ビジネス向けだけどホワイト！ 光学ドライブ内蔵でほぼ全部入りの「MousePro L5-I5U01WT-A」をお勧めする理由（2/3 ページ）

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光学ドライブを標準搭載

　もう1つユニークな点は、DVDスーパーマルチドライブを標準で内蔵しており、CDやDVDなど対応メディアでの読み出し／書き込みが可能だ。

　光学メディアの読み書きをするのに外付けの光学ドライブを接続する必要がないため、データ資産を光学メディアで管理し、書き込みや読み出しが必要な現場にとっては便利だろう。

　BTOメニューでは、CD／DVD／BDといった全てのメディアで読み出し／書き込みが行えるBlu-ray Discドライブや、読み取り専用のDVD-ROMドライブを選択することもできる。セキュリティや情報管理の観点からデータの受け取りのみに機能を制限したい場合にも対応可能だ。

右側面にDVDスーパーマルチドライブを標準で搭載している。光学ドライブが必要な現場でも便利に利用できる。BTOメニューではBlu-ray Discドライブや読み取り専用のDVD-ROMドライブ、光学ドライブを省くといった構成も選べる

新旧の端子を網羅！　Webカメラはプライバシーシャッター付き

　オフィス向けモデルらしく、豊富な端子類を備えるのもトピックだ。USB端子も、USB Standard-Aを3基、USB Type-Cを1基搭載する。USB Type-C端子は、ディスプレイ出力（DisplayPort Alternate Mode）とUSB PDにも対応している。

　ディスプレイ出力としては、USB Type-C端子に加え、家庭用TVを含めて広く普及しているHDMI出力端子、プロジェクター接続用として長く主流だったアナログRGB出力（D-Sub 15ピン）も標準で備えている。さらに、有線LAN（1000BASE-T対応）とSDメモリーカードスロット（UHS-I対応）も装備する。

　旧来からオフィス需要の高い端子と新しい端子を兼備しており、過去の資産を活用しているオフィスから、ケーブル1本でディスプレイ接続や充電が可能なUSB Type-C端子を中心としたスマートな先進環境まで、幅広い用途で対応できる。

　液晶ディスプレイ上部にあるWebカメラ（約100万画素）はプライバシーシャッター付きだ。不要な時は物理的にレンズを隠して確実に機能を無効にできるため、意図せず映像が配信されてしまう不安も解消できる。

前面。向かって左側の下部にSDメモリーカードスロットがある

背面部にカートリッジ式のバッテリーを搭載している

左側面。奥側からDC入力（ACアダプター）、有線LAN、D-Sub 15ピン、USB Type-C（USB 3.2 Gen 2／10Gbps対応）の各端子が並ぶ。排気口を挟んだ手前側に、HDMI出力とUSB Standard-A（USB 3.2 Gen 1／5Gbps対応）がある

右側面には、手前側からヘッドフォン出力、マイク入力、USB Standard-A（USB 3.2 Gen 1）、USB Standard-A（USB 2.0）の端子がある。光学ドライブの奥に盗難防止ワイヤー接続用のセキュリティロック・スロットを用意する

液晶ディスプレイ上部に約100万画素のWebカメラとアレイマイクを内蔵している

Webカメラにはプライバシーシャッターが付いており、意図しない映像配信を確実に防げる

Sound Blaster Studio／CrystalVoiceユーティリティーが標準で導入されている。マイクのノイズキャンセリングや声を聞き取りやすくする機能が用意されており、ビデオ会議を快適に行える

BTOカスタマイズで選べるeSIM＋microSIMの両対応！

　通信機能は、有線LAN（1000BASE-T）の他にWi-Fi 6E対応の無線LANと、Bluetooth 5を標準装備する。

　BTOでのカスタマイズでは、NTTドコモ／au／SoftBankのバンドに対応した4G LTE対応のWWAN機能の追加が可能だ。microSIMはもちろん、オンラインでの開通手続きだけで利用できるeSIMにも対応しており、microSIMとeSIMの使い分けにも対応している。

バッテリーを外すと、microSIMスロットにアクセスできる（評価機はWWAN非対応モデル）

6点入力に対応したテンキー付きのキーボードを装備

　本機が搭載する15.6型の液晶ディスプレイは、1920×1080ピクセル（フルHD）と標準的な解像度を備える。広視野角パネルを採用しており、斜めから見ても視認性が低下しない。パネル表面はノングレア仕上げで、照明などが映り込みにくい。

　キーボードはテンキー付きで、MicrosoftのAIアシスタント「Copilot」を起動するためのCopilotキーも備えている（※本機はCopilot+ PC準拠のモデルではありません）。キーピッチは約19mmと十分な間隔があり、配列も素直で使いやすい内容だ。点字入力アプリケーションで6点入力を行うための6点入力（6キー同時認識）にも対応している。

15.6型で1920×1080ピクセル（フルHD）表示対応の液晶ディスプレイを搭載している。パネル表面はノングレア仕上げで、照明などが映り込みにくい

液晶ディスプレイは約125度まで開く

キーピッチは約19mmと十分な間隔があり、キーストロークも約1.8mmと深めに確保されている。点字アプリケーションの6点入力にも対応する

3列仕様のテンキーを装備しており、数値入力を頻繁に行う業務でも使いやすい。通常キーとテンキーの間は少し広めに間隔が取られている

キーボードの手前に、高精度のタッチパッドを装備する。物理ボタンを省略せずに備えており、パッドとの一体型ボタンに慣れていない人でも確実に操作できる