストは体温以下と低い温度に保たれていた

価格以上の満足感が得られる高コスパなゲーミングノートPC

 今回は、NEXTGEAR J6シリーズの中でも最安のエントリーモデルを評価機として検証した。一見地味に見えるスペックだが、ベンチマークテストの結果はご覧の通りで、従来のエントリークラスのイメージを超えるパフォーマンスを発揮している。165Hzのゲーミング液晶ディスプレイ、4ゾーンバックライトのキーボードを搭載することと合わせて、ゲームをカジュアルに楽しむためのPCとして満足できる内容になっている。

 それでいて、プライスも魅力的だ。NEXTGEAR J6-A5G50GN-Aの直販サイトでの販売価格は、評価機と同じ構成のベースモデルで12万4800円、SSD容量を500GBに変更すると13万2500円になるが、これでも十分魅力的で、コストパフォーマンスは上々といえる。

 なお、NEXTGEAR J6シリーズのラインアップには、メモリ32GB/SSD 500GBのベースモデル(13万9800円)の他、メモリ16GB/SSD 500GBでGPUもNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUに強化した13万9800円のベースモデル(台数限定で、+1万円でSSDが増量するなどお得なトリプルアップグレードキャンペーンを実施中)など合計6種類のベースモデルが用意されており、それぞれBTOでカスタマイズ可能だ。

 注文時のオーダーフォームで構成を変更するとリアルタイムで価格が反映されるため、納得いくまで組み合わせを検討できる。興味があるならば、ぜひNEXTGEAR J6の直販ページを訪れてほしい。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年3月8日