15.3型の液晶ディスプレイは2560×1600ピクセル(WQXGA)表示に対応しており、ノングレア仕様で色域もsRGB比で100%をカバーするだけでなく、120Hzの高リフレッシュレートにも対応している。映像も文字もくっきりと表示され、オフィス作業から動画鑑賞まで幅広く活躍してくれる。
キーボードは日本語JIS配列で、LEDバックライトを内蔵する。キー配列にクセはなく、タイピング音も静かで快適だ。広いパームレストと大きめのタッチパッドも相まって、長時間の作業にも向いている。
インタフェース面では、USB4対応のUSB Type-C(最大40Gbps/USB PD/DisplayPort Alternate Mode対応)端子と、USB Type-C(USB 10Gbps/USB PD/DisplayPort Alternate Mode対応)端子が1基ずつ、USB Standard-A(USB 5Gbps)端子を3基搭載する。
さらにHDMI出力端子と1GbE対応の有線LAN端子、SDメモリーカードリーダー(UHS-I対応)も備えており、必要十分な拡張性を確保している。
左右と背面に端子が分散されており、周辺機器との接続や配線の取り回しもスムーズに行える。USB Type-C端子とHDMI出力端子を組み合わせることで最大3画面の同時出力にも対応しており、マルチディスプレイ環境でも活用できる。
液晶ディスプレイ上部には、約200万画素のWebカメラを備えている。Windows Hello対応のIRカメラとプライバシーシャッターも内蔵され、セキュリティと実用性のバランスも取れている。
Copilot Readyな本製品だが、特別なソフトを追加しなくてもPCを開いてすぐにAIの便利さを体感できる。
例えば「Windows スタジオ エフェクト」では、Webカメラの映像に対してリアルタイムで背景ボカシやアイコンタクトの補正、自動フレーミングといった効果を適用できる。オンライン会議の映像を手軽に整えられる上に、NPUによる処理で全体のパフォーマンスへの影響も少ない。
これにより、従来はCPUやGPUを利用していた部分をNPUにオフロードすることで、システムへの負荷分散、バッテリー駆動時間の延長を実現している。
「コクリエイター」は、ペイントアプリ内でテキスト入力やラフスケッチを元にAIが画像を生成してくれる機能だ。DALL・Eベースの生成エンジンをローカルで利用でき、アイデア出しやプレゼンテーション資料の素材作りなどに活用できる。
「ライブキャプション」は、PC上で再生された音声をリアルタイムで字幕化できる機能で、日本語を含む複数言語に対応している。動画視聴や会議の聞き逃し防止に役立つ他、英語以外の音声を英語に翻訳表示することも可能で、英語で字幕を読みながら内容を把握したい人にも役立つ。
そして「リコール」(原稿執筆時はプレビュー版)は、PC上の操作履歴を自動で記録/保存し、後から自然言語で検索できる機能だ。過去に開いたファイルや見ていたWebページを「昨日の午後に確認したPDF」といったあいまいな表現でも探し出せるのが魅力で、作業効率を大きく高めてくれる。
これらのAI機能は全てWindowsに標準で組み込まれており、mouse B5-A7A01SR-AのようにCopilot+ PCに対応したモデルなら、インストールや設定なしですぐに活用できる。AIを特別なものとしてではなく、日常の延長線上で使える点が、このmouse B5-A7A01SR-Aの最大の魅力だ。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2025年6月21日