ビジネス向けブランドのMouseProブランドだけに、法人が導入しやすいサポートやサービスも充実している。
保証期間は標準で3年間、最大で5年まで延長可能だ。リモート操作で導入、管理を行えるWindows Autopilotにも対応する。Autopilotで管理を行うためのIntune/Azure ADへのID登録代行サービスや、マスターイメージコピーサービスなども用意している(導入支援サービスは、法人窓口への相談が必要)。
最後に、ベンチマークテストの結果を掲載する。今回の評価機は最小構成で、CPUがCore i5-1335U(10コア12スレッド)、メモリが8GB、ストレージが256GB SSD、OSがWindows 11 Proという内容だ。
メモリがシングルチャンネルのため、CPU内蔵GPUを中心に本来のパフォーマンスは発揮できていないが、それでもCore i5-8250U(4コア8スレッド)を搭載した旧世代PCからは、いずれのテストでも大幅にスコアがアップしており、生産性の向上は間違いないところだ。カスタマイズでメモリを16GB以上にすれば、より快適に長く使えるだろう。
PCMark 10のスコア比較。日常操作(Essentials)、オフィス作業(Productivity)、コンテンツ制作(Digital Content Creation)、いずれも旧世代のPCを大きくリードしている
PCMark 10/Modern Office Battery Lifeの結果。Windows 11の電源設定は「最適な電力効率」で実施した。バッテリー残量100%から3%まで、ちょうど5時間駆動した
3DMarkのスコア比較。メモリ8GBのシングルチャンネルアクセスゆえ、性能はフルに発揮できていないが、それでもスコアは旧世代の約2倍ある。息抜きのブラウザベースのゲーム程度なら快適にプレイできるだろうこれまで、MousePro L5-I5U01WT-Aの内容をじっくり見てきた。多様な働き方にフィットする明るいホワイトカラーのボディーに、ビジネス向けのレガシーなインタフェースだけでなくトレンド要素を合わせ持つ機能性と現代的なパフォーマンスを備えており、生産性向上に向け、導入効果は間違いのないところだ。
本機の標準構成価格は15万円を切る14万5860円と、コストパフォーマンスも優れている。管理の手間を減らせるWindows Autopilotへの対応や最長5年の定額保守オプションなど、法人が導入しやすい体制もしっかりと整えており、Windows 10の延長サポート終了に備えたい企業だけでなく、生産性向上を実現したい企業が求める条件がそろっている。導入候補として、ぜひ注目してもらいたい製品だ。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2025年1月30日