マウスコンピューターのビジネス向けノートPC「MousePro L5-I5U01WT-A」は、ホワイトカラーのボディーだけでなく、数々の見どころを備えた1台だ。実機を試して分かったことをまとめた。
ご存じの通り、Windows 10の延長サポートが2025年10月14日に終了する。既にあと1年を切っており、PCのリプレースに本格的に取り組まなければと、検討している企業も多いだろう。担当者は頭を悩ませている最中だろうが、従業員のPCを更新することは会社全体の生産性を向上させる良い機会でもある。
というのも、在宅勤務の増加やオフィスのフリーアドレス化など、ここ数年で働き方やオフィス環境が大きく変わった企業は少なくない。今のオフィスや働き方にフィットするPCを選べば、生産性や業務効率の改善に大きく貢献してくれるだろう。
新たに導入するPCの候補は多数あるが、その中でお勧めしたいのがマウスコンピューターのビジネス向けブランド「MousePro」ブランドから登場した15.6型のスタンダードノートPC「MousePro L5-I5U01WT-A」だ。
USB Type-C端子やプライバシーシャッター付きWebカメラの標準搭載といったトレンド要素と、有線LANや光学ドライブといったクラシカルな装備を併せ持つ、明るいホワイトのボディーが特徴となる。実機を入手したので、その魅力をじっくり見ていこう。
本機のCPUは、IntelのCore i5-1335Uを搭載する。第13世代Coreプロセッサ(開発コード名:Raptor Lake)の中堅モデルで、ビジネス向けでは定番的な存在だ。
メモリはDDR4-3200を採用し、ストレージはM.2 SDD(PCI Express接続)を採用する。容量はBTOでのカスタマイズが可能になっており、メモリは最大64GB、ストレージは最大2TBまで搭載でき、高性能なブランドのSSDを指定することも可能だ。
標準の容量はメモリが8GB、SSDが256GBと必要最小限なので、必要に応じて増量すると良いだろう。特にメモリは、標準の8GBのみシングルチャンネルアクセスとなるため、CPUやCPU内蔵GPUが持つ本来のパフォーマンスは発揮できない。どうしてもコストを抑えたい事情がある場合以外は16GB以上の構成がお勧めだ。
MouseProブランドでは初となる、ホワイトのカラーリングも印象的だ。ボディーはパキッとした鮮やかなホワイトで統一されており、ブラックやグレーカラーといった一般的なビジネスPCの堅い見た目とは異なり、明るく親しみやすい印象を受ける。
明るい雰囲気の自宅環境やカフェなどでも違和感なくなじむだけでなく、近年はオフィス改革や働き方改革の一環としてお洒落なコワーキングスペースを用意している企業も多いだけに、本機がフィットする現場は多いと思われる。
もちろん、イメージカラーとしてホワイトを採用している企業や病院の診察室やナースステーションなど、白を基調とした施設で使うPCとしても好適だろう。
ちなみに、本機のボディーサイズは約361(幅)×256(奥行き)×24.5(厚さ)mm、重量は約2.1kgだ。光学ドライブやテンキー付きのフルサイズキーボードを搭載しつつ、取り回しのしやすいサイズ感と重量に収まっている。MIL-STD-810G準拠の耐久テストをクリアしており、頑丈さも確保されている。
本機の特徴に挙げられるのがバッテリーだ。ユーザーが簡単に着脱できるカートリッジ式を採用しており、電源を取れない場所で長時間使う場合でも、スペアのバッテリーを持ち運ぶことで駆動時間の延長が可能だ。
また、バッテリーの劣化や故障などバッテリーを交換する必要がある際も、PC本体を預けることなく、ユーザー自身でバッテリーを交換できるので、ダウンタイムを最小限に抑えて使い続けられるのもうれしい。
付属のACアダプターは出力が45Wの仕様で、専用の丸型端子に接続する。USB Power Delivery(PD)に対応したUSB Type-C端子も備えており、市販のUSB PD対応のACアダプターも利用可能で、柔軟に運用できる。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2025年1月30日