快適な性能は当たり前! サイバーパンクな見た目も秀逸なゲーミングノートPC「Cyborg 15 A13Vシリーズ」を試して分かったこと(1/3 ページ)

ゲーミングPCは光る物が多いが、それとは異なるアプローチを取るモデルも存在する。エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)の「Cyborg 15 A13Vシリーズ」は、見どころが多いノートPCだ。

» 2024年02月28日 10時00分 公開
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 エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)から登場した「Cyborg 15 A13Vシリーズ」は、Intelの第13世代Core i7プロセッサとNVIDIA GeForce RTX LaptopシリーズのGPUを搭載したスリムタイプのゲーミングノートPCだ。スケルトンデザインやイルミネーション演出によるサイバーパンクな世界観、実売19万円前後から買えるコストパフォーマンスの高さも魅力だ。

 日本では、GPUやSSD容量が異なる3モデルが用意されているが、今回はCore i7-13620HとNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載したSSD 1TBのモデル「Cyborg-15-A13VFK-4125JP」を評価機として入手した。実機でその魅力を見ていこう。

エムエスアイコンピュータージャパン MSI ゲーミングノートPC Cyborg 15 A13Vシリーズ MSIのCyborg 15 A13Vシリーズは、第13世代Core i7とNVIDIA GeForce RTX 40シリーズ Laptop GPUを搭載した15.6型ゲーミングノートPCだ。サイバーパンクな世界観の演出、求めやすい価格も魅力である

デザインと光で魅せるサイバーパンクな世界観

 Cyborg 15 A13Vのデザインテーマは「サイバーパンクの世界」。近未来を彷彿とさせる半透明デザインを底面のカバーやヒンジ部などに取り入れるとともに、WASDキーも半透明で内部が見える仕様になっており、キーボードバックライトが点灯するとひときわ鮮やかに光り、気分を盛り上げてくれる。

 このキーボードバックライトは、ゾーンごとに発光色を決められる4ゾーンRGB LEDバックライトなので、発光パターンもさまざま楽しめる。

エムエスアイコンピュータージャパン MSI ゲーミングノートPC Cyborg 15 A13Vシリーズ 液晶ディスプレイの天面は一見シンプルなデザインだが、カメラの裏やエッジ、ヒンジ部などが半透明の仕様になっている
エムエスアイコンピュータージャパン MSI ゲーミングノートPC Cyborg 15 A13Vシリーズ 底面は半透明のデザインが全面に採用されている。通気口を利用した大胆なロゴの表現も印象的だ
エムエスアイコンピュータージャパン MSI ゲーミングノートPC Cyborg 15 A13Vシリーズ キーボードも、WASDキーや電源ボタンが半透明になって内部が見える
エムエスアイコンピュータージャパン MSI ゲーミングノートPC Cyborg 15 A13Vシリーズ 「MSI Center」ユーティリティーに統合されている「Mystic Light」で、キーボードバックライトの発光カラーやパターンを設定できる
キーボードバックライト発光の様子

GeForce RTX 4060 Laptop GPU搭載で快適なゲーミング体験を実現

 ゲーミング体験を大きく左右するGPUには、NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU(グラフィックスメモリは8GB)を搭載している。

 2023〜2024年発売のゲーミングノートPCでの採用例がダントツに多い定番GPUで、現行のゲームタイトルをフルHD(1920×1080ピクセル)で高画質かつ快適なプレイができる描画性能とAI処理性能を備える。また、クリエイティブ用途でもGPUの活用が進んでおり、動画のプレビューやエンコード、AIを活用した超解像処理、ノイズ除去などを高速に行えるメリットがある。

エムエスアイコンピュータージャパン MSI ゲーミングノートPC Cyborg 15 A13Vシリーズ グラフィックス機能として、NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUを備える。グラフィックスメモリは8GB(GDDR6)で、現行のゲームタイトルを高画質で快適にプレイできるパフォーマンスを備える
エムエスアイコンピュータージャパン MSI ゲーミングノートPC Cyborg 15 A13Vシリーズ 最大グラフィックスパワーは45Wだ。薄型のボディーのためか控え目に設定されている

パフォーマンス志向の第13世代Core i7を搭載

 本機のCPUは、Core i7-13620Hを搭載している。ノートPC向けの第13世代Coreプロセッサ(開発コード名:Raptor Lake)の中でもゲーミング/クリエイティブ用途を意識した高性能モデルだ。

 先代機(Cyborg 15 A12Vシリーズ)が搭載していたCore i7-12650Hから、最大周波数がPコアで200MHz、Eコアで100MHz上昇し、順当にパワーアップしている。

 なお、同世代のゲーミングノートPCで採用例が多いCore i7-13700Hと比べると、電力効率優先のEコアや内蔵GPUの実行エンジンを少し省いて低コスト化している。とはいえ、性能に大きく貢献するPコアについては、Core i7-13700Hなどの上位のモデルと同じ6コア(12スレッド)あるため、性能は優秀でコストパフォーマンスに優れる。

 また、メモリは16GB(DDR5 8GB×2)、ストレージはPCI Express対応SSDを1TBと、ゲーミングPCとして実用十分な内容だ。

 また、同社の公認サポート店では、購入後のメモリ増設に対応しており、本製品については最大64GBまで増やすことができる。公認サポート店のリストはWebページで公開されている。このような増設サービスは他社ではあまり例がなく、同社製品ならではの強みだ。

エムエスアイコンピュータージャパン MSI ゲーミングノートPC Cyborg 15 A13Vシリーズ CPUはCore i7-13620Hを採用する。性能優先のPコアを6基(12スレッド)、電力効率優先のEコアが4基(4スレッド)で合計10コア16スレッドという仕様だ
エムエスアイコンピュータージャパン MSI ゲーミングノートPC Cyborg 15 A13Vシリーズ メモリは16GB(8GB×2/DDR5-5200)を搭載している
エムエスアイコンピュータージャパン MSI ゲーミングノートPC Cyborg 15 A13Vシリーズ ストレージはPCI Express SSDを1TB搭載する。評価機のSSDは、Western DigitalのWD PC SN560だった
エムエスアイコンピュータージャパン MSI ゲーミングノートPC Cyborg 15 A13Vシリーズ CrystalDiskMark 8(ひよひよ氏・作)のスコア。ゲームがストレスなくプレイできる性能を持っている
エムエスアイコンピュータージャパン MSI ゲーミングノートPC Cyborg 15 A13Vシリーズ メモリ増設サービスを行っている公認サポート店のリストはWebページで公開されている

 続いて、気になる冷却システムを見ていこう。

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