AIで競争力を高めたい企業が「インテル Gaudi 3 AI アクセラレーター」の導入を検討すべき理由とは?(1/4 ページ)

インテルが投入するAI(人工知能)の学習/推論処理に特化した「インテル Gaudi AI アクセラレーター」が、第3世代に生まれ変わる。その特徴をチェックしていこう。

» 2024年06月21日 10時00分 公開
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 今、ビジネスシーンで最もホットなトピックの1つといえば「AI(人工知能)」だろう。AIを活用した競争力の向上は、多くの企業が直面しているテーマといっても過言ではない。

 「これからAIの開発や運用を本格化したい」、あるいは「AIの新規開発/運用をはじめたい」という企業の担当者の皆さんに、ぜひ知っておいてもらいたい製品がある。それが「インテル® Gaudi® AI アクセラレーター」だ。

 Gaudiは半導体大手のインテルが開発したAI処理を高速に行うことに特化した「AIアクセラレーター」と呼ばれる専用ハードウェアで、最新世代の「インテル® Gaudi® 3 AIアクセラレーター」は、先代の「インテル® Gaudi® 2 AI アクセラレーター」から大きな進化を果たし、大規模AIモデルの開発/運用に最適なソリューションとして非常に魅力的な仕上がりとなっている。

 とはいえ、「そもそも『Gaudiって何?』」と思っている人もいるはずだ。「他のAIアクセラレーターやGPUを使ったAI処理と比べて性能や電力効率、コスト効率はどうなのか?」「既に構築された(構築途中の)AI環境との互換性はあるのか?」どうなのか――気になる点もたくさんあるだろう。

 先日開催された「Intel AI Summit Japan」では、そうした疑問に答えるセミナーも開催された。本稿では、その模様も交えて、インテル Gaudi 3 AI アクセラレーターについて掘り下げて見ていきたい。

Gaudi 3 インテルのAIアクセラレーター「インテル® Gaudi® AIアクセラレーター」は、AIの開発/運用を考えている企業の担当者なら知っておくべき存在だ。最新版の「インテル® Gaudi® 3 AIアクセラレーター」は順次出荷が始まっている
AI Summit インテルはAIの利活用に関するセミナーイベント「Intel AI Summit Japan」を6月6日に開催した。このイベントでは、Gaudiシリーズを含む同社の広範なAIソリューションが紹介された

AI処理専用に作られたアクセラレーター「Gaudi」

 先述の通り、GaudiはAIの処理の特化したAIアクセラレーターで、1つのシリコンパッケージにプロセッサーとメモリ、インタフェースが統合されている。

 Intel AI Summit Japan 2024では「昨今、AIのモデルやパラメーターがどんどん大規模化しており、学習だけでなく、推論の場面でも高いパフォーマンスが求められつつある。このような状況を踏まえて、大規模ワークロード向けのソリューションとして開発した」と、Gaudiシリーズの設計思想を説明された。

 ターゲットをAIの学習/推論処理に絞っていることもあり、「HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)で求められる処理には向いていない。しかしその分、AIで求められる処理において、CPUやGPUと比べてパフォーマンス、コストパフォーマンス、そして電力効率の面で優位」なことが特徴だ。

 さらに、Gaudiシリーズは超大規模AIモデルにまで対応できる高いスケーラビリティ(拡張性)を備え、開発の現場で求められる使いやすさも「最初から考慮して開発されている」という。詳しい内容については、これからチェックしていく。

Gaudiの概要 Gaudiは超大規模AIモデル時代に向けて開発されたAIアクセラレーターで、現在は第2世代のGaudi 2が主力製品となる。推論/学習における性能やコスト効率に優れる他、拡張性、使いやすさ(ソフトウェア互換性)も考慮されている
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年6月27日