マウスコンピューターのクリエイター向けノートPCに、1kgを切る軽量モデル「DAIV Z4-I7I01SR-A」が登場した。実際のパフォーマンスや使い勝手を実機で試してみた。
マウスコンピューターの「DAIV Z4-I7I01SR-A」は、同社のクリエイターPCブランド「DAIV」の14型クリエイターノートPCだ。
1kを切る超軽量な薄型ボディーに12コアのパワフルなCPU、業界標準を満たす色域の画面を搭載し、いつでもどこでもクリエイティブワークができる製品となっている。実機を入手したのでレビューしよう。
なお、標準構成のDAIV Z4-I7I01SR-A(Z4I7I01SRACAW101DEC)は、メモリが16GB(8GB×2)、ストレージのSSDが500GBとなるが、今回はメモリを32GB(16GB×2)、SSDを1TBにカスタマイズした状態で紹介している。
本機のボディーは、DAIVブランド最軽量の約975gと1kgを切る。ボディーの素材にマグネシウム合金を採用することで、頑丈さと薄型軽量のフォームファクターを両立させている。具体的なサイズは、約308.8(幅)×213(奥行き)×16.4(厚さ)mmと、ブリーフケースタイプのビジネスバッグにもスマートに収まり、楽々と持ち歩ける。
金属の質感をシンプルに生かした外観も好印象だ。表面をサンドブラスト加工で上品に仕上げられ、すべすべとした手触りで手の脂などが付きにくいのもうれしい。
バッテリー容量は約52Whで、公称のバッテリー駆動時間は約11時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0)だ。標準装備のACアダプターも小型軽量(実測の重量は231g)で、携帯性は申し分ない。
USB Power Delivery(PD)にも対応したUSB Type-C端子も備えており、USB PD対応機器を活用した柔軟な運用が行える。充電もUSB PDで可能だ。
BTOでは、本製品で利用できるUSB PD対応アダプターも注文時に同時にオーダー可能になっている。出力65Wの軽量タイプ(約215g)と、2系統同時利用可能な出力100W(約290g)の2タイプがあるので、運用スタイルに合わせて選ぶことができる。このように同時に手に入れられるのは便利だし、安心感もある。
本機の基本スペックは、CPUがCore i7-1360P、メモリが16GB(8GB×2/DDR5-4800)、ストレージは500GB SSD(PCIe 4.0 x4対応)と必要十分な内容だ。BTOでのカスタマイズに対応しており、メモリは最大64GBまで、ストレージは最大4TBまで選択できる。
同じ14型のDAIV Z4シリーズには、外部GPUとしてNVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPUを搭載したNVIDIA Studio認定モデル(Z4I7G50SRBCBW101DEC/Z4I7G50SRBCBW102DEC)もあるが、本製品はより持ち運びやすさを重視したモデルということで外部GPUは省かれている。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年5月27日